アーティストが来日してから、51日目。もうすぐレジデンスの滞在期間も折り返しとなった今日は、ゲストキュレーターの服部さんとの2回目のミーティングでした。今回は、スタジオスタッフも一緒に各アーティストのスタジオをまわっていきました。
それぞれのスタジオでプロジェクトの進捗や今後の進め方の話をしようと伝えていたのですが、サロンで服部さんがスタジオに着いたとたん、すぐに話しはじめるガン。結局、まずはサロンでガンさんとのミーティングが始まりました。 ガンは、すでに何本ものマイクロビデオシリーズ”yarimoriya”の撮影、編集、アップロードを始めており順調に進んでいます。事務所には撮影したい人や、場所などのリストが溜まってきています。 服部さんとのミーティングでは、この1分以内のマイクロビデオをどのように展開し、制作として発展させていくのか、どのように観せるのか。映像と音を分離する、または編集過程をも観せることは出来るのではないかといった相談や。再度、なぜ1分以内でないといけないのか。また、この集積をまとめる必要があるのか、などなど制作のコンセプトなどについても話は尽きませんでした。 続いて、エルネストとのミーティング。 エルネストはやりたいことがとても多く、壮大なプロジェクトの構想が3つあります。3つとも、近接するテーマのなかで、ゆるやかに関連しながら繋がっているのですが、全てをレジデンス期間内に行うのは難しいのではないかと、皆で相談し、まずは1つのプロジェクトに集中して取り組むことを決めていきました。この時点で、エルネストとしては今まで、本格的には取り組んだことのなかった、映像制作を進めることに決めたようです。 ”死”や”記憶”、”超越”などをキーワードとして、撮影したい場所や、インタビューの構想など、プロジェクトの方向性がはっきりしてきたミーティングでした。 引き続き、イェンとのミーティング。 イェンはプロジェクトとして、MAVOの活動を中心に日本の1920-30年代のアヴァンギャルドとその周辺領域のリサーチを進めていて、白川さんをはじめ、たくさんの人に会ったり、書籍を集めたりなど着々とプロジェクトを進めていました。今後も、このリサーチを継続していくことで、更に踏み込んだ調査を進めると共に、次の展開として、このリサーチをどのように自身の表現として、パフォーマンスや、インスタレーション、またはwebでのプロジェクトなど、体現していくかについての相談が進められていきました。 3人とも、それぞれのプロジェクトが軌道に乗り出し、次の展開を見据えることの出来たミーティングとなりました。各アーティストはそれぞれ長くても2時間程度のミーティングでしたが、アーティストたちの様々アイデアや観ているビジョンを共有した1日はあっと言う間でした。 ----
by arcus4moriya
| 2016-10-14 12:00
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