皆様こんにちは、コーディネーターの石井です。 今年度のアーティスト・イン・レジデンス(以下AIR)プログラムが8月24日からスタートしました。 今年は85カ国・地域から665件の応募がありました。今年度はじめて年齢制限を公募条件に追加したためか昨年度の過去最多数記録の717件よりは減ったものの、それでも想定外の650件以上の応募があり、ゲストキュレーターの金澤韻さんと実行委員会、アドヴァイザーとの厳正なる審査の結果、3名が選出されました。 上の写真の左から、 イリカ・ファン・ローン[オランダ]、エリカ・セルジ[米国]、ジハド・ジャネル[トルコ]の3名です。 今年もたくさんの応募があり、ユニットやグループ、またロシアやアメリカの応募も多く、表現の多様性の変化にも新しい発見がありました。選出理由についてはホームページのゲストキュレーターのコメントをごらんください。 台風20号の到来とともに、8月24日に無事来日した彼ら。 まずは食料と生活用品の調達に近くのスーパーへ。日用品も食品も日本語表記の多い(=英語表記の少ない)日本。1コーディネーターに1アーティストがついて時短で買い物を済ませます。 「アレッポの石鹸」がシリア製とトルコ製のがある!と盛り上がる一コマ。ジャーナリストだったジハドが発見しました。些細なことですが、生活用具ひとつ買うにも、リモコンひとつ使うにも、電化製品や商品に英字表記の少ない日本で生活するには確認しながら購入したり試す、といったアシストが必要です。毎度の曜日ごとに分けられているゴミ袋の分別もしかり。です。赤はBurnable(可燃), 青はUnburnable(不燃), 緑はRecyclie Plastics, PETbottles, Cans, Bottlesと区分けがいっぱい。(それが海外からきた彼らには一番の衝撃らしいです) 最初にゲストキュレーターの金澤韻さんとの初対面。 8月28日(火)、まだ少しだけぎこちない感じの3人がそろい、それぞれのこれまでの活動をプレゼンしました。 お互いの作品を知ったプレゼンのあと、各スタジオにて金澤さんと面談。そうそう、アーカスでのレジデンスが始まると必ずおこなう選択に自転車選びとスタジオ選びがあります。アーティストたちはプロポーザルと来日してからの計画を丹念に金澤さんやスタッフらと共有します。そこからどう進めていくか、アドヴァイスを受けます。 そして。生活面のサポートでは、こちらも毎年恒例のオリエンテーション。 守谷市役所の国際交流員ルイーザさん(写真右)と、茨城県国際課職員のグロリア・チェンさんに茨城県での生活や日本では必ずある自然災害に関する情報、防災についてのオリエンテーションを行ってもらい、もしもに備える様々な情報を提供していただきました。もちろん、茨城県の観光情報や特産、地域的な特徴も知ることができます。 8月29日(水)にはこの110日間、滞在先としてお世話になる守谷市の松丸市長に表敬訪問。アーティストたちはアーカスの宣伝ブースがあることを発見し、記念撮影。 ....こうして、来日後からあっという間の1週間が過ぎて行きました。 公にお披露目となるオープニングレセプションは8月31日(金)にログハウスで開催されました。その際にはアドヴァイザーの南條さんともご対面。 ちょっと最初の報告がまた長くなってきましたので、その様子はまた次のブログでお知らせします!皆様、3人を宜しくお願いいたします。
by arcus4moriya
| 2018-08-28 14:25
| AIR_2018
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