今年から始まった新事業、AIR Bridgeのイベントを東京藝術大学取手校舎の藝大食堂で開催しました。
AIR Bridgeとは、設立から25年目を迎えるアーカスプロジェクトの経験と歴史を元に、様々なアーティスト・イン・レジデンス運営団体、またはこれから運営を始めようとしている団体と協働することで、ノウハウを共有し、これからの互いの事業運営の発展に生かすことを目的とする事業です。 AIR Bridge第1回目は、東京藝術大学 Global Art Crossing [中東]との共催に、取手でアーティスト・イン・レジデンスを展開するTAKASU HOUSEを交え3組が登壇するトークイベントとなりました。 イベントタイトルは「アーティストが移動すること - アーティスト・イン・レジデンスという仕組み - 」。 アーカスプロジェクトのレジデンスプログラムではリサーチベースの現代アート分野で活動するアーティストを海外から招聘しています。 Global Art Crossingは東京藝術大学がトルコのミマールシナン大学、アナドール大学、イスラエルのベツァルエル美術デザインアカデミーと交流するプロジェクトで、今年度はアメリカ人ガラスアーティストが来日し、トルコからの学生と藝大の学生向けにガラスのワークショップを行っていました。 TAKASU HOUSEは取手アートプロジェクトの《半農半芸》の活動拠点であり、レジデンスプログラムでは若手の日本人アーティストを招聘しています。 3つの異なる団体に共通しているのはともに「拠点を離れたアーティストが新しい場所で制作し、人々と交流している」ということ。 今回のイベントでは3者の事業を運営担当者がそれぞれ紹介すると共に、招聘アーティスト3名が自身の活動について語りました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最後は、藝大食堂様にお食事をご用意いただきまして、美味しいご飯とお酒で交流会の時間もありました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 今回初めてこの3団体が集ってイベントを開催したことで、同じ茨城県南に位置しながらもこれまで交流のなかった互いの事業のこと、またその性質の違いを知ることができ、主催者にとっても意義のある会となりました。 東京藝術大学で開催したことで、アーティストを志す若い学生さんたちにも、アーティスト・イン・レジデンスという存在を卒業後の進路の可能性の一つとして知ってもらえたのではないかと思います。 手探りで始まった他団体との連携でしたが、今後の交流に繋がっていくであろう手応えを感じることができました。 アーティスト・イン・レジデンスという事業は全国で広まってきていますが、その規模や質はさまざまです。他のレジデンスを知り、横の連携を作ることで互いに切磋琢磨していければと思います。
by arcus4moriya
| 2018-10-23 15:42
| AIR_2018
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