HIBINO HOSPITAL vol.66 @アーカススタジオ
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
3月14日、HIBINO HOSPITAL vol.66 をアーカススタジオにて開催しました。ご存知、日比野克彦氏によるワークショップシリーズです。前回のvol.65からまだ3週間しか経っておりません!それにもかかわらず、たくさんのお申し込みをいただき、さらには連続参加の方が数組いらっしゃいました。
今回のテーマは…
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「年度末企画会議」

文字通り、この場で参加者の方々と企画会議を行います。
参加者の年齢層は幅広く、4歳〜40代。日比野さんの導入のなかで、まずは子どもたちに「年度末」という概念の説明がありました。そういえば、子どもの頃って「年末」とか「年度末」とかってあまり考えた事がなかったような…。(黒板に子どもにとってわかりやすい説明があります。)
幼稚園や小学校での時間の区切り方が、生活の中での唯一の基準だった頃をにわかに思い出します。
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さて、「年度末企画会議」ということで…本日全員で取り組むことは、日比野さんの来年度の作品ためのアイディアを考えること(!)。会議なので、皆で話し合ったり、発表をする必要があります。
日比野さんの来年度は大変忙しいです。なぜなら、以下4つの場所で行われる芸術祭に立て続けに参加するからです!(驚)これは、想像を絶する忙しさです。

A 新潟 / 水と土が混ざっている所
B 十日町 (※新潟県) / 山の中
C 水戸 / 町
D 香川 / 島、海、浜

参加者はグループにわかれて、それぞれの芸術祭が行われる場所の特徴について想像し、知っている事があれば思い出す作業に入ります。ほとんどの人は行った事もない場所ですが、上記のようにに少しだけヒントがあります。やはり、まず場所の事を知ってからアイディアを出すことが大事です。
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話し合いの結果をグループごとに発表
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次は、発表された様々なイメージをもとに、その場所にどんなものがあるといいか、夢でもいいからこんなものがあったらいいな、というものを考え、他の人に伝えられる様に絵で表現します。
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最初4つあったグループは合併があり、3つに減りました。それくらい難易度の高いことに取り組んでいるということですね。皆さん、苦労も含め、しっかり楽しんでいるようです。
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さて、グループごとにアイディアの発表です。
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子どもたちの集中が少しだけ切れてきているようです。なんせ、ここまでですでに2時間以上が経っています。でもまだまだ終わりません。もう一段階アウトプットがあるようです。皆で出し合ったアイディア(下記、3つの場所のための)を各グループ内で3つに絞ります。
・ 十日町 / 山の中
・ 水戸 / 町
・ 香川 / 島、海、浜

そして、それらのアイディアをもとに、なんと“茨城県内で芸術祭を行おう”という発想に転換し、ポスターを作成するというのです。茨城県内の「山の中」、「町」、「島」…茨城県に島なんてあるのか?リサーチ部隊がすぐに調べた結果、参加者もアーカススタジオスタッフも知らなかった二ツ島という、とっても小さな島がありました。
これで、それぞれの芸術祭のタイトルは決定です。

つくばさん芸術祭 (会場:山の中)

ちくせい(筑西)げいじゅつさい (会場:町)

二ツ島芸術祭 (会場:島)
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ポスターを作成します。大人も子どもも皆一斉に取りかかります。
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いよいよ、最終発表です。
日が暮れ始めております。
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つくばさん芸術祭
地元のお米の「おにぎり券」 / 360°パノラマ「とうめい電車」 / 自然の音とのコラボレーション「山の中の映画祭」 (※チケットは、はっぱを持参してください!とのことです。ロマンチックですね。)
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ちくせいげいじゅつさい
「てっとうのあるゆうえんち」 / 「いきさき ロード」 / 「よるのみすてりーばす」(※観客は行き先を知らない状態で乗り、もとの場所に戻ってこれるかどうかわからない、というかなりチャレンジングな作品。)
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二ツ島芸術祭
「うわさのそうじきサーフィン」 / 「泡からうまれた灯台」 / 「空飛ぶビスケット」(※ビスケットがもともと空を飛んでいるわけではなく、マシンから飛び出す大きなビスケットを観客がバットで打ち飛ばすらしい。しかし、ビスケットは打った瞬間に砕けて粉々になってしまう、とのこと。その不毛感はぜひ体験してみたい。)
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気付けば、予定時間を大幅に過ぎておりましたが、皆さんの充実した笑顔が素晴らしいです。皆さん、この中から、実際に作品が生まれたらどんな風かなぁ、と想像しながら帰ったのではないでしょうか。
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今回のワークショップは、参加者自身がアイディアを生み、練っていくという、参加者全員のクリエイティビティを刺激する、構築的な内容でした。
3時間半という長い時間の中でいくつものステップがあり、時間の経過とともに、参加者同士の関係も徐々に近づいてゆき、最終的にはチームそれぞれのカラーが色濃く反映された結果が残りました。芸術を介して、知らない人同士があっという間に、もしくは時間をかけながら自然と繋がりを形成していく様子は、いつみても不思議です。それが日比野さんの実力だと思いました。しかし、アーカススタジオという、この場所にも何か特別な空気が流れているんだとも、改めて思いました。




(ちなみに、本日のアーティスティックな行為。)
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by arcus4moriya | 2015-03-14 22:58 | HIBINO HOSPITAL | Comments(0)
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