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カテゴリ:ショウケース( 9 )
「どんどんはやく走れる廊下と、かっこいいお別れのあいさつ 」 清野仁美パフォーマンス
みなさん、こんにちは。藤本です。もうすぐ2013年度が終わり、桜も咲き始めるそんな折。
3/21(金・祝)、清野仁美さんによる参加型パーフォーマンス「どんどんはやく走れる廊下と、かっこいいお別れのあいさつ 」を開催しました。

アーカスプロジェクトでは2013年度よりショウケースというプログラムを月1回のペースで実施しています。ショウケースとは、日常空間(主にアーカススタジオのサロン)に1つの作品を展示し、じっくり向き合うというものです。展覧会とは違った鑑賞体験を提供することを目的としています。そのショウケースで今年度最後、10回目のアーティストとして清野さんをお迎えしました。
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彼女は、自身の身体を媒介として作品制作をしているアーティストで、今回は彼女のパフォーマンスを収めた映像作品を発表しています。
しかし、やはりライブのパフォーマンスが観たい。彼女の本領を観たい。観せたい。…ということで短い時間の中で準備していただき、パフォーマンス実施という運びになりました。

まずは、ご本人から少なく説明があります。この説明を聞いた時点では、細かいことはまだよくわかりません。
でも、少しどきどきするような美しく、はっきりとした口調で説明が進みます。彼女の中では、参加者や観客に伝えるべき言葉と、伝るべきではない言葉がはっきり定まっているように見えました。
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さて、まずは本番前の試走が始まります。
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参加者たちは、順番に全速力で廊下を疾走します。
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そして、本番です。
参加者は、塩が大量に入った袋(それには穴が開いていました。)を抱えて全力疾走します。
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穴から徐々に塩がこぼれ…。
もしかしたら「どんどんはやく走れる廊下」というのは、持っているものがどんどん少なく、軽くなって、走るスピードがあがっていく、ということなのかもしれません。
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床に散乱した塩が掃かれ、劇的な道ができ、
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道の先では、
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観客たちは、自然と息をひそめました。
時間の進み方は、実は自在に決定できるのかもしれない、というくらい不思議な時の流れ方でした。

映像作品としての出来も非常に楽しみです。
by arcus4moriya | 2014-03-21 22:58 | ショウケース | Comments(0)
3月21日 - はんぶんはあなたの絵 - ワークショップ
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アーカススタジオでは、「泡の中で別の場所」自主企画展示中のアーティストたちによるワークショップ、- はんぶんはあなたの絵 - を開催しました。
スタジオの一室がカーテンで仕切られて二つの部屋に。それぞれに机といす、様々な画材が並びます。
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アーティストたちは同じ画面の上で絵を描くことにおいて、想像しながら他者の残した続きの形や色をたどって自身の表現を繰り返し一枚の作品に仕上げる、という行為を参加者の皆さんと試みました。

4つに折った画用紙の一段目。
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ちょっとはみ出した二段目のところをヒントに、隣の部屋の人と場所を交換して、次の絵を描きます。
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1段目の絵は折り畳まれているので、何が描かれているかはわかりません。
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時には、カーテン越しの隣のチームの会話を聞いて、何を描いているのか想像しながら、(時には嘘の情報も話しながら?!)筆を進めます。制限時間を15分くらいにして、3段目へ。
左側チームと
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右側チーム、相互に入れ替わります。
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ちょっと似た色や、つながる線を利用して、絵ができてきます。
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最後にカーテンをオープン!
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皆で並べて、一枚の絵がどう変化していったかを見てみます。
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どこか似ていたり、どこか、全く異なるものに変わっていたり。他者と共有しながら感じたままに描く事で創造力を働かせて遊びのような感覚で表現してもらいました。一枚の作品だけど、はんぶんはあなたの絵、になったようですね。
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by arcus4moriya | 2014-03-21 14:56 | ショウケース | Comments(0)
ショウケース vol.8 杉浦大和
ショウケースvol.8 は地元在住の作家、杉浦大和さんの回。

回覧で回ったときに、実はひとつの作品だけではなく、3枚の絵が市内に回っていました。
そして、モノクロの画面から何を表現しているかを想像させようとする、色彩の濃淡のみが表されていました。

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これらの絵画が実際にスタジオに展示されると、教室の静けさの中にリズム感のある彩りがみえてきました。濃淡だけではわからなかった、カラフルな画面が。

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スタジオの中に絵画がある光景は、レジデンス期間中にもメモ的なものやドローイングなどはあれど、あまり見る機会が多くはないので、しつらえ方も新鮮です。音楽のリズムにも似た、色彩が重なり合う、または寄り添い合うリズムをその筆跡から静かに感じられる空間になっていました。

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                                 撮影:村上圭一
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                                撮影:村上圭一
by arcus4moriya | 2014-01-25 16:14 | ショウケース | Comments(0)
ショウケースvol.6 小中大地 「はがれ目ゴブリン」
11月19日から開催していた、ショウケースvol.6 小中大地「はがれ目ゴブリン」
ゴブリン博士として9月にいばキラTVにも出演した小中君。あれからだいぶすっきりしたようで。
以前から、訪れてはゴブリンを残していってくれていた小中君が久々に現れたアーカススタジオ。
ここには今年のレジデントが既に待ち構えていたようです。

はじめはこんな出会いが。以前のブログでも紹介しましたね。
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小中君という日本人アーティストに出会って、一つの共通点を見いだしたレジデントアーティスト達。
ショウケース展示設営でスタジオに来る度に、「daichi~daichi~!」と呼ばれるように。交流は深まっていきました。
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こつこつと、もりや学びの里の二階の廊下を歩き回りながら、何かを探しては増殖していく小中君。
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どこに着目したのかというと。

「壁」。
しかも

「はがれ目」。

こんなふうに、校舎の壁の塗装がはがれているところって、ありますよね。
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今までにもゴブリン博士の小中君は、様々な場所で「ゴブリン」を作り出してきましたが、病院学校も既にゴブリン発見済み。
最近では筑波大学が開発したネットワーク衛星「結」の応援キャラクター「ゆいぬ」も小中君の作品だったりして、宇宙までゴブリンの一部(のようなもの?!)が飛び出しています。
それではアーカススタジオ近辺ではどんなゴブリンが見つけられるだろう?
とリサーチした結果。
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これはほんの一部です。
二階の端から端まで、ここかしこに「はがれ目ゴブリン」が現れてきます。
薄い紙をはがすと、ただの塗装はがれなのに、それぞれがとても愛らしい表情をしていました。
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学びの里に訪れる、サークルさんや親子連れの方々もフラッと立ち寄れる、通り道の廊下に、
小中君の「はがれ目ゴブリン」がお出迎えしてくれていました。
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ここで全てをお見せできませんが、その数たるや、数えきれず...そうそうたるメンバーのゴブリンが大集合していたようです。ちょうど、オープンスタジオの時期とも重なったので多くの方にご覧いただけたかと思います。

小中君のブログからもこのように記されていました。

やはり海外からきたレジデントアーティストが、最ものぞむであろうことの一つは日本で制作活動をしている日本人アーティストとの出会いだと思います。アーカスも昨年度までは日本人ゲストアーティスト枠を設け、少しでも日本人の若手アーティストと出会うことによって日本人アーティストも良い影響を受けながら、海外へも目を向けることを意識して活動できるよう、そしてレジデントアーティストにとっても、日本でアーティストと交流してネットワークを広げることがいつか財産となるよう、そんな仕組みが続けられていました。

今年度ついに、日本人ゲストアーティスト枠がなくなったことでさらに国際レジデンスプログラムの「価値」として日本人アーティストへ向けたAIRの魅力や、多くの情報を共有しあえる機会が減ってしまったことは、スタジオとしては残念なことでもありました。
アーティストがどのようにサバイブしていくのか、世界ではどんなことが起きているのか、自国と比べながら些細なことでさえも世界共通の話題がシェアできるのも、アーカススタジオの特徴です。ここに日本人の若手アーティストがいたら実に有意義な時間が過ごせるはずなのにと思うと、経済的な理由とはいえ、惜しくて仕方ありません。
しかしながら、このようにして日本で制作活動を地道に進めているアーティストと出会えたレジデント達には、きっと小中君の印象が日本人アーティストとしての印象のひとつとしても残ったのではないでしょうか。


レジデントの滞在中にショウケースを開催し、新たな体験をしたゴブリン博士の小中大地君。
年が明けたら守谷市内の小学校にてワークショップをするために派遣されます。詳細は後ほどお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
by arcus4moriya | 2013-12-14 14:51 | ショウケース | Comments(0)
ショウケースvol.6 小中大地さん 新聞で紹介していただきました。
ショウケースvol.6小中大地さん 始まりました!
詳しい内容はこちらです。
会期中もゴブリン博士は時々やってきて、次第にゴブリンが増えて行く予定です。
運がよければゴブリン博士に会えるかも?
朝日新聞茨城版に紹介されました。
学びの里は紅葉もきれいです。ぜひおでかけください。
by arcus4moriya | 2013-11-21 12:13 | ショウケース | Comments(0)
ショウケースvol.6 小中大地さん ただいま制作中です!
毎回ひっそりとスタジオにたたずむ「ショウケース」。
11月19日(火)から始まる次の展示は、小中大地さんです。
現在初日をめざして時々スタジオに来て制作中です。

制作中に、滞在している他のレジデントアーティストとの交流も生まれています。
お互いのスタジオを行き来したり、場所や道具を少しの間かしてもらったり。
ショウケース、こんな展開もアリなんです!
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by arcus4moriya | 2013-11-15 14:23 | ショウケース | Comments(0)
ショウケースー坂 裕子ー
ただいま、アーカススタジオ・サロンでは、ショウケースと題してひとつの作品をじっくり鑑賞するプログラムを実施しております。
第5回目となる今回は、茨城県つくば市生まれ、同県龍ケ崎市在住のアーティスト坂裕子さんの立体作品「Mt.KAKURENBO feat. Mt.TSUKUBA」をご覧いただけます。
(開催期間:10/22(火)〜11/9(土)(日・月・祝日・11/2(土)・5(火)を除く開館中、常時公開))

作品タイトルからも想像できるように、彼女の個人的思い入れの強い「筑波山」が、美しい刺繍によって構築された作品です。真近で見た人にしかわからない繊細な手作業と、ユーモラスで具象的な模様が織りなす作品をぜひ目の当たりにしてください。
見る度に新しい発見のある、層の厚い作品だと思います。
写真では全てをお伝えしないことにします。
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こちらがアーティストのコメントです。

「生き物たちで筑波山をつくりました。
さまざまな形がかくれています。
"何が本当なのか" 探しにいらしてください。」

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ぜひ、アーカススタジオへお越しください。
by arcus4moriya | 2013-10-30 13:29 | ショウケース | Comments(0)
回覧板作業
今日は10月10日に市内に配られる回覧板の作業をするために市役所に集合。
次の「ショウケースvol.5 - 坂 裕子 -」と、月末に行うオープンスタジオ#1のお知らせの印刷作業&梱包作業を行いました。
坂さんの情報は近日ホームページにアップしますので、どうぞお楽しみに!
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毎回、1700枚くらいの紙を印刷して、各地区別に封筒に入れる作業を行っています。
間違えるとその地区に直接届けなければならないので、黙々と枚数を確認しながらの作業です。
by arcus4moriya | 2013-10-08 14:08 | ショウケース | Comments(0)
石塚つばささんのショウケースが始まります!
明日から10月19日(土)まで、石塚つばささんのショウケースvol.4「家具をモチーフとするインスタレーションについて ひとびとがそれぞれのうちに絵を描くための装置とその記述法の模索」が始まります!
基本情報はこちらです。
現在、A4の紙にプリントされた作品が、市内の回覧板で巡回中です。
守谷市出身の石塚さんは、早速幼なじみのお友達に「作品みたよ!」と声をかけられたそうです。
ぜひ、回覧板だけでなく実際の作品を見に、学びの里でお越しください!
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by arcus4moriya | 2013-09-13 17:43 | ショウケース | Comments(0)


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