9/9 ゲストキュレーター近藤健一さんとの初めてのミーティング The first meeting with the guest curator Kenichi Kondo
ウェルカムレセプションの翌日は、レジデントアーティストと今年のゲストキュレーター近藤健一さんの初めてのミーティングがありました。

選考過程ではアプリケーションを読み、過去作品も見ますが、じっくりアーティスト本人からプラクティスについて聞くのは初めてとなります。
自己紹介代わりに、まず過去作品についてみんなの前で一組ずつ紹介し、そのあと個別にアーティストとキュレーターのミーティングを持つことになりました。


まずはダニエルから。
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亡くなった祖母の遺品から見つけた家計簿を使った作品や、ルーマニア移民を取り扱った作品について。


次はカーティス。
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カーティスのプレゼンは独特で、これまで彼が撮りためたフッテージから約20分の映像を編集し、それを流しながら文章を朗読するという詩のようなものでした。
このミーティングのために時間をかけて準備したことが分かります。


最後はフリエッタとサラ。
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二人でペアとして取り組んだ過去の作品と、アーカスへ来る直前に行って来たアメリカのRabbit Islandというレジデンスでの活動について。
2人の活動が風景と言語を扱い、これまでのプロジェクトではなにかテキストを元に始めることが多かったということが分かります。

今回のアーカスプロジェクトでのリサーチではまだテキストはなく、これから探していくそう。
日本では言語の問題が大きいですが,どうなるのでしょうか。


一旦解散し休憩をはさんで今度はアーティストとキュレーター個別のミーティングへ。

まずダニエルです。
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日本でやろうと思っている16人の若者を集めたワークショップについて話しました。
ジョージ・オーウェルの1984のようなディストピア的な2028年という未来の架空の物語を若者たちに書いてもらうというものです。

日本の若者は、ヨーロッパの若者に比べてかなり政治に関する意識が低いですが、どうなるのでしょうか。
ダニエルはまだ、日本の9割の人が英語を自分の考えを満足に伝えることができるレベルでは話すことはできない、ということに気づいていない様子。

これから守谷で時間を過ごして、日本の現実を発見していってほしいです。


次はフリエッタとサラ。
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2人は利根川をリサーチするにあたり、まず自転車でフィールドトリップに行きます。
そこで実際に河の風景を知り、そこからリサーチを広げていくつもりだそう。

もうすぐ台風のシーズンなので天気予報をしっかり確認しなくてはいけないです。


最後はカーティス。
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日本で考えているサイレンのプロジェクトについて。
アーカスプロジェクトで行うリサーチは、彼がロサンゼルス・カウンティ・美術館(LACMA)から得たArt + Technology Lab Awardsというグラントで進める一連のプロジェクトの一部となります。

日本の火山活動が活発なところとして恐山に行きたいそう。
スタッフは鹿児島、近藤さんはまず手近なところとして箱根を勧めていました。

また、なまずが地震を引き起こすという神話に関心があり、なまずの生態の専門家に会いたいそうです。
加えて、自然災害を避けることができるといわれた密教の曼荼羅にも関心があるそう。

なまずの専門家はスタッフが調べ、曼荼羅に関しては美術館をあたってみることになりました。

もう気づいていますが、カーティスは放射状に平行していろいろなことに関心があり、訪れたい場所も会ってみたい人も格段に多いです。


これからみんなのリサーチがどのように発展していくのか非常に楽しみです。

文:外山


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by arcus4moriya | 2017-09-09 17:07 | AIR | Comments(0)
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