人気ブログランキング |
11/1 エリカ 【群馬リサーチトリップ①】 養蚕農家視察 Erika - visit to silkworm farmers in Gunma-
先日の農研機構でのラボという人工的な環境で飼育されている蚕の視察(10/3のブログ)を経て、エリカの関心は伝統的な農法で蚕を飼育している農家へと向かいました。
そこで農研機構の方に群馬の養蚕農家さんをご紹介いただきました。

この日から、養蚕農家、富岡製糸場、現在も稼働している製糸場を巡る2日間の群馬リサーチトリップの始まりです。


まず訪れたのは、何十年も養蚕業に携われているご夫婦の農家さんのお宅です。

a0216706_19221140.jpg
a0216706_19221835.jpg
蚕がいなくなったあとの桑です

a0216706_19222681.jpg
黒く見えているのは蚕の糞


a0216706_19225715.jpg
蚕だけを残して桑の葉などを振り落とす機械

a0216706_19230572.jpg

1階で桑を食べる期間を終え、繭を作り始める段階になると2階へ移されます。
a0216706_20001514.jpg

a0216706_19231424.jpg
a0216706_19242080.jpg
回転蔟(まぶし)を用いた自然上蔟(じょうぞく)法


蚕には上へと上がっていく性質があり、回転する蔟を使用することで、繭が尿などで汚れるのを防ぐことができます。


a0216706_19241060.jpg
a0216706_19242838.jpg
養蚕業は家内工業で数十年前は農家は家の中で蚕を飼っていました。
同じ一つ屋根の下に蚕と住み、繭を作る時期になるとできるだけ広いスペースを蚕にとれるように人間は寄せ集まって眠り、蚕たちた繭を作る「さわさわ」という音を子守唄代わりに眠ったとおっしゃっていました。

a0216706_19244964.jpg
ちなみにここでは農研機構で開発されている蛍光グリーンに光る蚕が飼育されています。

a0216706_19244137.jpg

a0216706_19252730.jpg
a0216706_19254192.jpg
a0216706_19255433.jpg
a0216706_19260360.jpg
繭の中の蚕が透けているのが分かりますか?
みんなより繭作りが遅れている蚕がいました。


a0216706_19261190.jpg
繭の中では蚕がさなぎになっています。

a0216706_19233346.jpg
玉繭といって、誤って同じ枠に2頭が入ってしまった場合2頭で1つの繭を作る場合があります。
玉繭になるのは全体の2-3%ほど。


通常、繭からは1本(厳密には2本のフィブロインとそれを覆うセリシンから成る)の長い糸(1300m-1500mほど)が取れます。
玉繭になってしまうと2頭がそれぞれ作った2本の糸が絡まってしまいきれいな糸が作れないので、くず繭になります。
ただし、石川県の牛首紬などでは、この珍しい玉繭を使って織物を作っているそうです。


エリカはこの2頭で絡み合った繭を作るという玉繭に感動していました。
具体的な作品のモチーフに使えないかと考えているようです。

















by arcus4moriya | 2018-11-01 14:53 | AIR_2018 | Comments(0)
<< 11/2 エリカ 【群馬リサー... 10/26 イリカ 東京大学地... >>


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
全体
AIR
AIR_2019
AIR_2018
AIR_2017
AIR_2016
AIR_2015
AIR_2014
AIR_2013
AIR_2012
AIR_2011
2009-2010
地域プログラム_地域とアート
HIBINO HOSPITAL
アートエデュケーション
アーティスト・イン・スクール
アーカス||シェア||スタジオ
オープンラジオ
地P_だいちの星座 2014_15
地P_大木裕之 2014-16
テーブルミーティング
ショウケース
MEC_モリヤイーストキャスト
ロッカールーム
アーカスの日常
スタジオ来訪者数
未分類
外部リンク
検索
ARCUS Twitter
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧