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カテゴリ:アーカス||シェア||スタジオ( 13 )
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その7:ダンス練習
皆さん、こんにちは。藤本です。
現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ も8/10(水)をもって終了しました。
その最終日も含めた2日間、スタジオ02では、ダンサー/パフォーマーの暁月さんがダンスの個人練習をしていました。
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汗で濡れた練習着を乾かしています。この日は良く晴れた気持ちの良い日でした。
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by arcus4moriya | 2016-08-10 13:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その6:自主企画「転次元原稿用紙空間布陣」
皆さん、こんにちは。藤本です。
8/9(火)に、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画「転次元原稿用紙空間布陣」を開催しました。企画者の中山開さんは、現在東京を拠点にしているアーティストです。

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原稿用紙は、日本、近隣のアジア独特の文章を書く為に作られた用紙と聞きます。調べてみると文章の量を計る際に、文字数でカウントするということも実は独特な捉え方のようです。
グリッドに合わせ文字を書くことに慣れ親しんだその意識を歪んだ原稿用紙により改めて意識することは、なにか違った次元の言葉を持てるきっかけとなるのかもしれないと思いました。
異なる言語空間の宇宙を広げてみようと思います。

中山開

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予約不要。開催時間14:00-16:00のあいだ、好きな時間に訪れて体験することができます。
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用意された数種類の歪んだ原稿用紙の中から1つを選び、その形から想像して文章を作成し、書きこみます。難しい場合は、フィクションの日記や未来日記をつけるような気持ちで書いてもよい、とのことでした。
原稿用紙を全て埋めてもよいし、そうでなくてもよい。

ちゃっかり参加していた私は円形のものを選びました。
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選んだ理由は何となく、でしたが、その原稿用紙を目の前にすると書く文章が自然とその「円形」に引きずられ、地球が丸いこととか地面が平らであることについて書き始めることになりました。
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最初は、「いきなり文章を作るのは難しいな。」と構えていましたが、中山さんが準備した変形の原稿用紙の形とそのときに目に映った景色だけで意外と筆は進み、他の参加者さんと話したことについて考えてみたりしているうちに完成しました。案外ヒントは少ない方がよいのかもしれません。むしろ、指示こそ少ないですが、ヒントは多かったと言えるかもしれません。
最終的に原稿用紙を全て埋めて、始まりと終わりの箇所がわからない文章になりました。

書き終わったら原稿用紙の形を切りとって
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グリッドの中を歩きながら、場所を選んで配置します。
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縦書きではなく横書きという選択肢もあるとは…!
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他の人の文章がとても気になるのです。
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改めて見ると、このスタジオはグリッドに溢れています。
今回だけではなく、さらに他の機会にこの文章たちが増えていく展開もあるかもしれません。どういった布陣になるのか楽しみな作品です。 
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言語についての疑問を言語だけを用いて解決していくのも素敵ですが、言語以外の方法を交えて自分たちの言葉にアプローチするのは非常に興味深い行為です。

…言葉が持っている言葉そのものの「意味」を無化した時に、そこには言葉の「形状(文字)」が残されるのでしょうか?はたまた形状(文字)だけのそれは「言葉」とはいえないのでしょうか?
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色んなことを考えた時間でした。                                      

                                                                                                           
by arcus4moriya | 2016-08-09 14:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その5:自主企画「カメラの眼」
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「カメラの眼」を開催しました。企画/講師の豊田朝美さんは守谷市在住のアーティストで、アーカスプロジェクトのサポーターでもあります。豊田さん企画のワークショップは前回の「みっけ!私の色(ブログはこちらから)に続く第2弾です。
対象は5歳以上。2人1組で参加してもらいました。
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ワークショップでは、野外に出てまずはじっくりと自然を観察します。「カメラの眼」といってもカメラを使うわけではありません。交互に2人のうちの1人がカメラマン、そしてもう1人がカメラ役になり、カメラマンが撮りたい光景をカメラ役の人はしっかりその眼(レンズ)で記憶し(撮影し)、絵にします(現像します)。

自然に親しむことを通して、観察力と集中力を高め、普段とは違うコミュニケーションのとり方で互いのことを考えることも目的の1つです。
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今回のサポートメンバーも紹介させていただきます。
左から野口さん(サポート)、奥村さん(撮影)、坂口さん[自然観察指導員](サポート)
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それではスタートです。
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ゲーム①ここから見えるものなーに?
まずは頭と体の準備体操です。ベランダに出て自分のいる場所から見えるものの名前を声に出し、数えます。
近くに見える植物や遊具、空。遠くに見える建物など、名前のわかるものはなるべく声に出しながらたくさん発見していきます。見えていても言葉にすることが難しいものも含め、わたしたちの周りは実に多くのもので構成されています。
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次はゲーム②フレーム遊び
の説明です。2人1組になって配られたフレームを使うゲームです。まずは、2人で風景のどの部分を切りとるか決め、その景色をよーく覚えます。
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続いて、1人は見ていた景色に背を向け、相手に投げかけられた質問に答えます。例えば「見えていた範囲に車は何台停まっていましたか?」などです。
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覚えるとなると、普段何気なく見ている景色も随分と情報量が多いということに気付きます。
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説明の後、屋外に出てゲーム②:フレーム遊びをやってみます。まずは2人で話して切りとる景色を決め、記憶します。
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その後は交互に質問を投げかけます。私も試しにやってみましたが、これがなかなか難しい。
「体育館の扉がまさか水色だったなんて…(外壁はあんなにもエメラルドグリーンなのに…)。」なぞとぼやきながら。
といった感じで皆さん少し苦労しながら取り組んでいるようでしたが、記憶する視点のスイッチが入り、ここから集中力が高まっていきます。
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いよいよ、ここから本番です。一旦集まって改めて「カメラの眼」の説明をし、
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ここからは、交互にカメラマン役とカメラ役にわかれて[撮影]→[現像]に挑みます。

まずは[撮影]。
カメラマン役の人は自分の撮りたい景色をフレームを使ってカメラ役の人に伝えます。
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カメラ役の人はその景色を眼に焼き付けます。
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カメラ役の人がしっかり記憶できたな、と思うところでカメラマンはカメラの肩をとんとん、とたたきます。これがシャッターを切る瞬間。

続いて、スタジオに戻って[現像]の作業に入ります。皆さん、一言もしゃべらずに黙々と描いています。記憶を辿りながら、そして忘れてしまう前に描き進めたいという緊張感が少しだけ感じられました。
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記憶を基に描くと、対象を見ながら描く時とは違う画面になります。
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例えば、フレームの中心にあったものや、集中して見ていた部分/覚えている部分が細かく描かれていて、その周りを構成しているものや風景など記憶が曖昧な部分はぼんやり描かれています。もしくはほとんど描かれていない場合もあります。
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私が豊田さんに「覚えていない部分はどうやって描けばいいの?勘で埋めていってしまってもいいのですか?」と質問すると、あくまで“記憶に基づいて描く”ということを大切にして、後からその記憶を歪めて描き込んでいく必要はない、という答えが返ってきました。ぼんやりした部分はそのままぼんやりしていてもよいのだそう。
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そうすることで、その人の視線(今回はカメラマンの撮りたかったもの)が画面に反映されるのが面白く、これがカメラのフォーカスの役割といったところでしょうか。ただカメラと違うところは、その焦点が縦横無尽に点在できるところです。

[現像]できたら、再び撮影ポイントに行って答え合わせしてみます。
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                                  (撮影:奥村昌平)


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大きな木が2本。小高い地面に丸く刈られた低木が4つ。鉄塔。赤白のコーンが3つ。青空の色。非常によく出来ています。
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そして、その結果をふまえて、スタジオへ。
他の人の作品を鑑賞した後に、皆さんに感想を述べてもらいました。
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「もやもやしている箇所も面白かった。普段使っていない目を使った気がした。」
「いかに、見ているようで見ていないか。」
「『覚えた。』と思っても線にしてみたら『あれ?』となってしまったり、そのギャップが面白かった。」
「自分が何に気をとられているか、とか、スパーンと抜けてしまっているところがあったり、自分のくせがよくわかった。」
など。最後に豊田さんから、
参加されている皆さんはおそらく絵を描くことが好きだという方が多いと思いますが、絵を描くためには、ものをみる力、観察力が大事。というお話がありました。
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自分の目・自分の頭、なのにどこまで意識が行き届いているかは時々他人のことのようにわからなくなります。そのわからなさをを時々思い出させてくれるこのような機会があるのは、とても有意義だと感じた2時間でした。
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by arcus4moriya | 2016-08-06 13:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ利用風景その4:デッサンクラス
皆さん、こんにちは。藤本です。
学生さんたちは夏休み真っ只中ですね。いかがお過ごしでしょうか?
今回は、現在実施中のアーカス‖シェア‖スタジオより、デッサンクラスのご紹介です。
利用者の宮嶋さんは、娘さんとそのお友達を誘ってデッサンクラスを計4回実施しました。参加者さんの多くは、中学校の美術部や文芸部に所属しているそうです。
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連続で参加している人もおり、回ごとにモチーフが変わります。
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最終日のモチーフは、

・紙袋
・白いスニーカー
・ガラスの器に乗った松ぼっくり

表面の質感が大きく異なるそれぞれのモチーフの描き分けを想像しただけでも、なかなか難易度が高そう…。
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最初に手作りの「デッサンのちょっとしたコツ」という紙が配られたようです。要点をおさえたアドバイスがわかりやすく書かれています。絵は中学1年の娘さんによるもの(すごい!)。A5というサイズ感もとてもかわいいです。
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約2時間集中してデッサン。
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最後には講評会。
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後半の2回は講評に参加させていただきましたが、皆さんの集中力には脱帽でした。決まったマニュアルに沿って描くだけでなく、自分の目が捉えたポイントを大事にすることも必要だと思います。その実現のためにマニュアル的描き方を利用するというような姿勢くらいでも良いのかもしれません。
参加者の皆さん、残りの夏休みも頑張ってくださいね!

アーカス‖シェア‖スタジオ にはこんな利用方法もあるんだな、と嬉しくなった計4日間でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
by arcus4moriya | 2016-08-05 13:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ利用風景その3:自主企画「書アート体験」
皆さん、こんにちは。藤本です。
7月29日(金)・30(土)、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「書アート体験」を開催しました。企画/講師の熊谷雲炎さんは守谷市在住の現代書家です。
ワークショップの対象は4歳以上。子どもから大人まで参加できます。
29日(金)は13:00と15:00の回、30日(土)はその2回に加えて11:00の回も実施しました。1回の体験時間は約1時間40分でした。
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最初に書にまつわる基本的なお話を聞き、その後は大きな毛氈に身体ごと乗って、まずは自由に筆を扱うための
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1. ひく
2. つく
3. ねじる
4. たたく

の練習です。例えば、「“ひく”線の場合、学校の書道の時間に習ったであろう“線を引くときは、ななめ45度から入る”というようなルールはあまり必要ありません。」や、「“たたく”では淡墨だと、美しい飛沫が生まれます。」というようなコツを教わりつつ、さまざまな表現に挑戦です。
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ちょっと変わったものを筆にしてみたり…これはフルーツなどの梱包によく使われているネット。
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同じ筆でも上の端を持つとコントロールしにくくなり、予想外のかたちが生まれます。
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私が見ていてハッとさせられたのは…
間違えて紙を2枚重ねて書いてしまった参加者がいて、下の紙にも墨が染み込んで滲みがついてしまっていました。この子に対して雲炎さんがしたアドバイスは、「その下の紙についた滲みを利用してさらに書き足してみても面白いかもね。」というものでした。
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1枚の紙の上に、異なる濃さの表情が同居している様子が何とも新鮮でした。
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今回使用している淡墨は雲炎さんがさまざまな材料を配合してつくったオリジナルのものです。写真一番右に見えるものは『黄山松雲』という古墨で大変古いものだそうです。非常に高価なもので、色が大変美しいとのこと。そういったことも聞いて初めて知りました。
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違う筆を3本まとめて使うという素敵な発想も生まれました。
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参加者は、たくさん制作した作品の中から気に入ったものを選んで落款(らっかん)を入れてもらいました。今回のために作った雲炎さん手製の「ARCUS」という落款です。
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押す場所によって作品が締まったり、より広がっていったりと、落款の妙。とでも言いましょうか…。見ていてとても面白いです。
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最後に全員の作品を並べての鑑賞会です。
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背後から入る自然光が、紙の透ける感じや、繊細な墨の表情を浮き上がらせ、床に置いてみていた時とは違った印象を与えてくれます。
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今回が初めての書道というお子さんもいらっしゃいました。こんなに本格的で自由な「書」を体験した参加者の皆さんの今後も楽しみです。
少し「書」に対するイメージも変化したのではないでしょうか?


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ちなみに、雲炎さんの前日までのご自身の制作風景もご紹介します。
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大きな筆を用いて書く場合は、ご自身の身体性、例えば身体の運びや呼吸などが作品の仕上がりに深く関わるそうです。
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by arcus4moriya | 2016-07-29 13:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その2:自主企画「みっけ!わたしの色」
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「みっけ!わたしの色」を開催しました。企画/講師の豊田朝美さんは守谷市在住のアーティストで、アーカスプロジェクトのサポーターでもあります。
ワークショップの対象は5歳以上。子どもも大人も参加できます。定員は10名、締め切りを待たずして予約はあっという間に埋まりました。
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ワークショップでは、野外に出てじっくりと自然を観察し、そこに溢れる色彩のなかから自分のお気に入りの色を探します。その色をさまざまな絵の具の混色により、紙の上に再現することに挑戦し、絵の具を掛け合わせた時に生まれる、自分だけの特別な色彩づくりを身につけることが目標です。
豊田さんが用意してきたゲームの様な方法を用いてすすめながら、観察力と集中力を高め、じっくり時間をかけて楽しみながら創作します。
つまり、創作の基本となる「ものを見る力をつける」という内容です。ものを作る前に、まずは“ものを見る”ことから!ということなんですね。
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今日のワークショップを実施するサポートメンバーのご紹介。
左から奥村さん(撮影)、八木さん(サポート)です。
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説明を終え、さっそくスタートです。

ゲーム①ここから見えるものなーに?
まずは頭と体の準備体操です。ベランダに出て自分のいる場所から見えるものの名前を声に出し、数えます。
近くに見える植物や遊具、空。(目の悪い私にはちょっとハードルが高い)かなり遠くに見える建物や電線。思い切って声に出しながらたくさん発見しました。わたしたちの周りは実にたくさんのもので構成されています。
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ゲーム②ここから見える色なんこ?
ゲーム①と場所を少し変えて、見える範囲の色を声に出しながら数を数えます。
参加者は、微妙に違う緑色を言葉で表現するのに苦労している様子。目で捉えられる膨大な色のなかで名前の付いている色は、ほんのごく一部だということに気付きます。
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頭と体がほぐれたところで、いよいよ色づくり開始です。
まずは豊田さんによる混色のデモンストレーションから。
(何も言われなくても、置かれた紫陽花を自然に観察し始める子どもたち。)
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目の前のパレットで、混ぜる絵の具の種類と量によりみるみるうちに変化していく色味。
皆さん、食い入るように見つめています。
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デモンストレーションが終わったら実践です。ゲーム①と②で見つけた色の中から気に入ったものの色を再現します。忘れたらまたベランダに見に行ったりしながら、パレットと紙の上を行き来し試行錯誤します。
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なかには、道具を持ってベランダに出て、なるべく近くで観察しながら色味をつめていく参加者も。
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休憩をはさみ、
次は対象物の近くに移動して、自分で決めたお気に入りの色をつくります。
教室内から見つけた色を基本に、再現する色を探しながら歩きます。対象物を目の前で観察しながら、色味をさらに近付けていきます。

…今日は梅雨の晴れ間で本当に暑い日。時々水分を取りながらの制作で大変ですが、その代わり、光が非常に美しい日でもあります。
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何の色をつくっているのかな、と思ったら…
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三角コーンの赤色!
でも実はこれがなかなか難しいのです。見る角度によって光の当たり方も変わり、そうすると色も違って見えます。目に見える色と光は密接な関係で繋がっています。一見、人工的なコーンの赤色も目で捉える時の条件によってその姿を変えます。先ほど、教室から見た時とは違うはず。よくよく観察するとわかります。
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こちらは、季節の紫陽花の真横に座って実践です。
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こちらは、制作の合間。
木漏れ日の中で時々吹く風が本当に気持ち良かったです。
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色づくりが完成したら、スタジオに戻って、互いの色を見る時間です。
今回参加してくれた皆さんは、絵を描くのが好きな人たち。やはり色を作りつつ、対象物を自然にスケッチしているものも見られました。
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全員の発表を受けて、最後に豊田さんからまとめです。
今回のワークショップで実践し、身につけた色づくりで大切なことは「続けていくこと」で、豊田さんが最後に「家に帰ってもできるだけやってみてください。」と言っていました。
絵の具で色をつくる作業はある程度は頭で理解できても、その先は非常に感覚的な世界です。対象物を見る繊細な視点と、その視点を持って読み解いた対象物の色味を再現するための絵の具の混色。ほんの少し絵の具の量が違うだけでも、大きく変化してしまい、思ったように色がつくり出せない瞬間を皆さんも味わったことがあるのではないでしょうか?
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きっと、この実験を繰り返すことによって、目と脳、指先が次第に結びつくような感覚を手にすることができるのだろうと改めて感じ、少し懐かしいような気持ちになりました。絵を描く人にとっては当たり前の感覚かもしれませんが、長い間絵を描いていないと忘れてしまうことかもしれません。
子どもたちにはぜひ次の図工の授業でも実践してみてほしいものです。

豊田さん、八木さん、奥村さん、参加してくれた皆さん。ありがとうございました!  

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そして、外での作業で疲れた様子だった子どもたちは、ワークショップ後の片付けが終了した途端、また絵が描きたくて仕方ないようで、黒板にも描き続けていました!
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by arcus4moriya | 2016-06-18 13:00 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その1:スタジオワーク
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
アーカスプロジェクトでは、現在「アーカス‖シェア‖スタジオ」を実施しています。
日本人アーティスト支援の一環として、レジデンスプログラム実施期間以外にアーティストに対してスタジオの開放を行っており、今年度は更に広く一般の方への貸出もスタートしています。(利用に関してご興味のある方はこちら!)今回ご紹介するのは、田中麻樹さんのスタジオワークの様子。
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絵画、デザインと多彩な活動をされている方で、アーカス‖シェア‖スタジオにおいては、植物をモチーフにした着物の模様を考案&制作しています。
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デスクに並べられた大量の花の写真も圧巻ですが、興味深いのは、壁に自由の女神の写真や、エンパイアステートビル、菩薩と思しき図像など、一見直接関係のなさそうなものも貼られていることです。
あ!クロード・モネのグランドデコレーションもありますね。睡蓮の池を描いたシリーズです。
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これらが直接的にか、間接的にか…いずれにせよどのように結びついていくのだろう?
と、勝手に妄想して楽しんでおります。

田中さんは連日スタジオで黙々と制作しています。創造的な活動を、こうやって場所を貸し出すというかたちだけでも協力できることが、やはり何だか嬉しいものです。制作している人が近くにいることで、良い空気が流れるような気がします。

田中さん、頑張ってください◎



6月18日(土)には、アーカス‖シェア‖スタジオを利用した、自主企画のワークショップ「みっけ!わたしの色」が実施されます。
企画者はアーティストでアーカスプロジェクトのサポーターでもある豊田朝美さん。
こちらの様子も次回のブログでご紹介します!どうぞお楽しみに。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          
by arcus4moriya | 2016-06-02 21:48 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
テーブルミーティングvol.9 パラ レル サイト関連企画
皆さん、こんにちは。藤本です。

現在「パラ レル サイト ー高倉吉規」が開催中です。これは、《スタジオ開放プログラム》といって、日本人アーティスト支援の一環として、レジデンスプログラム実施時期以外にアーティストに対してスタジオを開放する事業です。このプログラムで、高倉さんは油絵制作に取り組んでいます。

本日はその関連企画として、テーブルミーティングvol.9を開催しました。
スタジオの公開とあわせて、これまでの制作活動についてお話しいただきました。トークゲストとして、アーティストの草川誠さんもお呼びしました。その様子をお伝えします。

さて、トークの準備スタートです。旧知の仲のお二人は終始にこやかです。
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ちなみに、写真手前が高倉氏。奥が草川氏です。手前に広がる油絵の道具ですが…制作上、とても理にかなった配置や、一見ごちゃっと見えるのに、これまた制作上、ある意味かなり整頓された小綺麗な状態ともいえます。なんともリアルです。
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こういった些細なことでも、絵を描かない人が見たら新鮮であったり、絵を描く人にとっては「うんうん。」という共感があったり…。制作の現場で、制作途中のものも含め、生の作品を感じながら会話できるよう、スタジオ内でテーブルミーティングを開くことになったのです。

スタジオ内にはポートフォリオもたくさんありますよ。
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さて、チーフの朝重から紹介があり、トークが始まりました。
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何と、高倉さんが大学受験の頃に描いたデッサンをご持参。さすがにお上手です。そして少し懐かしい感情が胸をくすぐるような…
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自身の絵画制作の歴史を紹介してくれるようです。現在、短期で、東京藝術大学の講師を務める高倉さん。教え子さんも何人かいらしていたので、自分たちよりも若い頃の先生の作品はかなり興味深かったのではないでしょうか。
その後、話は学生時代の初個展や、その出来に納得がいかなくて何と半年後に同じギャラリーに即予約を入れたことなど、若く、精力的な制作人生を語っていただきました。これからアーティストを目指す若者にとっては、非常に実践的な知識になったと思います。
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そして、話は昨年文化庁海外研修制度研修員として1年間滞在したレバノン共和国での制作について。
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北から東にかけてシリアと、南にイスラエルと隣接し、ヨルダンも近くに位置しています。安定しない政治状況が日常と化した地域で、(定期的に街中で爆発があったり、建物に銃弾の跡が残っていたり。)作品をつくることについて考え続け、スタジオに通い作品を描き続けた日々だったそうです。
現在の高倉さんの作品はいわゆる抽象絵画というものに分類されますが、その話を聞いた後、作品を非常に具象絵画に近しいものとして捉えている自分がおりました。
そこに描かれたものが、高倉さんが確かに掴んでいた、感情とは違う、日常の具体的な事象の塊のように見えたのです。

トークの後は、質問が次々に飛び交い、テーブルミーティングらしいオープンディスカッションの場となりました。制作のことについて、絵について、話に登場した“ドローイング”という行為(話せば長くなるので割愛)の概念について、レバノンについて…
書ききれませんが、会場にいる全員が積極的になれる場をこれからも設定していけたらと思える良い会でした。


最後の写真は、イベントの少し前の時期、制作中の高倉さんの背中です。
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by arcus4moriya | 2014-07-19 23:03 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
制作中。
おととい、2014年7月15日の高倉さんとスタジオ。
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見る。と描く。の繰り返し。

高倉さんとのテーブルミーティングは今週末の土曜日14時から。
テーブルミーティング vol.9
by arcus4moriya | 2014-07-17 19:10 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)
高倉吉規さんの制作が始まりました。
アーカスでは、レジデンス期間中以外の期間、「スタジオ開放プログラム」を実施しています。
これは、アーティストにスタジオを開放して、制作などに利用してもらうプログラムです。
今回はアーティストの高倉吉規さんが、5月中旬より、7月31日(木)まで、頻繁にスタジオを訪れて制作を行う予定です。
制作はまだ始まったばかりですが、道具などが日に日に運びこまれて、制作への準備が進んでいます。
油絵の具の香りがただよっています。
これから2ヶ月間かけて、どのような作品になるのでしょうか・・・
高倉さんが滞在時には、ご自身から制作についてのお話や、去年の文化庁海外研修のお話などがきけるかもしれません!
また、今回のプログラムの関連企画として、トークイベントなどを予定しています。
近々ホームページにアップしますので、どうぞお楽しみに。

高倉さんのオフィシャルサイトは
こちらです。


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by arcus4moriya | 2014-06-03 11:37 | アーカス||シェア||スタジオ | Comments(0)


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