7/6(月) 本日のAIS 後半活動日スタート!
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一週間のお休みがあけて、本日から再び始まる、アーティスト・イン・スクール@守谷市立松前台小学校。今週からは校庭にある鳥小屋=センパイ邸の改修に入ります。
外はあいにくの雨。梅雨まっさかりですね。
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2棟ある小屋の、まずが右側から改修して、センパイの仮の移動先を整えるところから。
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前の住人の残り香を消して、なめして、とにかく掃除。右の小屋がきれいになったら、さぁ、センパイ、移動ですよ。
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狩野さん、センパイ確保!
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センパイの表情....
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そしてセンパイは右の小屋へ。わたしたちは次に左の小屋を改修!
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網目の細かい金網を外して、すっきりした左の小屋。ここからまた大掃除です。
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なぜか児童の机が埋まっている鳥小屋.....笑
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ここからどのように改修されていくかの図は、すべて狩野さんの頭のなかに。
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梅雨時の蒸し暑さとの格闘、ではありますがとりあえず、生まれ変わるセンパイ邸をどうぞお楽しみに!
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# by arcus4moriya | 2015-07-06 10:39 | アーティスト・イン・スクール | Comments(0)
ようこそ守谷へ2015に参加しました
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。

本日は、「ようこそ守谷へ2015」にアーカスプロジェクトもブース参加させていただきました。
小さなテントのようなブース内で、ドキュメント映像や、過去招聘アーティストの素晴らしい映像作品を上映しながら新住民の方々にアピールさせていただきました。
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今年度はなんと、ホスト側全員に特製ハットの支給がありました。
会場を訪れた新住民の方々と区別しやすいように、という目的を頭では理解しつつも、心はなかなか馴染めないこの帽子…。ちょっと恥ずかしいな…。
(チーフの朝重は頭で理解さえすれば即行動に移せる男です。)
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アーカスプロジェクトのブースが完成しました。(ポーズ…w)
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過去招聘アーティストたちの素晴らしい映像作品が御覧いただける、実は貴重な場です。
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守谷市内の様々な団体が活動紹介をする場とあって、面白い状況が入り乱れております。
(守谷市長の会田真一氏。本日のスピーチも素晴らしかったです。)
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アーティスト・イン・レジデンス事業や、現在実施しているアーティスト・イン・スクールについても参加者の方々にご紹介させていただくことができました。

「新住民の皆様、茨城県守谷市といったら、アーカスプロジェクトですよ。」
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# by arcus4moriya | 2015-06-27 22:21 | 地域とアート | Comments(0)
6/26(金)本日のAISは授業参観日。
こんにちは、石井です。4日目のアーティスト・イン・スクール。全体スケジュールの前半最終日。
だいぶ慣れてきた児童たちは、いつものように業間休みに狩野スタジオへ。今日は狩野さんのカメラが気になって、撮り方を教わっているようです。特殊なレンズなので、写り方が面白いようです。
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撮ったらモデルの写り具合のチェックも欠かさず。
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その後は木工細工で制作したという児童の作品お披露目に....
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シャッターをきる狩野さん。
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実は写真の手前にもあるように、ドローイングだけじゃなく、図工室にある椅子と木材を使って、でもビスを打たずに、実験的に立体物を作っていたりするのです。センパイの正体が『ハッカン先輩』とわかって、彼がどんなところに止まりたいか、考えているようです。

昼休みのあとは、授業参観。昼休みに狩野スタジオへ来た児童たちは、もうすぐ親が見に来るからか、なんとなく気もそぞろ。心なしか落ち着かない様子です。とはいえ、緊張をほぐすかのようにスタジオ中を自由に見学していきました。授業参観するなら「算数より図工がいい!」と言われてちょっと嬉しかったです。
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教頭先生から聞いた話だと、ハッカンセンパイはあだ名の通り、児童より先輩なようで、長くて7年以上はこの学校にいるのだそうです。そんなことも徐々にわかってきました。
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授業参観や懇談会を終えた保護者さんもスタジオ参観にいらしてくれました。狩野さんからいまここで実施されていることについて丁寧に解説をしてくれて、親御さんもいろいろ楽しんでいってくれたようです。次から次へと親御さんも児童に連れられて、じっくりスタジオを見ていって下さいました。
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来週からはちょっと遠くへ出張で学校をお休みする狩野さんです。再来週、また松前台小学校のみんなに会えるまで、このスタジオは閉まりますが、着々とセンパイ邸のために、イメージをふくらましてくれそうです。
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松前台小のみんなが狩野さんが戻ってくるのを楽しみにしています!

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全体図はこんな感じ。いつもの図工室とはまったく様変わりした、狩野スタジオの雰囲気に、先生も児童も新鮮なようです。
次回、後半の7月6日(月)からは、いよいよ公開制作が始まります。狩野スタジオか校庭のセンパイ邸の改修予定地で、制作をします。一般の方も、保護者の皆さんも制作過程をご覧いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
『自然の設計/ Naturplan - 松前台小学校 センパイ邸改修計画』

前半、お疲れさまでした!
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# by arcus4moriya | 2015-06-26 19:37 | アーティスト・イン・スクール | Comments(0)
6/25(木)本日のAIS
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狩野さんの「自然の設計/Naturplan」シリーズの中で、今回提案くださった松前台小のプラン「センパイ邸改修計画」はもはやこの彼のために提案されたようなものといっても過言ではありません。(上の写真は狩野さん撮影)

ある日、担当の先生へ校舎の施設環境について聞いたときにさかのぼります。

学校には飼育小屋があるにも関わらず、児童たちにはあまり知られていない、大きな鳥がいることを知りました。しかし、えさをあげるのはその先生だけ。なぜならば、凶暴で気性が荒くて、えさをあげるときに威嚇しているように見えるから、だそう。「センパイちょっと待ってください!今えさあげますから」という感じで、この鳥を『センパイ』と呼んでいた先生の印象からきたもの、そして経緯を知った狩野さんもタイトルにとりいれたもの...から始まっています。
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とはいえ、先輩にしろ後輩にしろ、まずこの鳥が何者かを知りたい、と、調べ始めることにしました。昨日の時点でわかっていることは「ウっウっウっ...」という声をのどから鳴らすこと。たまに「キーーーーーッ!!」と甲高い金属音のような声で鳴くこと。青黒く輝くメタリックなトサカがあるけれど、しっぽは鶏とは違う。ちょっとずつ狩野さんの存在に慣れてきた様子で、草をついばむようになったこと。
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『キジのような白い鶏』....で調べてみました。
そうすると、初めて聞いた、「ハッカン」というキジの仲間であることがわかりました。英語では「銀色のキジ、Silver Pheasant」というのだそうです。名前がわかればもうすっきり。今まで名前もない、種類もわからないひとりぼっちのセンパイに、ますます親近感がわくと、児童たちに教えてあげたくなるわけです。
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にぎやかな昼休み。着々とドローイングを進める狩野さんのスタジオにはたくさんの絵ができあがっていました。
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明日は授業参観で準備で大忙しのはずの先生がたも時々のぞきにきてくれます。
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なにやら、教室に戻って、狩野さんが使っている画材について先生に説明する児童がいるそうな。でもなんのことやらさっぱりわからないと、見に来たのだそうです。子どもたちは一生懸命新しく知った画材を伝えようとしているとは、聞いてうれしい話題でした。
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水彩絵の具を使ったことがない児童もいるのだそうです。特殊なクレヨンや色鉛筆も、珍しかったからかもしれません。狩野さんに質問がある、と一人でやってきた児童がした質問は印象深かったです。
『狩野さんは、狩野永徳の親戚ですか?』
(....うん、そうだよ、と嘘を言ってはいけませんが、どこで調べてきたのか、興味をもったのか、なんだか微笑ましい質問でした!)
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スタジオの一角にできた、センパイについて調べたコーナーにも、続々情報が増えていく予定です。
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# by arcus4moriya | 2015-06-25 18:12 | アーティスト・イン・スクール | Comments(0)
6/24(水) 本日のAIS
狩野哲郎さんのアーティスト・イン・スクール2日目。

午前中はここから。
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学校の図書室で、参考となるような日本画での鳥の表現がされた図画をリサーチしました。鳥といっても、種類は多種多様。画家による表現も、またしかり。
純粋に近づいて見てみたい、触ってみたい、話かけてみたい、という意欲が一気にあふれてくるような彼らの休み時間が今日もやってきました。最初は戸の小窓から覗き込み、ためらいながらも?!でもやっぱり気になるらしい、狩野スタジオ。さっそく「失礼します!」と元気に礼儀正しく挨拶をして児童が入ってきました。黙々と狩野さんのやっていることと、目の前には作品の一部(人工物の接続された自然の木の枝)があり、絵も描けて立体物も作って、「展示」というものもやっていて...漠然とアーティストってどんな人なのか?を知るべく、児童集合。
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「なんで?」「どうして?」「何でできているの?」となんでも知りたくなる気持ち、そしてそれに丁寧に答えてくれる狩野さん。答えに対しての皆のリアクションがさまざまで、面白い反面、率直で興味深いです。
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初めて出会った昨日はちょっと興奮気味だった児童も、今日は少し、『アーティストが制作するときには「集中」も必要らしいぞ?』ということを察知したのか、騒がず、でもかなりの密度・至近距離で狩野さんの動作をこれでもかというくらい凝視。
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箔を画面に貼るときも、固唾をのむようにまわりも息をひそめます。端からみていると、みんな狩野さんと一緒にいる時間の中で見たこと、聞いたこと、知ったことを追体験しているようにも見えます。金箔のついたフィルムから、画面に金色が移り変わった瞬間も、わぁ〜っと感激しながら、拍手までおこりました。使っている画材や道具の種類にも質問が飛び交ったからか、彼らが教室に戻ったあと、少しずつ、その画材でできる表現もわかりやすく入り口の看板へと手を加える狩野さん。
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一段落ついて、センパイ邸改修予定場所の測量や、センパイが何者なのかを調べました。
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日課のようになってきたセンパイの様子もうかがって。「ウッウッウッ...」と低くのどを鳴らす、センパイさんはおとなしいです。明日はこの鳥の生態を調べます。
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本日はここまで。
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放課後、下校時も一通りどうなったかを確認しにきた6年生。今週は金曜まで活動を続けます。
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# by arcus4moriya | 2015-06-24 18:00 | アーティスト・イン・スクール | Comments(0)
アーティスト・イン・スクール2015 @松前台小学校スタート!
こんにちは。アーカススタジオの石井です。
今日から始まった、「アーティスト・イン・スクール2015」。今年は松前台小学校で実施します。
アーティストは約3週間、小学校の余裕教室(今回は図工室をお借りしました)で、通学しながら制作活動をします。休み時間や放課後、児童たちがアーティストと交流する機会をもち、アーティストがその小学校でどんなことをするのか、制作活動を通して、児童のみならず地域や学校の先生とその時間を共有し交流する機会をもちます。

朝、8時に登校。全学年×2クラス、ひとクラスずつ、ご挨拶にまわりました。まずは教頭先生から紹介していただき、狩野さんの自己紹介。
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この日だけカメラマンの朝重さんの紹介に振り向くみんな。
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スタッフも3人とも紹介させていただき、児童たちは笑顔で迎えてくれました。
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さっそく、スタジオとなる図工室での活動が始まるわけですが、今回のアーティスト・イン・スクールのプランは、こちら。『松前台小学校 センパイ邸改修計画』。どんな計画なのでしょう。狩野さんの作品シリーズの「自然の設計 / Naturplan」、の中で様々な作品がありますが、今回は松前台小学校だけのプランを提案してくれました。まずは制作する場所をしつらえてから。
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手前のこれは作品のひとつです。児童たちはどんな反応を示すでしょう?そうこうしているうちに休み時間になりました。
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朝の挨拶で、図工室にいます!と説明するとさっそく、6年生からひょっこり興味深そうにスタジオへやってきました。児童たちは狩野さんがどんな作品をつくっているのか、まず話しかけにきたようです。
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...高学年のみならず、低学年の児童も、自分たちの制作中の作品を見せながら狩野さんにお近づきになろうと。そんなこんなで昼休みの頃にはもう...
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囲まれる狩野さん。
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「アーティスト」という職業の人に会うのが初めてなのか、画材ひとつにしても、一筆描くだけでも質問が飛び交う昼休み。
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子供たちはものすごい勢いでアーティストに、というよりかは、狩野さんに、興味を示しているようです。そして、会話の中で初めて、自分たちの通っている小学校に鳥小屋があるけれど、どんな鳥なのかあまりしらない、ということに気づいたり。飼育係だけど金魚の世話をしているとか、校庭の鳥は先生が面倒をみているとか。
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これから約2週間、児童のみんなとの会話から、センパイについて知ることが出てきそうです。さて、そのセンパイとは?
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この近くにいるんです。また明日、調べてみましょう。
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# by arcus4moriya | 2015-06-23 18:34 | アーティスト・イン・スクール | Comments(0)
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第1回
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。本日は2014年度から引き続き実施している
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
の今年度第1回目。これまでは大木さんと参加者個人というマンツーマンの内容でしたが、今年度は少し形が変わります。◎昨年の様子はこちらからご覧いただけます。▶第1回:アメ子 ▶第2回:河合さん ▶第3回:西尾さん


本日6月4日は、昨年度の活動で大木さんが撮りためた映像(未編集)を参加者同士で鑑賞する日です。
大木さんは、土足のスタジオでなぜか靴を脱ぎ、用意しておいた椅子にはかけず、
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フロアに座り、導入が始まりました。これから始まる事は一体何なのか。エアコンを切って、窓を少し開けます。

そもそも、この企画の長いタイトルについて。
「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」
大木裕之氏の生活/制作態度を表した「日常的妙」という造語と、
プログラム内容のエッセンスを表した「過ごす」が特徴なわけです。

「妙」という言葉は、ポジティブな意味にもネガティブな意味にも捉えられるよね、と言う大木さん。
-「妙な人、っていう場合、変な人っていうかさぁ。」
確かに大木さんは妙な人かもしれません。辞書によると「妙」とはまず“巧みであること”、“非常に/不思議なほどすぐれているさま”という意味です。鈴木大拙が著書「東洋的な見方」でその言葉について述べていたりもします。
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それに対して、「ネガティブな意味で使う場合でも、ただ変なというよりはもっと含蓄のある印象だから、言われてもそれほど嫌な気がしない。」と言う参加者の西尾さん。
「妙」の意味をその場でググるアメ子ちゃん。デジタルネイティブです。
その状況に身を置く河合さん。何を考えているのでしょうか。

(そういえば、2014年度 第4回:出田さん を実施した際、直前に、偶然大木さんも藤本も観返していた黒澤明監督の「白痴」。登場する原節子の役名が「妙子」だという偶然も、出田さんとの会話の中に挿入されていました。)
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ここからは前提となる部分。映像を流す準備は出来ているにもかかわらず、なぜパッと映像鑑賞を始めないのか、という理由を大木さんが話し始めます。

記憶 - 記録 - 映像

についての考察。大木さんの口から今回挑戦しようとしていること、参加者と一緒に辿り着きたい地点が丁寧に語られます。
抽象的な表現も含まれる難しい話だったと思います。大木さんらしさが凝縮されると、時々話が込み入ることがありますが、参加者の皆さんは高い感受性をもってそれに応え、急ぐことなく会話形式で意思疎通を図ります。会うのは3回目だというのに、この関係性は一体全体どう構築されたのでしょうか。大木さんの妙であり、参加者の皆さんが非常に優れた人でもあり…
両方でしょう。
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話をどうも再現できないので、トピックの一部を以下に記します。

・映像という媒体の変化、フィルム、MiniDV、SDカード etc.
・取り込まれたデータのショットの連なりをパソコンの画面で見ると、事象の重なりを強引に分断しているとしか思えない
・映像撮影の時に加工しながら撮れるアプリのこと byアメ子
・出来事がスローモーションに見える瞬間のこと by西尾さん
・視覚と脳のかかわり
・目の使い方
・大木さんの11日からのNY行きの飛行機の予約もこのプログラムと関わりがないわけではない



・今この部屋の窓から何気なく見ている「風に揺れている木」の記憶
その記憶が一生掘り起こされない可能性もあるし、でも日々はそんな膨大な情報の取捨選択の繰り返し
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・記憶障害
・お金に集約されていく
・写真を撮るかわりに、記憶から消えていく情景、情報の話
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・ある記憶を言葉に置き換えた際に、それが変化する
・リマインドすることで元の記憶が変化する恐れ
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それをふまえて、昨年度の活動で撮りためた未編集の映像をようやく観ます。
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でも、大木さんはそれらの全てを観せることはできず、ほぼスキップしながらの再生、結局私たちは断片のさらに断片しか観なかったわけです。

このプログラムでたどり着きたい地点はとんでもないところだということはわかっています。少し恐ろしいですが、それが「作品」として表れたら、という期待で胃が締め付けられますね。参加者全員がその挑戦を共有していることは確かですが、さて、その方法やいかに。


次のステップへ踏み込むのです…。
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これは、大木氏の制作活動を通して、「人間の記憶の編纂」について考察するためのプログラムです。世の中に溢れる様々なメディアから我々が日々無意識に得ている画像・映像・ストーリー、それらは他者の体験に基づくものであり、自身の実体験ではないにもかかわらず、人々の記憶に色濃く介入し、ひっそりと人格形成に影響を与えます。我々はその事実を否定せず、果たしてどう認識し、主体的な記憶と思考力を築いていけるでしょうか。これは、多種多様なメディアが支配する新たな時代へむけた挑戦・考察なのです。


P.S.
今日大木さんが履いていたスパッツは2月1日、アメ子ちゃんとのアクションの際に、イオンタウン守谷で購入したものでした。



〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第2回につづく。                                                                                                                                                                                                                                
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
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# by arcus4moriya | 2015-06-04 15:28 | 地域とアート | Comments(0)
フロレンシアの活動報告2015
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
5月15日のブログでもご紹介しましたが、2014年度のレジデント、フロレンシア・ロドリゲス・ヒレス[アルゼンチン]が制作のために再来日しております。
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本日は、彼女が昨年の滞在時から取り組んでいる、“Interzone”におけるプラクティスの撮影本番の日です。この日のためにフロレンシアは再来日し、参加者の方も再び集結し、事前練習をおこなってきました。
撮影の間は写真が撮れない状況だったので、事前練習(別日)の様子と、本日3時間にわたる撮影の終了後の様子をご紹介します。

事前練習(別日)
集中力を高めて、感覚を思い出します。
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撮影終了後
皆さん、とてもお疲れのようです。やりきりました。
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撮影後に、その足で東京の「七針」というスペースでもプラクティスを披露しました。フロレンシアは、美術館やギャラリーで作品を発表する機会はこれまで多くありましたが、こういったライブハウスのような場所での発表は初めてだったようです。
到着すると、なぜか看板を撮影する皆さん。
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プラクティスの様子。普段とは場所の雰囲気がかなり違います。
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ちなみに、参加者の皆さんは疲れているにもかかわらず、東京までの道程、フロレンシアの荷物を手分けして持ってくれておりました。つくづく愛されているアーティストです。

彼女の活動を通じて、これまでなかったコミュニティができ、
撮影が終わったときには「何だか卒業式みたいで、さみしい。」というような参加者の心境があり、
改めて美術やアーティストの存在の大きさを感じられた1日でした。

フロレンシア、ありがとう。また会おう!
彼女の活動にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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# by arcus4moriya | 2015-05-23 23:44 | AIR | Comments(0)
5月16日の観測会はなくなったけど科学者のアートの話。
こんにちは。長期プログラムも終盤になってまいりました。石井です。展覧会自体は終了してしまったのですが、展示開催中に行われた関連イベントの様子を。
先週末の土曜日は関連企画第2弾として、「春の星座と人工衛星だいちの観測会」を実施予定でした。

あいにくの曇天となり、残念ながら観測会は実施できませんでしたが、スタジオ3のJAXA協力による、「だいち2号紹介ルーム」にて、地球観測研究センターの大木さんと、JAXAつくば宇宙センター広報の菅谷さんに、宇宙科学だけではない、ここでしか聞けないような特別なトークをしていただきました。

観測会中止にも関わらず、想定していたよりも多くの方にご来場いただき、まったりトークのつもりがゲストのお二人には、他では聞けないような貴重なお話をしていただけてかなり大満足なイベントとなりました。これまでのだいちの星座プロジェクトの経緯を説明頂いたり。
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大人の事情で詳しくは申せませんが皆さんが子どもから大人まで親しみのある宇宙といえば..なアニメの話や。(ぼんやり)
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そもそも地球を観ること、その起源はどこからきているのか?という話も。
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科学者が地球を捉えようとした時に行動したことと、芸術家が何か表現するときに起こす行動の共通点、感覚になんら違いはないということ、最初に地球観測をした人は実はフランス人の芸術家/写真家、ナダール/ガスパール=フェリックス・トゥールナション(Nadar/Gaspard-Felix Tournachon)だったことは驚きです。1858年、気球に乗って空中撮影したナダールの写真が世界で最初の観測写真であること。しかも今で言う「アー写」、彼は肖像写真家としても活躍していたそう。
ナダールってどんな人?と後で調べると彼は晩年、自分のスタジオをアーティスト(それも今では名だたる有名なアーティストたち、モネ・ドガ・ルノワール・セザンヌ・ピサロ....などなど!!)に貸し出し、第一回印象派展を行ったというのだから更に驚き。
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そんな人が地上をとらえたことから150年余過ぎて、現在は科学の進歩によって衛星がどうやって地球をとらえていったか、現代美術家と呼ばれる人たちが地球を使って表現したランドアートについても話してくれました。
かなりアートよりの科学的な話だったので、(そしてそのような話を研究者から聞くこともめったにないので)貴重な内容でした。
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ロバート・スミッソンやウォルター・デ・マリアの作品を衛星からみるとどうみえるか、とか。視点が変わるのが面白かったのではないでしょうか。
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一方で、衛星も星の位置で自分の位置を確かめるといった装置もあることや、どんな星があるかで季節毎に見える星座の形を菅谷さんからもわかりやすく教えていただきました。
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それもちょうど人工衛星「だいち」が通りかかる頃、あーこれがたったいま快晴の空だったら...と悔やまれましたが、春の大曲線はまだこの先見ることができるので実際に来場された皆さんもまた晴れた日に夜空を見上げていただければなと思います。
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                                    (写真:加藤甫)
真っ暗だったので写メではうまくとれないのですけれども、晴れていたらこのような図で観測できたそうな!
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最後に観客としておられたアーティストの鈴木先生にも登場していただき。またこのような貴重なお話が聞ける機会があればよいなと思いました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
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アーカススタジオでの成果ドキュメント展は終了しましたが、夏に東京で鈴木先生と大木真人さんによる東京展が開催されることが決定!ぜひ多くの方にごらんいただきたいです。「だいちの星座-たねがしま座・つくば座・もりや座-」 7/28-8/8 art space kimura ASK?にて。詳細はこちらです!
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# by arcus4moriya | 2015-05-16 19:22 | だいちの星座 | Comments(0)
フロレンシアの再来日:アーティスト・トーク@松戸
皆さん、こんにちは!藤本です。今回は5月15日に開催されたフロレンシアの[アーティスト・トーク]についてご報告します。(会場:女性センター ゆうまつど)

そうなんです。実は現在、フロレンシア・ロドリゲス・ヒレス(2014年度招聘アーティスト、国籍:アルゼンチン)が再来日しております。昨年、守谷において参加者とともに行ったプロジェクト、“Interzone”におけるパフォーマンスを映像作品として残すために、6月初旬から約3週間日本に滞在します。
アーカススタジオには参加者の皆さんが再び集まってプラクティスを体で思い出しながら準備をすすめており、アーカスプロジェクトでは、人的のみですが再び支援を行っております。
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滞在を受け入れてくださっているのは、千葉県松戸市にあるレジデンシー、PARADISE AIR
PARADISE AIRは松戸まちづくり会議が、パチンコスロット店「楽園」の協力を得て運営しており、その名称はビルオーナーであるパチンコスロット店の名称「楽園」に由来しているという大変ユニークなアーティスト・イン・レジデンスです。

まずはコーディネーター/ディレクターの庄子渉さんから、PARADISE AIRの概要の紹介があり、
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チーフコーディネーターの朝重からアーカスプロジェクトの紹介をさせて頂きました。
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会場から多くの質問があり白熱。
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そして、いよいよフロレンシアのトークです。
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アーカスプロジェクトで招聘される前にアルゼンチンで実施したプロジェクトの紹介、そのプロジェクトがアーカスプロジェクト滞在時に面白い展開を伴って変化していった話、帰国後に展開したプロジェクトを詳しく話しました。制作に大きく影響を及ぼす日本とアルゼンチンの環境の違いや、国民性の違いも見えてきます。
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彼女の作品には複数の背景があり、それらを言葉によって短時間で説明し、理解を得ることはなかなかに難しいです。しかし、今回のようなかたちで、制作活動の流れを順に聞くと少し理解しやすいのは、やはり彼女の制作に一貫性があるからでしょう。
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トークの最後に、彼女は現在リサーチしていることについても触れました。その1つのキーワードは「妖怪」です。
妖怪といっても国や宗教によって様々ですが、今回の滞在で日本の妖怪についてリサーチしているようです。観客の方々から日本でポピュラーな妖怪についての発言もありました。それを絵に描いて伝える庄子さん。何だか和やかな時間が流れています。
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フロレンシアは5月23日にパフォーマンスの撮影をし、その後参加者の皆さんと一緒に東京でパフォーマンスを披露する予定です。(※フロレンシアはパフォーマンスには参加しませんが。)
その後帰国します。
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# by arcus4moriya | 2015-05-15 22:09 | AIR | Comments(0)
ドキュメント展・関連企画ワークショップ「新しい星座を考えてみよう!」
4月18日からスタートした「だいちの星座」プロジェクト -つくば座・もりや座- のドキュメント展もいよいよ残るところ一週間となりました。5月23日(土)までです。

ここで期間中に実施された関連プログラムのご紹介。
初日4月18日にアーティストの鈴木先生による「新しい星座を考えよう!」というワークショップが行われました。
既にできあがったそれぞれの星座。つくば座の形は、ロケットのようにも見えたり、
(ちなみにこのてっぺんの星は筑波山麓星組の撮像ポイントであって、下の3つの底辺の星の中心部がJAXAつくば宇宙センターのポイント。まさにロケット発射する位置がJAXAという奇遇!)
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もりや座は複雑な北斗12星(!!)にも見えたりするのですが、
(いちばん左の星はmorismさんの常総環境センターでの撮像ポイント、いちばん真上が松前台小学校、中心が守谷市役所、右下が郷州小学校です。詳しく知りたい方はぜひスタジオへ!)
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この日はこの星座の形から思い浮かぶ、参加者の将来の姿を思い浮かべて自由に絵を描く、というプログラムでした。
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未就学児が多かったせいか、未来は様々なものになれそうな(笑)自由な表現がたくさん創りだされました。
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そして描いた人から一人ずつどんな星座を描いたのか説明してもらいました。
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大人たちも負けじと参加。これはT-Rex座。
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こちらはヘッドホン座とトレッキング座。イメージがいろいろ膨らみます。
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このワークシートに描かれた新しい星座は、展示期間中に会場でお披露目されています。ご来場いただいた皆さんも参加して描くことができます。リピーターも増え、この初日のワークショップから、だいぶ来場者の作品も増えてきました。へび座・アイス座・未来の鳥座...と子どもたちの想像力は果てしないです。
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期間中、市内小学校の見学ツアーもありました。
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放課後、立ち寄る小学生の子たちも大勢。普段めったに間近でみることができないような人工衛星の模型もあるので、こどもたちには珍しいようです。あとは参加チームの大人のみなさんにもぜひご覧いただきたい成果です。


そして先週末の5月16日土曜日は関連企画第2弾として、「春の星座と人工衛星だいちの観測会」を実施予定でした。
あいにくの曇天となり、観測会は実施できませんでしたが、スタジオ3ではJAXA協力による、「だいち2号紹介」スペースにて、大勢の皆様にご参加いただき、地球観測研究センターの大木さんとJAXAつくば宇宙センター広報の菅谷さんにトークしていただきました。

その様子はこちら!

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# by arcus4moriya | 2015-05-14 14:00 | だいちの星座 | Comments(0)
3月7日もりや座撮像日。その2 - そのとき守谷市一帯では?!の巻
こんにちは、石井です。新学期が始まりGWも過ぎて、新緑の台風日和(?!)となりました。
現在開催中のドキュメント展(4/18~5/23)が、よりリアルにわかるような、3月7日撮像日の守谷市の様子を。
2ヶ月前のあのとき、だいち2号がネパールの地震や箱根の状況を観測するのに大忙しで活躍せざるをえない状況だなんて誰も予想していなかったでしょう。いかに地球が生きている星かということがわかります。そして「だいちの星座」プロジェクトが無事実施できたことが今となっては奇跡とさえ感じます。

もりや座の撮像日当日、もりや学びの里の上空はどんよりと冷たい雨雲が広がっていました。しかし、ほかの11カ所での各チームはそれぞれに準備して撮像に取り組んでいました。離れていても、撮像日当時のことを話すと皆が共有できるこの寒さと雨の強さとポンチョの有り難さ。そんな人間にとっては悪条件な日でも、悪天候もへっちゃらな衛星・だいち2号なら地球を撮れてしまうため、中止になれないプログラム(苦笑)。よほど大きな震災がおきない限り実行される撮像に写ろうと寒い中、声をかけて集まったチームリーダーの皆さんに頭が下がります。そんな各チームをご紹介。
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ここがどこかというと....
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守谷駅東口にある空き地、ここは@タウン守谷チームが大勢の人間リフレクタを募って撮像に参加してくれました。もっと引いてみるとこんな感じ!
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そして市の西側、「常総運動公園」エリアで撮像したのはmorismチーム。
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リフレクタを先頭に、流星のようにアルミポンチョの皆さんが並びます。
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ちょうどその撮像時間11:36にだいち2号が通過しているのがわかります。
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大山公園でだいち2号を待つコモン・ニジェールチームはこちら。
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その大山公園の背後にあるのは松前台小学校。ここは3器のリフレクタを児童みんなで作りました。なんだか悪天候なのに、楽しそう。
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一旦降り出した雨にここも待機したのでしょう。11:35に近づいてきました、皆ポジションへ移動!
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松前台小学校の11:36。
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同時刻、守谷とは一瞬見えない森のようなところ。東山魁夷の白い馬でもでてきそうな場所が守谷にもありました。
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ここはどこかというと...ズーーーーーームアウト!
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なんと!こんなところに守谷市役所チームが。見えますか?とても雰囲気のある場所にひっそりきらめく職員さんたち。
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自然の多い守谷とはいえ、市役所回りは駐車場が多く、なかなかよいポイントがみつからなかったところ、JAXAの大木さんや鈴木先生が提案してくれたのが、市役所敷地内の端っこだったのです。ニコ生で話題だったミニリフレクタもここに。無事写っているでしょうか。この日入籍されたカップルも急遽撮像に参加されたのだとか!
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同じ頃、場所は変わってこちらはなにやらヘルメットでフル装備なお父さんたちがオプショナルな簡易電波反射器も設置。
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ここは関東最大で最後の開発分譲地といわれている松並開発地区です。土地整理組合の皆さんが新しい街を作っている真っ最中。そのシンボリックな街のポイントにリフレクタを置くと、どのように光るのかな?
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周囲はご覧の通り。新築の家々に囲まれつつも、まだこれからできていく開発途中の広大な土地なので遮るものがなく衛星も反射しやすいはずです。新しくできた街の住民の皆様も集まってきました。ここの結果は作品をみるとよくわかります。
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大井沢小学校。ここはみんなしゃがんでみたようですね。
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愛宕中学校。下のテニスコートから急遽、校庭を優先して撮像場所にポイント替えすることができたようです。先生方もご一緒に。
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御所ケ丘中学校は2つのリフレクタで挑戦。
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撮像時間直前直後の雨の強さを物語る一枚がここに。市内全域、この強さの雨が降っていたにもかかわらず。がわかる貴重な証拠写真です。
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守谷市産業協力会の皆さんが撮像場所に選んだのは、みずき野の郷州小学校校庭。郷州小学校のエントリーはなかったものの、撮像日だけ児童が集まりました。
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これも私たちが予想していなかった展開です。各チームの皆さんがまた多くの方々に参加を呼びかけて下さり守谷だけでもこの日300名近くが同じ空を見上げていました。こういう自発性こそ、今回のプログラムで生み出したかった成果です。さすが守谷市民の皆さんは柔軟。そういえば、市内の100均ショップ・Dソーさんのアルミポンチョは買い占められて売り切れになったそうな?!
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ほかにも守谷高校での撮像ポイントもありました。
これら全てのチームが同時に同じ方角へ向かって撮像に挑んだ成果は、鈴木先生と大木さんの手によってついにその名の通り、大地の星座として完成しました。なんと総勢約640名の参加者で創り上げた「つくば座」と「もりや座」は現在、アーカススタジオでお披露目されています。ぜひ全てのプロセスを経て、人工衛星だいち2号が撮像してくれた世界にひとつしかない星座を皆さんの目で確かめてください。
今回、鈴木先生によって創りだされた星座の図にはもう一つのストーリーがあります。街の変化を示すもの、その差分を比較する為に使用された元画像は、「だいち2号」の前の衛星「だいち」が東日本大震災の前に撮像した、つくば市と守谷市の様子だったことも書き添えておきます。2011年の4月まで東北の被災地を観測し運用を終えた衛星「だいち」は、今もぐるぐると地球の周りを回っています。今回のプロジェクトで完成した画像が、日本で開発された2代にわたる人工衛星が撮像した、震災前(2011年)と震災後(2015年)の画像によって創りだされた作品であること、当たり前のように地球の中でうごめく私たちの環境で、当たり前の日常の一部のように思える活動を、一瞬だけ同じ方向に向かって同時に動いて変化を起こしたことで表出されたものであることを、そしてそれがずっとこれからも画像の中で痕跡として残されるものを皆さんが作った、ということを記しておきたいと思います。この体験を通して、参加者の皆さんにも少しでも地球環境や衛星のこと、科学やアートの面白さを知るきっかけになればと思います。

4月18日からスタートして現在開催中のドキュメント展。展示時間は18時までとなっていますが事前にご連絡くだされば19時まで公開できる場合もあります。初日のワークショップの様子はこちら。
5月16日(土)の関連企画「春の星座と人工衛星だいちの観測会」もどうぞお楽しみに!
(台風一過のあと、晴れますように〜!!!!)
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(ちなみにこのチラシの星はトリミングされた守谷の撮像ポイントであって、実際の作品はまた違ったものです。しつこく言いますがぜひ実物をご覧あれ!!)
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# by arcus4moriya | 2015-05-08 19:10 | だいちの星座 | Comments(0)
AIRレクチャー@武蔵野美術大学
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
私事ですが、このところの急な気温の上昇に体がついていけておりません。

2015年4月30日。武蔵野美術大学の油絵学科1年生(と、その他学部生、院生)の授業に講師としてお招きいただきました。
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ちなみに、本日招いてくださった池田 哲さんは、アーカスプロジェクトのレジデンス関連のイベントなどで、いつも通訳をしてくださっています。
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アーティスト・イン・レジデンスについてのレクチャーということで、アーカスプロジェクトの他に、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]から堀内 奈穂子さん、PARADISE AIRから庄子 渉さん、森 純平さん、遊工房アートスペースからジェイミ・ハンフリーズさんがそれぞれの団体のアーティスト・イン・レジデンスプログラムについて紹介しました。

その後、質疑応答の時間には、学生の皆さんから積極的に様々な質問を受けました。普段考えていても中々口に出さないことを言葉にする機会をいただけたように思います。
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学生の皆さんの熱心な態度に感心しっぱなしの2時間でした。さすがです。
ありがとうございました。
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# by arcus4moriya | 2015-04-30 22:44 | AIR | Comments(0)
HIBINO HOSPITAL vol.66 @アーカススタジオ
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
3月14日、HIBINO HOSPITAL vol.66 をアーカススタジオにて開催しました。ご存知、日比野克彦氏によるワークショップシリーズです。前回のvol.65からまだ3週間しか経っておりません!それにもかかわらず、たくさんのお申し込みをいただき、さらには連続参加の方が数組いらっしゃいました。
今回のテーマは…
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「年度末企画会議」

文字通り、この場で参加者の方々と企画会議を行います。
参加者の年齢層は幅広く、4歳〜40代。日比野さんの導入のなかで、まずは子どもたちに「年度末」という概念の説明がありました。そういえば、子どもの頃って「年末」とか「年度末」とかってあまり考えた事がなかったような…。(黒板に子どもにとってわかりやすい説明があります。)
幼稚園や小学校での時間の区切り方が、生活の中での唯一の基準だった頃をにわかに思い出します。
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さて、「年度末企画会議」ということで…本日全員で取り組むことは、日比野さんの来年度の作品ためのアイディアを考えること(!)。会議なので、皆で話し合ったり、発表をする必要があります。
日比野さんの来年度は大変忙しいです。なぜなら、以下4つの場所で行われる芸術祭に立て続けに参加するからです!(驚)これは、想像を絶する忙しさです。

A 新潟 / 水と土が混ざっている所
B 十日町 (※新潟県) / 山の中
C 水戸 / 町
D 香川 / 島、海、浜

参加者はグループにわかれて、それぞれの芸術祭が行われる場所の特徴について想像し、知っている事があれば思い出す作業に入ります。ほとんどの人は行った事もない場所ですが、上記のようにに少しだけヒントがあります。やはり、まず場所の事を知ってからアイディアを出すことが大事です。
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話し合いの結果をグループごとに発表
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次は、発表された様々なイメージをもとに、その場所にどんなものがあるといいか、夢でもいいからこんなものがあったらいいな、というものを考え、他の人に伝えられる様に絵で表現します。
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最初4つあったグループは合併があり、3つに減りました。それくらい難易度の高いことに取り組んでいるということですね。皆さん、苦労も含め、しっかり楽しんでいるようです。
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さて、グループごとにアイディアの発表です。
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子どもたちの集中が少しだけ切れてきているようです。なんせ、ここまでですでに2時間以上が経っています。でもまだまだ終わりません。もう一段階アウトプットがあるようです。皆で出し合ったアイディア(下記、3つの場所のための)を各グループ内で3つに絞ります。
・ 十日町 / 山の中
・ 水戸 / 町
・ 香川 / 島、海、浜

そして、それらのアイディアをもとに、なんと“茨城県内で芸術祭を行おう”という発想に転換し、ポスターを作成するというのです。茨城県内の「山の中」、「町」、「島」…茨城県に島なんてあるのか?リサーチ部隊がすぐに調べた結果、参加者もアーカススタジオスタッフも知らなかった二ツ島という、とっても小さな島がありました。
これで、それぞれの芸術祭のタイトルは決定です。

つくばさん芸術祭 (会場:山の中)

ちくせい(筑西)げいじゅつさい (会場:町)

二ツ島芸術祭 (会場:島)
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ポスターを作成します。大人も子どもも皆一斉に取りかかります。
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いよいよ、最終発表です。
日が暮れ始めております。
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つくばさん芸術祭
地元のお米の「おにぎり券」 / 360°パノラマ「とうめい電車」 / 自然の音とのコラボレーション「山の中の映画祭」 (※チケットは、はっぱを持参してください!とのことです。ロマンチックですね。)
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ちくせいげいじゅつさい
「てっとうのあるゆうえんち」 / 「いきさき ロード」 / 「よるのみすてりーばす」(※観客は行き先を知らない状態で乗り、もとの場所に戻ってこれるかどうかわからない、というかなりチャレンジングな作品。)
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二ツ島芸術祭
「うわさのそうじきサーフィン」 / 「泡からうまれた灯台」 / 「空飛ぶビスケット」(※ビスケットがもともと空を飛んでいるわけではなく、マシンから飛び出す大きなビスケットを観客がバットで打ち飛ばすらしい。しかし、ビスケットは打った瞬間に砕けて粉々になってしまう、とのこと。その不毛感はぜひ体験してみたい。)
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気付けば、予定時間を大幅に過ぎておりましたが、皆さんの充実した笑顔が素晴らしいです。皆さん、この中から、実際に作品が生まれたらどんな風かなぁ、と想像しながら帰ったのではないでしょうか。
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今回のワークショップは、参加者自身がアイディアを生み、練っていくという、参加者全員のクリエイティビティを刺激する、構築的な内容でした。
3時間半という長い時間の中でいくつものステップがあり、時間の経過とともに、参加者同士の関係も徐々に近づいてゆき、最終的にはチームそれぞれのカラーが色濃く反映された結果が残りました。芸術を介して、知らない人同士があっという間に、もしくは時間をかけながら自然と繋がりを形成していく様子は、いつみても不思議です。それが日比野さんの実力だと思いました。しかし、アーカススタジオという、この場所にも何か特別な空気が流れているんだとも、改めて思いました。




(ちなみに、本日のアーティスティックな行為。)
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# by arcus4moriya | 2015-03-14 22:58 | HIBINO HOSPITAL | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第3回:西尾さん
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
第3回目が、2015年3月9日参加者西尾さん(守谷市在住)アテンドで実施されました。
第1回:アメ子第2回:河合さんのブログもぜひご覧ください。

天気は小雨、気温は低め。町全体がしっとりと雨に包まれていました。
ここからは、西尾さんが事後に記述したメモで活動をご紹介します。


西尾さん記述:
- 弱い雨が降り始める中、散策開始。谷津田(※谷津とは谷にある湿地を意味し、主に関東地方に多く見られる小規模な谷にある。)の方に降りて行く。小貝川まで続く湿地帯脇の小道をテクテク歩く。葦や藪の中に柳やニセアカシアが自生する地域で、守谷で一番好きな場所。
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- 細い車道に出て、みずき野方面に歩く。途中、小さな鳥の資料館で保護または飼われている猛禽類の鳥を見る。一羽ずつ金網で覆われた小屋の中に居たのだが、不意にやってきた我々が怖かったのか大きな鳴き声をあげ警戒していた。
「逃げ場がないから怖いんだね。」
と大木さんが言ったことに少し驚いた。失礼ながらそんな風に思う方には見えなかったから。
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- 榎の大木のところまで来た。古い木で、たしか市内でも有名な木だったと思う。その風景なのか、家の佇まいなのか周辺を見渡して大木さんが、「インドを彷彿させる」と言った。
私はインドを訪れたことがないのでよく分からなかったが、街中や住宅街、農村といったネーミングで表せないものなのかな、と理解した。私にとっての暮らしの風景はまさにそういったものだと思う。
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- 数年前に開通した郷州沼崎線(一般道)にたどり着き、そこから 駅方面を確認する。ずい分歩いてきたようだが意外とそうでもない。近くのコンビニで買い物。雨が降っていたので軒下でちょっと休憩、皆それぞれ飲んだり食べたり。普段は車での移動が多いため、そんなふうにすることはない。なんだか旅先にいるようで楽しかった。
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- 城址公園裏にある谷津田の葦原に向かう。途中、小さな祠がある神社に立ち寄る。天蓋を作るスダジイの葉の間からこぼれる光が不思議な空間を作り出している。雨が心地よい。
庭に烏骨鶏を飼うお宅の横を通り葦原に。烏骨鶏は真っ白でとてもかわいらしい鳥、小さな卵を生む。
谷津田を見渡すとかなり広がっている。もうすぐ小貝川にあたる。ここは守谷の地形を代表する場所だと思う。
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- 守谷城址にはいる。詳しいことは知らないが、かつては入り組んだ地形を生かし出城(※本城のほかに国境などの要害の地に築いた城。枝城。)として使われていたらしい。大木さんが、その場にある樫の木の木肌に興味を引かれたようだった。これまた見慣れたものだったので、私には、そのこと自体が興味深く思えた。
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(日本酒をまく大木氏。)
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- 公園を抜け、一途帰り道に。雨が強くなってくる中、家に向かって黙々と歩く。ふいに大木さんが、見えてくるお店を指して、なにを売っているのかと聞いてくる。よくよく聞いてみると何かを買いたいようだ。地域と消費について興味がある(正確な表現ではありません、ごめんなさい) のだという。私がそう思うのは旅している時。古くからあるお店に入り、それぞれ買い物をする。入ってみようとすら思っていなかった店で買い物をするのは新鮮だった。
その後も近くのスーパーで買い食い。ふふっ、と思わず笑ってしまう。
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- その後はまた黙々と歩き終点へ。大木さんが途中の横道に興味を示したので、行きますか?と尋ねたら、いやいやいやいや…と。それはそうよね。私だけが土地勘があり距離を理解しながら歩いていたのだから、一体どこまで歩くのやらと思っていたことでしょう。大木さん、藤本さん、お疲れ様でした。


[感想]
詩のように暮らしたい、といつも考えている。でもなかなかそれができないのが日常で、なんだかバタバタと過ごしている。大木さんと歩いていると、日常は、(私が思う)詩のようなものに満たされていて、そのひとときを感じる瞬間が自分にあるかどうかだと改めて気づかされる。よき日でした。





藤本による追加:
最後に、西尾さん宅で西尾さんのこれまでの話や、ここ守谷での話。
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西尾さんに別れを告げ、教えていただいた近くの沖縄料理屋でプログラム全体の話を膨らませる。今日は守谷・インド・沖縄が大木さんの中で絶妙に繋がっていく瞬間を共有出来たように感じ、私にとっても大変興味深い1日だった。
我々も大木さんのように、過去の出来事(大きな事から些末なことまで)と現在起こっていることを、たゆまぬ努力により日々関係づけ、普遍的なテーマのもとに「日常」を過ごすことができたらどんなに素晴らしいか…。それが徹底していれば我々も “アーティスト” と名乗ってもいいのかもしれません。でも、それを作品に昇華できないと “アーティスト” とは認められないでしょう。
あらためて、アーティストで居続けることは、限られた人々に与えられた特殊技能と努力に依るものだと感じました。

…というわけで
2015年度も映像作品の完成に向けて活動は続きます。よろしくお願い致します!

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〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第1回につづく。                                                                                                                                                                                                                                                                                


                                              
                                                                    
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# by arcus4moriya | 2015-03-09 22:19 | 地域とアート | Comments(0)
3月7日もりや座撮像日。その1−アーカススタジオの巻
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こんにちは。石井です。お待たせしてしまいました。年度末です。2月7日からはじまった、だいちの星座プロジェクト。いよいよ最終の守谷市内12カ所で撮像する「もりや座」の撮像日を一ヶ月後の3月7日に迎えました。今年度最後で最大の規模数で実施された「もりや座」のご報告です!(きっとまだこの回だけでは終わりきらないと思いますがとりあえず行ってみよう!)

あいにくのどんよりとした雲りの日でしたが、だいち2号は大丈夫。
今回は「もりや学びの里」で行われた関連企画「人間リフレクタで写ってみよう!」の様子をご報告。前日金沢から守谷入りした鈴木先生はなにやら特別に何か用意していました。前日はものすごく寒かったですね。このラインは私たちアーカススタッフが引いたんです。どんな構成でリフレクタを配置するかを先生方に計画してもらいました。市内で各チームもいろいろ考えたことと思います。そして当日の朝からJAXAの大木さんが学びの里運動広場で用意を始めます。
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あれ。なんだか金網とパイプの間隔が...?
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で....
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でっかーーーーーーーーい。
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つくば座では角度の調整を試していたお二人は、今回、2倍の大きさとCR同士の間隔をテストされるようです。高さ2m。結構な大きさです。
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ひとつひとつ微調整が始まります。
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どこをどう調整しているのかというと...99度の角度です。
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こちらは4つのCRが狭い間隔で配置されたバージョン。
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...つくば宇宙センターの時にも劣らないくらい、ガチです。
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真剣なお二人の向こうで、なにやらキラキラする人たちが......会場には続々と参加者が集まってきました。入口で誘導するスタッフもキラキラしながらお出迎え。
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受付で人間リフレクタに参加する方々がポンチョを借りて早速着てもらいます。
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さぁ、リフレクタの設置も完了!あとは天気がもつのを祈るばかり!
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鈴木先生、準備はいいですか〜?
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続々とキンキラキンの人たちが集まりました。
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わかってはいましたけど、やはり何かの秘密結社みたいですね...w
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いよいよ10:30よりプログラムのスタートです!初めて参加する方が多いので鈴木先生と大木さんから今回のプログラムについての解説から始まります。
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今回もニコニコ生放送の中継が始まりました。
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だいち2号が通過しながら私たちを撮像する方角はあっち!
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あの高い木のある方向です。なんだかあの木のてっぺんも指差してくれているように見えますね。
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さて、撮像時間の11:36まで天気はもつかなあ?

......とここまでで、一息しましょうか。続きが待ちきれない!という方はぜひこちらをどうぞ☆
ニコニコ動画で生中継された様子はこちらで視聴することが出来ます。当日は700名越えの視聴者が全国でこの様子をご覧になってくださったそうです。ありがとうございました。

「だいちの星座プロジェクト-つくば座・もりや座 関連企画『人間リフレクタで写ってみよう!』」
動画:NVS

11:25まで雨がひどくなって退散しました。一度参加者全員退避してBBQ場にいたのですが、その間、ニコ生(NVS)さんはコーナーリフレクタの反射する仕組みを番組内で詳しく説明してくれています。どうぞご覧くださいね。

そして4月1日(水)に、NHK水戸放送局で18:10頃より、今回の「だいちの星座プロジェクト」のまとめとして番組で紹介していただけることになりました。茨城県域放送なので、守谷市内ではご家庭のアンテナの向きによりご覧いただけると思います。(急遽、事故や事件のニュース等で放送されない場合もありますのでご了承ください)


.........そして私たちはその間、突然の雨で何をしていたかというと...そして守谷市内の他のチームはどうしていたのかというと....続く。
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# by arcus4moriya | 2015-03-07 07:48 | だいちの星座 | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第2回:河合さん
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」
第2回目が、参加者河合さん(守谷市在住・24歳)アテンドで実施されました。
2015年2月28日の出来事です。この日、大木氏は福島での撮影を終えてからの来守谷でした。
今回も前回に引き続き、河合さんが事後に記録した文章に沿ってご紹介します。
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(※この日わたくしは、主に移動中、車でお2人のあとをつけるというスタイル。車のガラス越しに動向をうかがっておりましたので、移動中の記録がストーカー的目線の写真で構成されていることを予めご了承ください。)

河合さん記述:
①ARCUS→守谷SA→四季の里公園
自転車で移動、守谷SAで昼食、茨城大勝軒、つけめん、大木さんの事前の話により決定。
2014年3月リニューアルオープン。2014年3月以来。
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昼を食べる。前回、兄と来た時の会話を思い出す。
守谷やさい村、キティちゃんの自販機、前のSAのなんでもある食堂のイメージと今のSAのどこにでもありそうなフードコートなイメージの違い。
昔、鉄の扉。今、オープンな入り口。家族構成。妹。
大木さん、レンコンの入ったパン、300円。
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四季の里公園。イバライガーの自販機を通過。日本通運(元コダック)ビル脇の道。
鯉、アヤメのない池、あまり奥まではいかず。よく晴れた。雲がない。
餌をやらなくても集まる鯉。なんとなく鳥を撮ってみる。
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梅の木、あまり咲いておらず。
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②四季の里公園→家→レストランテ・ジェノ
家に歩いて向かうことに。
一人暮らしの話、水戸にいた話、大学やめたとか。
ここまで何度かARCUSの方向など確認。
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家到着、自転車を片付ける、家の中までは入れず。犬の名前。冷蔵庫の中チェックは許さず。
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歩いてレストランテ・ジェノへ。
高橋・飯塚・海老原など旧家を話す。
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やたら大きな音で閉まるとトビラ。ジェノ、大木さんハンバーグ、ケーキセット500円。外税。
メニュー壊れてる、味はまあ、そとの荒れ具合が気になる、店長のことが心配。
コーヒーマシンのセルフ。山椒が化学調味料だ毒だと間違われたという張り紙。説得感。
大木さんの話、なぜかあまり覚えていない。
LLENO?ジェノ?
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③レストランテ・ジェノ→車両基地脇を通過→守谷駅
閉店した100円ローソン。新守谷駅。開智学園。
時間があれば歩きたかったところ。
守谷駅東口、常総線越える、いばしん裏、知り合いとニアミス、気づかず。
守谷駅、ロバ?ロマ?来るまでに通過してきた乗馬クラブ。入会金高し。
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歩道わき、欄干、座る、しゃべる、西日が印象的。
なんとなく守谷は西日が良く見える気がする。
今年の抱負、「記録を多く残す」
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コーヒーファクトリー、大木さんPC取り出す。
店のそとのPC眺める、音声なし、音声が気になる。
福島とアフリカあたりの交錯が興味ぶかい。
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(※大木さんのパソコンを外に放置して盗まれないか、ヒヤヒヤする藤本。)
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(※しかしガラスをはさんでみると、なぜか客観的な態度で鑑賞することができる。)
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大木さん、次の予定へ。
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・感想
当初、守谷の行く場所の説明なり行く理由などが必要なのかと考えており、プランを立てる際にも自分の中にテーマをもって構成していた。その分、当日の個人の考えを抜きにして、普段から散歩なりしている場所をただ歩くというのは意外に感じた。予定通りいくことはないだろうと考えていたので、困惑することもなく、その場に応じて行く先を変えていくのは日頃からやっていることでごく自然であり、常に意識している「流れ」とか「素の部分」が見えるようでもあった。行った場所に意味をもたせるとすれば「人の集まる場所」「開発の進んで行く様子」「点在する大型施設」などさまざまな意味をもたせられるが、今回はそのような意味は必要なく、表題のとおりの日常的な部分を見せることが多かった。


河合 幹貴


「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第3回:西尾さんにつづく。                                                                                                                                                                                         
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# by arcus4moriya | 2015-02-28 23:19 | 地域とアート | Comments(0)
View the feedback of 2014 resident artists!
Seyit Battal Kurt

After several weeks of official meetings and warm receptions in Moriya and Tokyo that ARCUS had organized for us, I finally settled down and had time to go out and explore the nature, and see the surroundings of the city of Moriya.
One of my aims while I was staying at ARCUS was to do research on farmers in Moriya. For several years, I have been researching on histories and context of local communities through sustainability of agriculture and how farmers are looking at the food system.

Accompanied by constant singing of the crickets (day and night), most of the time I felt like being in a setting of Hayao Mizayaki’s movie. With this mixture of amazement and the longing for discovery, I started to meet people and their relatives who are engaged in farming, agriculture and gardening. In the beginning, packed with camera equipment, I was walking or biking around the streets to meet people working in their gardens and farms, hoping to make some video recordings and interview them. Although I prepared a questionnaire paper which was written in Japanese and English with me, soon enough I realized that visiting them on my own would not work, since I could not communicate with the people in Japanese and most of them could not speak English.
With the profound assistance of the ARCUS staff and some volunteers, I was able to meet some farmers and diverse individuals in their daily living and could have in-depth interviews with them on topics ranging from ecology, farming, sustainability, cultural identity, family structures, and the Second World War experiences to the unique connection between mathematics and farming. Sometimes, I would encounter someone who wished not to talk about farming, but instead wanted to tell me an old fairytale, and I would record those different perspectives spanned from personal memories as well.

Beside my research and work, the most amazing thing was the friendly attitude of people in Moriya and Japan towards me and other residency artists. It was a great pleasure to work with ARCUS staff and everyone who were involved in the program: from the volunteers to people working for the city of Moriya, and every single person I met during my stay in Moriya. It was impossible not to fall in love with the people and the beautiful nature of Japan. I am very glad and thankful to ARCUS for providing me the opportunity to stay in Japan and experience the live here, and to make it possible to accumulate wonderful video portraits of people who are engaged with agriculture and keeping a relationship with the physicality of the earth.
The project is ongoing and I am planning to extend this research to other counties to define how agriculture is changing and how it is reflecting the production and consumption of our everyday food, and how efforts of farmers is understood by different people, communities in various areas in the world.

Seyit's studio:OPEN STUDIOS 02




Florencia Rodríguez Giles

The experience at Arcus Studio was truly interesting and inspiring at several different levels. The research that I conducted, the cultural and natural environment, as well as all the new people I met, constituted rich sources of new experiences that I´m still processing.

I would like to stress that it was the first time that I lived and worked on the outskirts, in a very peaceful place surrounded by nature and subtracted to the overwhelming cultural and entertainment market of the big cities. This situation provided a particular lifestyle that allowed me to be fully concentrated on my project while entertaining at the same time rich relationships with a whole community of people (the staff of Arcus Studio and their contacts, the invited curator, the artists in residency, the local people, etc).

Since my proposal was to explore new kinds of intersubjective and communitarian relations based on the collectivization of the oneiric life, I was completely dependent on the support of the Arcus staff and they responded to my requirements in a highly efficient and enthusiastic manner. Indeed, the coordinators of Arcus Studio were extremely helpful in establishing the required nexus with the local people, contacting persons that I needed to meet regarding different aspects of my project (a Noh Actor, a family of Yamabushis, the owner of a Kimono Textile Factory, etc), fixing the whole schedule, and helping me to apply the protocol rules on which my project was based. They also constantly shared their impressions and ideas and were productively critical regarding my project and the public presentations I made. They provided so much support and interest that I had the feeling that my project was not my project but a goal shared and pursued by all of us.

Furthermore, I would like to mention that I made an open call inviting local people to participate in this project. The fact that the resulting group of people was quite diverse as to their ages, professions and life experiences enriched my work by opening unexpected perspectives. At the same time – in spite of these differences – they were all Japanese, which means that they shared certain patterns in theirs mode of expression (body language, gestuality, temper, etc.) that significantly differed from my previous experiences with Argentineans. It is also worth mentioning that the communication problems that I had at the beginning of the project (since I do not speak Japanese) led me to develop new strategies that enriched my project with new faces.

Florencia's studio : OPEN STUDIOS 02
Florencia's activity “Practice” : OPEN STUDIOS 02






Constantinos Taliotis

The Japanese are crazy about statistics. If you are traveling in Japan, Moriya is the last place you would like your car to break down in. In the unlikely event that you have to spend a day in this small town north of Tokyo you only have two options: either eat the most expensive pizza on earth or spend a whole day in the most humongous Joyful Honda in Asia, a superstore where you can buy anything from fish vaccines to death certificates, or die looking for them. If you also have to spend the night in Moriya, you probably took the wrong turn…in your life.

I spent a hundred days and nights in Moriya and every single one of them was great; thanks to ARCUS. I arrived when the summer humidity was at its highest point and left right in time before winter’s snowfall. I survived four earthquakes and typhoon Vongfong. And yet I wished I could stay longer in Moriya. At ARCUS I found an exciting vista of inspiring, infinite and efficient creativity, an environment that encouraged and facilitated uninterrupted research initiatives with impressive accuracy and a unique mechanism of generating motivation both for the invited artists and the local community. ARCUS is a fascinating and beautiful planet full of the most unexpected surprises. Next time I am traveling through Japan I know where I want my car to break down.

Constantinos' studio : OPEN STUDIOS 02
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# by arcus4moriya | 2015-02-27 16:16 | AIR | Comments(0)
HIBINO HOSPITAL vol.65 @茨城空港
HIBINO SPECIAL からの報告によると
本日2月21日
茨城県上空に納豆菌が発生しました。
大豆が乗客の藁で出来たひこうきを作成して
空をめざし 
空で納豆に。

《出発のご案内》
茨城空港
DEPEARTURE TIME 2015/02/21 PM5:00
ARIVAL TIME 空で納豆になったら・・・帰ってくる。



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皆さん、どうもこんにちは!藤本です。
本日2月21日、HIBINO HOSPITAL vol.65を開催しました。上に記したのは日比野克彦氏が今回のワークショップの導入で参加者に渡したテキストの一部です。
なんと会場は茨城空港です。
1999年から始まったHIBINO HOSPITAL。これまでに64回の創造的なワークショップが行われてきましたが、空港での開催は初めての試みです。
しかも、制作する場所は「国際線チェックインカウンター前」。ロビーやショップ前などの空きスペースではない、というところがすごいではありませんか。メインエントランスからとても近い理想的な場所です。国際線の運行が終了した後に使わせていただきました。

ヒビノホスピタルにおいては、もはや伝統ともいえますが、ワークショップのタイトルは当日現場で明かされます。つまり参加者は、何をするのかほぼヒントもない状態で参加申し込みをし、会場へやってきてくれるのです。これってよく考えたらすごいことです。アーティスト日比野克彦氏の吸引力の凄みを感じます。

そして、今回のタイトルは「納豆ひこうき」。
制作の前に、会議室で日比野氏からワークショップのイントロダクションがありました。毎回制作の前にしっかりとこういった時間を設けることは重要だと改めて感じました。

取り出してみせたのは、普通の「藁納豆」。これを眺めて、日比野さんは語りだします。
「これって...何かに見えるよね?これに何かがついたら、飛びそうだよね。」
最初に渡された文章を読み上げながら、日比野さんはおもむろにその藁納豆を掲げます。
しかし、[茨城=納豆=藁=飛行機...]という単純なイメージのみによるアイディアではなさそうです。
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移動して、いよいよ制作開始です。
藁・たこ紐・針金を使って、自分なりの納豆ひこうきを作ります。
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見学も自由です。
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藁の扱いはなかなか難しかったようですが、皆さん、飛行機の形状の再現に苦労しながらも、オリジナリティを発揮しています。
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大豆が乗客です。
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こちらでは、納豆ひこうきを飛ばすための準備が着々と行われています。
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作り終わった人は、まず自分の作った納豆ひこうきと同じくらいの重量のものを会場で探します。交渉が成立したら、針金の両端に吊るして、バランスを確認。
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さらに、4個、8個、16個とバランスを調整しながら繰り返します。
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そしていよいよ、空港の天井から吊るす作業に入ります。
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遠くから見ると、本当に納豆のような納豆ひこうき
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近くで見ると、それぞれの思い描く飛行機の形をした納豆ひこうき
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完成後、日比野氏のまとめがあり、参加者の皆さんと記念撮影をしてプログラムは終了。たくさんの参加者の方々が後片付けまで手伝ってくださいました。

参加者の皆さんが帰ったあと、日比野氏は長い時間をかけてモビールのバランスの微調整や、細部の修正を丁寧にされていました。それはスタッフと関係者しか知らない、アーティスト日比野克彦氏の姿でした。

ご参加くださった皆様、ご協力くださった茨城空港の皆様、本当にありがとうございました。
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# by arcus4moriya | 2015-02-21 21:47 | HIBINO HOSPITAL | Comments(0)
2月21日つくば座撮像日。
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こんにちは、石井です。大変お待たせしました。
2月21日は、いよいよ待ちに待った「つくば座」撮像日
アーカススタッフはJAXA筑波宇宙センターにいました。鈴木先生はこの日、筑波大学のチームと一緒に撮像しました。そして市内あちこちで同時に撮像にチャレンジします。
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今日はなんていいお天気!! JAXA筑波宇宙センターにはレクチャーのあった棟の後ろに、広大なサッカー場があります。なにやらキラキラと輝く光が。ここでは宇宙少年団つくば分団とJAXAのチームが撮像しました。朝早起きして分団の皆さんは簡易でオリジナルのリフレクタ(CR:Corner Reflector)を製作した様子。1mサイズのCRの間にかわいらしくキラキラ光るものが見えます。
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な、なにやってるの...
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さすが宇宙研究のお膝元、気合いがハンパないです...これには驚きました。9個のCRの回りに小さな手作りCRと、背後にはサッカーゴールでできたCR!他にも様々なチャレンジングな「星になる装置」が構成されていきます。
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一方で....。
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最終確認に余念がないのは開発員の大木さん。全てのCRの仰角を変えて撮像してみる、という実験も兼ねて角度の調整中。
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わかりますか?ちょっとずつ角度を変えています。そして走る走る...
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段ボールとアルミシートでどれだけ輝くか、そのサイズも様々なつくば分団チームは写り方についても相談し合い。。
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若干余裕さえ感じます。
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さぁ、CRの配置が終わったところで、JAXAチームも人間リフレクタの用意を。この頃で既に11時頃です。
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このように羽織るだけ。100円ショップで売っている防寒アルミシートです。
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用意は準備万端、あとはだいち2号が東の99度から11時36分に撮像しにくるのを待つだけです!
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さぁ、来ますよ!11:20分頃からもう動かないように!という指令がきます。
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子どもたちはのどかにサッカーゴールの裏でくるのを待ちます。。。大木さんが今どこを飛んでいるかを教えてくれます。
『現在オホーツク海を過ぎました....北海道........東北に入ってきました...まもなく関東に来ます』。。。その間隔が短くて、いかに「だいち2号」のスピードが速いのかがわかります。でもこちらから肉眼では見えない、地球を見ているセンサが近づいてきていると思うとドキドキしました。↓ココが今来ている瞬間です。では同時に他のチームの様子をみてみましょう。
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谷田部(やたべ)中学校
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軽トラにCRを積んでドラム缶と寸胴も用意してきた筑波山麓星組!
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桜中学校
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木製枠のCRが増えている!筑波研究学園専門学校
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あれ、撮像の瞬間は乗っかってないですよね?な、つくば市役所チーム。
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筑波大チーム「結プロジェクト」チームはこちら。恐らく撮像終了の瞬間? 感動の達成シーンの模様。時間は11:37を示しています。
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つくば座チームによる撮像は無事終了しました。
この「つくば座」の撮像結果はどうぞ4月18日に公開されるJAXA筑波宇宙センターの特別公開日でご覧ください。もしくはアーカススタジオでのドキュメント展(4月18日(土)〜5月23日(土))でも、全チームの様子をもらさずドキュメントとしてお知らせします。

ファン!ファン!JAXA!さんではこの日の様子が報告・紹介されていますのでぜひご覧くださいね。「筑波宇宙センター[開催報告]だいちの星座プロジェクト〜つくば座の巻〜
撮像の速報での結果(JAXAのみ)がご覧いただけます。『JAXA筑波宇宙センターの本気』に驚いて下さい(笑)
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皆さんお疲れさまでした!来月の3月7日はもりや座撮像日です!
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# by arcus4moriya | 2015-02-21 19:07 | だいちの星座 | Comments(0)
いばらきアートプロジェクト円卓会議 シンポジウム「地域×アート」
皆さん、どうもこんにちは!藤本です。

2月14日(土)に、
いばらきアートプロジェクト円卓会議2014
「地域×アート」茨城のアートプロジェクトのこれから

というシンポジウムに、ARCUS Project チーフコーディネーター朝重がパネリストとして参加させていただきました。(主催:茨城県水戸生涯学習センター 共催:MeToo推進室、水戸商工会議所)

パネリストの皆様。左手から順に、
取手アートプロジェクト、奥村圭二郎さん。
アーカスプロジェクト、朝重龍太。
水戸のキワマリ荘、松本美枝子さん (田中マイティさんの代わりに登壇)
常陸太田アーティスト・イン・レジデンス、ミヤタユキさん。
そして、本日のモデレーター、中崎透さん。
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(今、気付きましたが、アーカスプロジェクト以外は団体名に拠点の地名が入っているのですね。「団体名」のみから受け取る事ができる情報量の違いも興味深いです。今のところ、情報量が最も少ないのは、断トツでアーカスプロジェクトと言えるでしょう。)

ちなみに、中崎さんはアーティストであり、MeToo推進室のメンバーであり、水戸のキワマリ荘の中にある「遊戯室」を運営しており、2008年にアーカスプロジェクトで「Parallel School/パラレルスクール」を実施したNadegata Instant Partyのメンバーであります。
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今回参加した全ての団体の拠点が茨城県内ですが、お互いの活動は知っているが、度々訪れるのがなかなかに難しい、という関係の4団体でした。こういう機会に集まれることは貴重です。

会場も人でいっぱいになってきました。そろそろ開始です。
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中崎さんの軽快なトークが、会場に一体感を生みます。
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4団体はこのシンポジウムの前に、それぞれの回でトークを実施しておりました。しかし、中崎さんの「その4回のトークを全部聞いたよ、という人ー?」の問いかけに手を挙げた方は0人だったので、「そりゃそうですよね。」ということで、各団体の紹介タイムが設けられました。
そこから、話が少しずつ広げられてゆき、具体的なトピックになる。そのように話が進んでいきました。

トピックは流動的でした。
アーティスト、作品、オーガナイザー、鑑賞者
の理想の関係について考えさせられる会でした。
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# by arcus4moriya | 2015-02-14 22:01 | 地域とアート | Comments(0)
いばらきアートプロジェクト円卓会議 04 | ARCUS Project
皆さん、こんにちは!どうも、藤本です。
本日、2月11日(水・祝)は、
いばらきアートプロジェクト円卓会議2014のプログラム04 | アーカスプロジェクト の回。
チーフコーディネーターの朝重龍太がアーカスプロジェクトの活動をプレゼンさせていただきました。ごく一部ですが、紹介させていただきます。

主催は、水戸を拠点に活動されているMeToo推進室です。
会場は水戸駅からほど近い cafe zakka gallery MINERVA。ガラス張りの素敵な空間でした。

お客さんも集まり、そろそろ始まる模様です。
聞き手はMeeToo推進室の寺門義典さん。
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プレゼンがスタートしました。
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プレ事業スタートから数えるとアーカスプロジェクトは今年度で20周年を迎えました。一言で20周年と言うのは簡単ですが、こういったアートプロジェクトが20年続くというのは大変稀な事です。複数の奇跡と、大勢の人の情熱が積み重なって歴史は形成されております。
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今年度の招聘アーティストの活動事例の紹介。
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続いて、アートと地域をつなぐプログラムの事例紹介も。
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プレゼン後は、質疑応答タイムです。会場にいる方々から様々な質問があり、その熱気に押され
わたくしからもやや鋭利な質問をさせていただき、
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真剣に答えるチーフです。
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茨城県庁 地域計画課内のアーカスプロジェクト担当者もマイクを持ち、
答えは出ないが答えを探しながら向上すべくアートプロジェクトを継続していくことと、目に見える形としての結果や成果を求められる立場ならではの難しさについて話します。
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気付けば、外は真っ暗に。
今回はたくさんの方にアーカスプロジェクトの活動をアピールさせていただきました。お客さんの中にもアートプロジェクトに関わりたい、もしくは関わっているという方がおそらくいらっしゃったと思います。アーカスプロジェクトの事例が何かのお役にたてば幸いです。
加えて、内部の人間が自身の活動を客観的に捉え、功績と課題にフラットに向き合うことの必要性を改めて気付かせていただきました。
このような機会を与えてくださったMeToo推進室の皆様に感謝申し上げます。そして、長時間お付き合いいただいた皆様にも感謝致します!

3日後に控えた、同企画のシンポジウム「地域×アート」茨城のアートプロジェクトのこれから
も楽しみです。
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# by arcus4moriya | 2015-02-11 22:54 | 地域とアート | Comments(0)
だいちの星座プロジェクト ー 製作ワークショップ@ARCUS Studioの巻
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大地にも、精密検査が必要だ。
みなさんの健康管理といっしょなんですね。健康だからできるワークショップ!ということで。
学びの里の体育館に集合!だいち2号の展示もこのように。(協力:JAXA)
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星となる装置=電波反射機(CR)を製作するワークショップは午後から開始します。20チームおよそ150名で製作します。


では、電波反射機の製作の様子をダイジェストでどうぞ!星の材料はこちら。
水道管パイプ(T字L字ユニット)・金網・塩ビ用ボンド・結束バンド。
THE DIYなものばかりです。
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ビデオで最初にパイプや金網の切り方などの下ごしらえの仕方を一通り見た後...
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筑波大のお兄さんがサポートしながら製作がスタート!
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切ります。
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切ります。
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計ります。
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切ります。
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そろえます。
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塗ります。
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たたきます。
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たたきます。
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そろえます。
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またたたきます。
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貼ります。
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養生します。
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「日」の字が3つ。
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張ります。
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張ります。
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カオス。体育館でDIYは壮観。
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結束します。
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チームの結束も大事。
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イレギュラーなミニリフレクターを作っているのは....わが街の守谷市役所チーム!ニコ生のコメントでも多くの反響がありました。余った材料のパーツでも何でも作り込んじゃうこのチーム。
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しかも早い!なんでしょう、他のチームがまだ網を張ってる頃に既に完成しているこの余裕(笑。
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一方で、鈴木先生と大木さんはニコ生視聴者に向けて「だいち2号」の性能について解説をしてくださっていました。
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↓奥のほうに「だいち2号」の模型も展示してあったのを、ご存知ですか?大木さんがとてもとても詳しく、模型を使って性能や仕組み、こまかなパーツの諸元まで教えて下さっていますのでぜひとも動画をご覧ください。だいち2号がよくわかります!
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                                      ↑写真:JAXA
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                                      ↑写真:ARCUS

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今回最多数メンバーの松前台小のみんなは3チームにわかれて3つのCRを作っていました。(自費で余分に用意してきたとのこと!)ほとんど子どもたちだけで製作しているというたくましいチーム。着々と製作しているのかなあと思いきや.....「お兄さぁーん!」
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どうした?どうした?
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結束バンドの止め方?...みんなガチですね。この眼差し。なんて微笑ましい光景でしょう。
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こちらは金沢美大のお姉さんが男子中学生をアシスト。さぁ、金網をどんどん張って3つの「日」の字が完成したら組み合わせます。
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張り具合もチェック。
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組み立てたら、今度は折りたためられるようにチェック。
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さぁ、完成です!ここからはチーム紹介。守谷市立御所ケ丘中学校チーム。
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守谷市産業地域協力会チーム。(後に郷州小学校で撮像します)
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morismチーム。
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守谷高校&つくば宇宙利用研究会チーム。
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つくば市役所チーム。
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守谷市役所チーム。
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守谷市立大井沢小学校チーム。
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つくば市立桜中学校チーム。
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守谷市立愛宕中学校チーム。
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筑波研究学園専門学校チーム。
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筑波大学「結プロジェクト」チーム。
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日本宇宙少年団つくば分団&JAXA筑波宇宙センター混合チーム。
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頑張りました、大所帯の守谷市立松前台小学校チーム。
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全員無事にCRを予定より早い時間で完成させました。
最後に質疑応答コーナー。いくつか小学生から。「人間リフレクタ何人分で(金網の)リフレクタ1個分の光の強さになるの?」人間リフレクタのポーズについて。「人間リフレクタをやる時の角度は気にしなくて良いの?」という質問には「丸太のようなポーズならどんな角度でも大丈夫」と。
では「人間に金網を直接巻きつけたらどうなの?」という、もっともな質問まで。
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山下さんから、ニコ生視聴者からの質問をだしてもらいます。ここにいる皆さんは昨日までに質問しつくしたので(笑)それほど疑問はない様子。ネット視聴者からは「撮影した画像はどのくらいで見られるのでしょうか?」。
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だいち2号の性能としてはその日のうちに速報画像が解析できる能力をもっていることは大木さんから説明されました。また、万が一震災がおきた場合はこの活動は中止になります。本来のだいち2号のミッションは災害があった場合緊急観測をして活躍しなければならないときでもあるのです。とも。
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方位磁針のセッティングもチェックして。撮像日にのぞみます。
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最後に鈴木先生から。
今回のつくば座・もりや座では、まだ私も知らない星座が皆さんによって作られます。この活動を通じて皆さんの授業やクラブ活動などの広がりを私たちに伝えてほしい。ぜひ感想を聞かせてもらい、より世の中に伝わりやすく広めていきたいです。』

そして大木さんも素敵なお話をしてくださいましたので一部抜粋。
『JAXAは"だいち2号"をはじめ、これまで様々な人工衛星を打上げていますが、なかなかそれが身近に感じられる事は少なかったのではないかと思います。Google earthは知らないうちに撮られていて誰でも見られる状態になっていますが、今回、これから私たちがやろうとしていることは、皆さんが積極的に"だいち2号の観測の中に写り込む=入っていく"ことなのです。宇宙と地球の間のつながりの中に直接入っていく、という活動を地域のみなさんと行えることはとても嬉しいです。宇宙を身近に感じられる活動、まずはこの活動を成功させたいと思っています。』


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最後に全員で記念撮影をしました、撮像日まで楽しみです。つくば座撮像日につづく。お疲れさまでした!

写真:加藤甫


                                              


この様子はNVSさんが当日生中継してくださった動画です。全国でのべ1000人以上の視聴者にご覧いただきました。こちらでは鈴木先生と大木さんによるニコ生視聴者向けのガイドもあります。どうぞご覧ください。


「だいちの星座プロジェクト - つくば座・もりや座」 製作ワークショップ編
@アーカススタジオ(もりや学びの里体育館)
動画:NVS                                             
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# by arcus4moriya | 2015-02-08 12:24 | だいちの星座 | Comments(0)
だいちの星座プロジェクト ー レクチャー@ARCUS Studioの巻
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2月8日(日)はアーカスプロジェクトの拠点、アーカススタジオのある "もりや学びの里 体育館" で実施した「だいちの星座プロジェクト-つくば座・もりや座」レクチャー・ワークショップ編です。寒い中150名近くのチームメンバーが揃いました。
小さなお子様から小中学校の科学部、専門学校生や大学生、大人のみなさんも勢揃い。つくば座チームともりや座チームが一堂に会し、「電波反射機(=Corner Reflector/コーナーリフレクタ : CR)」を実際に作る日です。昨日のJAXA筑波宇宙センターに参加できなかったメンバーにもわかるように、そして昨日参加したリーダーはおさらいを。ということで朝から全員気合いでレクチャーを受けます。アーカススタッフも気合いを入れてJAXAさんからの貴重な展示物を設営しました。
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星座ができるまでのステップを確認。どんな行程を進むのかな?午後のワークショップで「星」になる装置ができるんです。
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昨日のレクチャーと全く同じかおもいきや....そうじゃないんです。TXの守谷駅からスタート。鈴木先生と大木さんによる、より詳しいレクチャーです。これはニコニコ生放送でも生中継されましたのであとで記録動画をご覧下さい。(末尾を参照)
鈴木先生は画家でもあります。油絵を描いて、金沢では油画科で教鞭を執っています。JAXA地球観測研究センターの開発員、大木さんはTX快速では、ほぼお隣の「つくば駅」より最寄りの超広大な施設、筑波宇宙センターから来て頂きました。
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大木さんによれば、人工衛星が最初に観測する画像(左端)はこんなに荒いのだそうです。いろいろ解析をして、ようやくみんなが見られるような画像にするのだそうです。
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そして宇宙のお仕事とはいえども、地上の仕事がたくさんあるんだとか。この形を覚えておいて下さいね。
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あんな画像やこんな画像。普段見ることのないような貴重な資料画像を参考に「宇宙」をイメージするものを共有していきましたね。宇宙兄弟、銀河鉄道999、機動戦士ガンダム...から今では地球から400kmの場所で生活できるようになったISS国際宇宙ステーションなど。1902年に公開された映画『月世界旅行』も参考に。メリエスが絵具をつけたフィルムの地球は黄色かったという話。地球が青いとわかるまで、ずっと月のように「黄色い」と認識されていたのは驚きです。
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『月世界旅行』から66年後、ついに人類が月にいき宇宙飛行士が地球を記録に残します。その交信記録:ビル・アンダース(大木さん)とボーマンさん(鈴木先生)の会話は、動画でお楽しみください。
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宇宙飛行士が科学の力で月まできて見たものをミッションにない中で、フィルムで撮ろうとした=その美しさを伝えようとした、という行為が大変重要なエピソードである事を先生は説いています。
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その後1978年の人類で初めて地球の全景を撮った「ザ・ブルー・マーブル」や、古代から残るナスカの地上絵、現代の地上絵ではロバート・スミッソン/Robert Smithsonの「スパイラル・ジェティ / Spiral Jetty(1970)」、トム・ヴァンサン/Tom Van Santの「Reflections from earth(1981)」、ピエール・コントゥ/Pierre Comteの「Signature Terre」などなど。2001年にはスペースシャトルにいる毛利さんへ送る電波メッセージとして地上絵を送った実験もありました。芸術と宇宙との関係も学びます。そして現代へ。
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先生が出会った、最初の衛星テラよりももっと高い解像度で撮像できる観測衛星に出会います。初代・陸域観測技術衛星「だいち」の2種類ある観測方法のうち光学(カメラ↑)で撮った画像と「だいち2号」の観測できるレーダー(↓)で撮像した画像の違いも。合成開口レーダーのすごいところは、こうもりのように(音波ではないけれど)電波で撮ることができること。「レーダーは雨や雲をつきぬけていく」っていうことを学びました。
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これから作ろうとしている「星」は、街の「変化」を示したものが光になって現れます。人々が生活しているときに街の中で起こした「変化」が点となって星空のように輝いて見えるのです。
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JAXAが持っている本格的な電波反射機(画像左)は、富士山にあります。良ーく見ると透けて見えるのがわかりますか?網目であっても「面」で認識する人工衛星だいち2号に写り込むのに適しているのが「金網」だってことも、前日のレクチャーで学びました。そして改良を重ねたCR(画像右)はこんなに小さな1mまでコンパクトにできるようになりました。「こんな幅の編み目があっても...」のところ。
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さらに鈴木先生の研究によって、おりたたみ式で2.5Kgの軽量化になったのも画期的でした。
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筑波大生のお兄さん達に今日も人間リフレクタになってもらいました。キラキラしてるでしょ。背景の数値、わけわからないですよね。でも実際にポーズした形によって輝き方が異なるという分析がされたのですから大変興味深いです。筒状のポーズが一番写りやすいのだそう。
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寝てても角度さえあっていれば写るらしいんですけどね。なかなか難しいんだそうです。
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手引書にもどこで撮像するのがいいのか書いてあります。どんなポーズをするかはみんな次第です。
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つくば座は2月21日、もりや座は3月7日のいずれも午前11時36分に真方位99°、磁方位106°の方向から撮像されます。
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さあ、撮像する日時は決まっています。おさらいは終了。昨日のデモンストレーションもふまえて、午後はCRを作る準備にとりかかります。JAXA・筑波大・金沢美術工芸大のお兄さんお姉さんが全20チームの製作をリードします。
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わからないことがあったらこの背中の青い文字のお兄さんに聞くのが一番です!
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今回「星の材料」を全て協賛してくださったのは、守谷のDIYの聖地、株式会社ジョイフル本田さん。ご協力ありがとうございました!
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レクチャー内容のみならずワークショップ中にも「背中が青い文字のお兄さん」な大木さんが、特別にニコ生視聴者の皆さんに「だいち2号」の性能についても詳しく解説してくれていました。これはワークショップ参加者のみなさんも見られなかったはずですから、どうぞ次の「製作ワークショップ編」をお楽しみに。


「だいちの星座プロジェクト -つくば座・もりや座」 レクチャー編
@アーカススタジオ(もりや学びの里体育館)

「だいちの星座プロジェクト -つくば座・もりや座」 ワークショップ編に、つづく


動画:NVS
写真:加藤甫
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# by arcus4moriya | 2015-02-08 10:21 | だいちの星座 | Comments(0)
だいちの星座プロジェクトー質疑応答@JAXAの巻
もう先週「もりや座」撮像終わったのに、、、(苦笑。 3月に入った現在よりこんにちは、石井です。遅ればせながら2月7日を振り返りましてご報告!ひとつひとつコツコツといきます。

レクチャー、デモンストレーションと終えて、最後に参加者の方々からの質疑応答の時間を設けました。鈴木先生と大木さんが素朴な疑問も難しそうな疑問も答えます。普段聞けないような事ですし未知の世界にチャレンジしようとしている100名の参加者のみなさんにはなんでも答えます。
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つくばの撮像範囲と守谷の撮像範囲も確認して、実際どの位置まで写るのかも各チームは確認します。
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「つくば座」と「もりや座」を作るエントリーメンバーのみなさんからは、より詳しい「だいち2号」の特長や、撮像される時のコツについての質問が続々と出てきました。(翌日の守谷での質問コーナーよりかなり多くの質問がでましたね)
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大人のみならず小中学生のみんなも活発に質問をします。美術の授業だったらこんなに質問でたかしら?と感心するほど。
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初めてこういった実験にのぞむ参加者もいれば、もともと宇宙利用に興味のある方もいて私も出てくる質問に興味津々でした。
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リフレクターをおいて、衛星が来る角度を説明する大木さん。角度はこんな感じ?リフレクターの前に立ってはだめとか、どのくらいの間隔で置くとより強い光として反射するか、とか。
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思いのほか、子ども達の質問が多く....「いい質問ですね」と鈴木先生。
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菅谷さんもはしりまわります。
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疑問をもつことはいいことですね。なんで金属なのか、とか、なんでこの3面なのかとかそれ以外に光るものはあるのか、建物の屋上だったらより(衛星との距離が)近いんじゃないの?とか地面と水面ではどっちが反射しやすいのか等.....様々な疑問に答えていただきました。
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これで明日は実際に「星」となる装置をみんなが作る訳ですから、積極的に仕組みを知ろうとするうちにあっという間に時間が過ぎていきました。今日のレクチャーとデモをしっかり頭に入れておけば明日はうまくいくでしょう!
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実際のリフレクターをお手本に、明日は守谷のアーカススタジオでみなさんの手で作ります。長時間お疲れさまでした!
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おまけ

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この日は偶然(!)鈴木先生の誕生日でした。恒例の仕込み好きなアーカス組は、JAXAの皆さんも巻きこんで(笑)、プロジェクトの成功を祈りつつ、ARCUSとJAXAによる今回のだいちの星座プロジェクトスタッフ全員でサプライズを。これも良い思い出です。今日から3月7日の撮像日までの約一ヶ月間、よろしくお願いします!
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ちょっとALOS-2にどこか似てるかな?(金色に輝いているところですかね (^^)





写真:加藤甫
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# by arcus4moriya | 2015-02-07 23:37 | だいちの星座 | Comments(0)
「だいちの星座プロジェクト -つくば座・もりや座-」         デモンストレーション@JAXAの巻
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                                     写真:JAXA

こんにちは、石井です。さてさて、まだ初日だというのに3巻目。後半は、いよいよ「星」となる魅惑の装置、「電波反射器:コーナーリフレクター」のつくり方を実演してもらう時間です。
ワークショップ当日に慌てないように、各チームの代表にはつくり方をここで詳しく理解してもらい、明日はチームリーダーとして指導できるようマスターしていただきます。
大公開!『星のレシピ』。当日、参加者全員に配られた鈴木先生の手引書は、こちらから。

身近にあるもので構成されているリフレクタの材料はすべて、ここから!
守谷でDIYといえば、これまで海外からアーカスに滞在してきた、名だたる歴代アーティスト達も愛してやまない素材の王国、ジョイフル本田さんの協賛です。ありがとうございます。
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大木さんが掲げているこれ。漢字の「日」の字になっている反射板を3枚つくります。
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まず、鈴木先生から材料の下ごしらえについて。金網の切り方、水道用塩ビパイプの切り方、金網の切り口の処理などをビデオで。
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小学生は4年生からの参加。切るのは先生にやってもらおうね。
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金沢美工大と筑波大の大学生のお兄さん・お姉さんたちがお手本をみせてくれます。
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これらの切り方・貼り方・組み立て方は「だいちの星座」チャンネルのYouTubeでもあがっています。
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水道用塩ビパイプを切るこのカッターだけは、大人でも工夫が必要です。ガチャン、ガチャン、と数回に噛ませながら切り離します。
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金切りばさみも、ここでは素手で切っていますが、当日は軍手着用で。
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きれいに切れました。目合#20の亀甲金網です。これはビニール等のコーティングがされていると反応しません。
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切り口を丁寧に「銀色の」ガムテで覆います。ここは先生のこだわりらしい....「シルバーのテープ」。
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実際にビデオで映し出しながら細かい部分もわかるようにプロジェクションしています。
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カットしたパイプに「塩ビパイプ用接着剤」を塗ります。
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木槌、もしくはこのようなゴム製トンカチでT字L字のジョイントパイプを軽くたたき固定。反対側を付ける時は一度床面にあてて、両脇が平行であることを確認しないと、ジョイントパイプの向きが歪んで「日」の字にできません。
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塩ビパイプで「日」の字ができたところで、910mmx910mmにカットした金網をとりつけます。
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対になる両端を張りながら、結束バンドで固定します。あ。この商品バーコードははがしておきましょう。このバーコードのデータさえも、だいち2号のレーダでは反応を示すんだとか?!
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今日の100名が明日の仲間たちに教えます。今日学んでおくと、明日簡単です。
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ここでさらに「金網とパイプをうまく張るためのコツ」が伝授されます。結束バンドでシルバーのガムテープを貼った金網の端からパイプとを結ぶ最も適した位置。細かいでしょう?手作りで、より精度の高い星を作る為の大事なコツです。
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実際に会場の前方に集まり、「金網の張り具合」を触ってチェック。たわまないように、はじくとピンとはねるくらいの突っ張り具合で。
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結束バンドをとめた後の端切れも、きちんとあとで処分して、リフレクタを持つときに指を傷つけないために、調整します。ものづくりは丁寧な仕事が大事。
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灰色と銀色な「日」反射板の完成。素材は地味でもキラキラ美しく見えるのはなぜでしょう..。
(あ。バーコードはがさなきゃ)
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次はいよいよ3面をつなげます。「日日」の下部にもう一枚の「日」
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反射板同士をつなげるのは200mmの結束バンドで。ちなみに結束バンドの色はどちらかといえば白色か透明が好ましいそうです
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協力し合いながら面同士を固定します。
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これは折りたたみ式にできるので、一度3面そろったリフレクタの完成を見せた後....
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たたみます。
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パタン、パタンと一面分で重さ約2.5Kgのハンディタイプに。
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お持ち帰りいただけます。
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最後に撮像日に設営するときの再演。どのようにつなげていくか。当日手際良く、丁寧にスムーズに組み立てられるように。
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完成です。エッジもそろえて、後は指定の方角に向かって正しく配置すれば、うまくだいち2号に反射してもらって「星」のできあがり☆

金沢美術工芸大学、筑波大学のみなさん、ありがとうございました!
いよいよ明日がアーカススタジオで製作の本番です。続く!
...とその前に、質疑応答編はこちら!


写真:加藤甫
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# by arcus4moriya | 2015-02-07 23:00 | だいちの星座 | Comments(0)
「だいちの星座プロジェクト-つくば座・もりや座-」          レクチャーその2@JAXAの巻
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遅ればせながら2月7日実施のJAXA筑波宇宙センターでのレクチャーその2に続きます。
(長くて遅くてすみません;;)

なぜ、鈴木先生は地球の外から自身を観てみたいと思ったのでしょう。
先生は「人工衛星テラ」が撮った画像が手に入れられることを知ります。

そこで、金沢に大きなドットをつくり、写り込んでみます。地上に広げた十数メートル幅のものすごく大きな黒いシートは、小さなドットとして衛星写真に写り込む事に成功しました。
成功すれば、次は「もっと見えやすくするにはどうしたらよいか。」
「この衛星よりも高解像度で写り込める衛星はないか...」ということで『陸域観測技術衛星だいち』を知ります。
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大木さんの解説によれば、それが日本の衛星であり、目標寿命5年の活動期間を有する衛星でした。
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「だいち」は世界最大級の地球観測衛星で観測画像をみると雲が写っています。光学でカメラと似た仕組み。もうひとつは「レーダー」も備えています。
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今回撮像してくれる「だいち2号」との違いは、より高い分解能をもつ「レーダー」。詳しくは「Lバンド合成開口レーダ」というのだそうです。同じ場所なのに全く見え方が違います。
なので雨の日も曇りの日も地球をお見通しなのです。
....とここまでは前回までのお話でした。


もう一度伝えておきます。『鈴木先生は大学では油絵の先生です。』
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先生と大木さんが「だいち」、もしくは「だいち2号」の電波を反射させて観測する仕組みを小さな模型を使った動画で教えてくれました。衛星から照射されるマイクロ波のレーーがあの3面の反射板に跳ね返り、また衛星に戻ってくるのです。これは「レー""ー」で示してくれています。とてもわかりやすい仕組みです。
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(後の感想にも「わかりやすかった」と多数記されていました。)
言葉で理解する以上に視覚的にみるとなるほど!とうなづけます。

それから、衛星から照射してくるレーダーに反射する為の装置、電波反射器の形、素材、サイズ、あらゆる角度から改良を重ねました。アーティストの底力を見せます。そして「だいち」で撮像した結果。
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こんな地上の星が見えるとは....!これから更に研究を!というところで。

初号機「だいち」は世界中を観測し続け、2011年(平成23年)5月12日(午前10時50分)に電力がなくなり運用が終わります。この「だいち」は東日本大震災のときに、東北の被災地の土壌を観測するという、大仕事をこなして運用を終えたのでした。
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そして、いわずもがな、「だいち」が運用されなくなったことで先生方の研究が一瞬断ち消えそうになります。
あれから3年。。。
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その後、打上げられたのは2014年5月24日、「だいち2号」でした。まだ記憶に新しいかと思います。大木さんが示しているのは、ロケットにのせて飛んでいく前の「だいち2号」。これを見学することができた種子島の小学生は、いわば
「戦闘機の製造工場に小学生がワッペンひとつで見学できちゃう感じ」と同等のものすごい貴重なことなのだとか。
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そんなこんなで今の電波反射器に至るまでのお話をきいて、衛星に写り込む仕組みを知って、ますますどうやってつくるのかな?という期待が深まります。
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先生と大木さんの共同研究の経過を聞いて、更に皆さんが今回のプロジェクトに加わるのです。
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そして最も改良された最新型が、明日みんなでつくるこちら。後半の部でどうやってできるのか実演します。
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もうひとつ、こんなものも。
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小学生も中学生もみんな真剣。でもこの人間リフレクターは、こんな感じ。
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翌日8日のもりや学びの里でもお披露目しますが、水道管パイプと金網、結束バンドなどでつくる「電波反射器(コーナーリフレクタ)」よりも更に簡易で写り込む事の出来る「人間リフレクタ」は、防寒用のアルミのポンチョを被ったものです。今回は筑波大の学生さんがパフォーミング。
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実験で単純に思い思いにしたこのポーズ。「どんなポーズがいちばん写り込むのか?」は、大木さんの手にかかると、文系にはとっても訳の分からない(笑)数学的な数値で示されて検証されていたりします。それと関係なくポージングしていた金沢美術工芸大の学生さんは、そうとも知らずにいわゆる「パフォーマー」と化していたのです。
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JAXAの鳩山でも実証されました。Hの字に写っているのが、人間リフレクタ。
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これだけ濃密な内容だったのに、あっという間だったレクチャーの最後に、鈴木先生と大木さんからの発表。今日の日の為に決定した内容がこちら。
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人工衛星だいち2号がやってくる時間もわかりました。
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ふー。レクチャーの部、無事終了。後半のデモンストレーションでは製作に大事なコツを教わります。金沢美術工芸大学と筑波大学のお兄さん・お姉さんが実演してくれました。
....が、長いので次に続く!!!

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さぁ、地球からは見えないけれどやってきます。だいち2号。楽しみですね。



写真:加藤 甫





*3月7日にもりや座の撮像があります。
人間リフレクタで人工衛星だいち2号に写りこんでみちゃおう!というイベントはもりや学びの里で100人限定で輝く計画です。「人間リフレクタで写ってみよう!」 ぜひ参加してみたい方はお申込みを!締切は2月28日です。
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# by arcus4moriya | 2015-02-07 22:57 | だいちの星座 | Comments(0)
「だいちの星座プロジェクト-つくば座・もりや座-」          レクチャーその1@JAXAの巻
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みなさんこんにちは。石井です。
今回の「だいちの星座プロジェクト」実施にあたり募集していた20チームがつくば市と守谷市から出そろいました。たくさんのご応募ありがとうございました。今回のプログラムに参加するのは総勢130名近く。
アーカスプロジェクトでは2012年真夏に実施した「ノアのはこぶ絵」 /(動画はこちら)以来の宇宙芸術の地域プログラムですが、こんなに応募があるとは想定外で大変驚きでした。

今回のプログラムの概要は、こちらを参考に。

だいちの星座プロジェクトーつくば座・もりや座ー

お隣、つくば市といえばサイエンスシティとして有名な街。多くの科学者が様々な研究をしている頭脳都市でもあります。これまでなかった守谷とつくばの同時開催プログラムを、この場所で。
のぼりが邪魔ですか? JAXAといえば、これ。H2Aロケットが鎮座する、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターです。
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本日2月7日は、JAXA筑波宇宙センターの大会議室に集合。ここはアーカススタジオとはほど遠いレベルで厳格なセキュリティ管理施設であるのを今回参加者だけはわかったと思います。参加者は全員短い集合時間にも関わらずオンタイムで集まりましたね。きっとちょっとドキドキしたかもしれません。私も軽く緊張しました。今回の参加チームは小学校4年生からご年配の方まで様々な構成でできたチームメンバーがずらりと100余名。
これからスタートする「だいちの星座プロジェクト」に参加する皆さんが集まったのはここ↓!
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ドーーン。一度は皆見上げる、青いJAXAのロゴ。ここがたくさんの科学者や開発員の方々がロケットや衛星、宇宙と地球に関する様々なお仕事をされている場所(のはず。だと思う。なぜなら広大な敷地にいろんな棟があるので.....) 本日は大会議室のみですが、気軽に行ける展示ドームもありますし、一度は予約をして見学ツアーや公開日にいくことをお勧めします。
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つくば座チームともりや座チームの代表やメンバーが一堂に会し、実際に宇宙と芸術の関係、人工衛星について、特に「だいち2号」のしくみや、それが何に役立っているのか、その特性に基づきこれから私たちが挑戦しようとしていることについて、金沢美術工芸大学准教授でアーティストの鈴木浩之先生とJAXA地球観測研究センター開発員の大木真人さんにレクチャーしていただく時間と、

実際に衛星から写る為の装置「電波反射器(通称コーナーリフレクター)」について、その材料やつくり方についてのデモンストレーションを見る時間の二本立てで実施しました。
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初日前半に行われたレクチャーのテーマは、『人工衛星を利用して絵を描くことについて』。
進行は同じくJAXAの菅谷さん。今回のアーカスプロジェクトとの共催事業で大変お世話になった方のひとりです。JAXAはARCUS Studioと違うから(笑) 皆さんきちんとルールは守りましょう。会場内も入ってはいけないスペースに行ってはいけませんよ。あ、違う場所のスペースね。
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鈴木さんと大木さんの名コンビによるレクチャーが始まります。
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まずは金沢からいらした鈴木先生の自己紹介。実は金沢美大では油絵を教えている先生です。
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宇宙と芸術について、そして先生がアーティストとして実施してこられたこれまでのプロジェクトの経緯・どうしてそんなこと(!!)をするに至ったのか、から話していただきます。(先に感想を述べますが実に楽しいお話でした)
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皆、星とかISSとか一通り、"宇宙っぽい"イメージは共有できました。子どもの頃に影響を受けた漫画やアニメは今の子ども達も私たちの世代でもなにかグっとくるものがあります。宇宙を旅する機関車モノとか地球の平和のために宇宙で戦う戦士モノとか、戦艦とか。最近はリアルな話の宇宙兄弟など。どんな時代でも、この地球の外の世界=宇宙に興味を持つ人は世代を超えて憧れるものです。子ども達もグッとひきつけられているのでは?
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どんどんアニメの世界が現実になっている現代。一番わかりやすいのはホワイトベースならぬ、国際宇宙ステーションISSでしょう。
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大木さんからも詳しい解説をしていただきます。身近に感じられるようになった日本人宇宙飛行士の若田船長が見た世界や、初めて外から地球をとらえた画像など。そして鈴木先生が伝えたいことのひとつに、宇宙と芸術との密接な感覚のつながりがありました。
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これまで誰も知らなかった宇宙から見えた「地球の色」を知った瞬間のいきさつについて。どんなにミッションの限られた時間の中であっても観たら記録に残さずにいられなかった宇宙飛行士・ビル・アンダースさん。そのときカラーのフィルムにおさめた地球の色は、「その美しさを伝えたい」と思う芸術家の感覚と相通ずるものがあるということ。現代美術の作家にも俯瞰で見える地上絵のような作品、現代美術作家でも知られるロバート・スミッソンなど様々なアーティストによるランドアートがあることも紹介してくれました。
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そんな外の世界から地球を見るということ、先生の希望は....。
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大木さんがてがけている地球の観測と、鈴木先生の人工衛星を使って「写りたい」というクリエイティブな願望はやがて強力なタッグを組むことになります。
この研究に出てくる衛星が、今回のプロジェクトにも関連する衛星の初代。陸域観測技術衛星「だいち」。そして「だいち2号」。
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大木さんにその特性について説明してもらいます。皆さんも今まで気にも止めたこともなかったであろう人工衛星は、様々な目的で打上げられていて、皆さんの日常生活の中で当たり前のように天気予報がわかったり携帯のアプリのMAPが普通に見られたり、カーナビでどこでもいけたりするのは、人工衛星のおかげなのです。
その多種多様な衛星がある中でも今回の「だいち2号」は、キャッチフレーズに「大地にも精密検査が必要だ。」と謳っているように、地球の健康診断をするような衛星です。
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人工衛星だいち2号にはカメラがついてるのではなくて、レーダーで雲や悪天候をくぐり抜け、どんなところでも地球の様子をとらえることができます。(上の写真はこれまで雲をさえぎることの出来なかった光による衛星写真画像。下のレーダーでとらえた画像は同じ東京湾を示しています)その特性は、多岐にわたり機能しています。地球上の自然環境でおこっていること、自然災害を調べるためだったり人間の生活・防災に役立つ情報を、毎日15回地球をぐるぐる回りながら観測しているのです。海氷の流れや熱帯雨林アマゾンのジャングルが変化を見せている森林伐採の様子や、先日の御嶽山の噴火の様子まで、様々な「今の地球」を見ているのです。
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そんな特長をもった人工衛星だいち2号で、地球上にいる自分たちを地球外の視点から撮ってみたい、と考えた鈴木先生の様々な研究のプロセスと試行錯誤については....その2に続く。
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# by arcus4moriya | 2015-02-07 10:22 | だいちの星座 | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第1回:アメ子
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
第1回目が、参加者アメ子ちゃん(守谷市在住・17歳)アテンドで実施されました。
2015年2月1日の出来事です。

これは、アメ子ちゃんが、大木氏を見習って書いたというメモです。
(※氏は日常的に、その日した事、起こった事、考えた事などを、文字と独自のリズム感を持つ記号の様なものでクロッキー帳に記録しており、そのメモは自身の映像作品やインスタレーションにしばしば登場する。)

読んでみると、その日のハイライトが主観・客観を交えて小気味好く綴られており、ドキュメントとしてとても面白い仕上がりになっています。
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                                        ©アメ子

ということで…
上の画像↑のアメ子ちゃんのメモで、2人のアクションをご紹介します。ただ、図式のものを、便宜上順番に文章だけで並べることになってしまい、相関図としての機能が損なわれてしまうことを予めご了承ください。


アメ子記述:
2015.2.1(日) くもがほとんどない晴天 マラソン日和 / 守谷ハーフマラソン 風つよい つめたい
新守谷駅→近くのマック  
店員おじさん / 私と大木さん コーヒー 藤本さん マックグリドル
茨城のヤンキーというかんじのカップル ディズニーのおそろいのストラップ まゆげほそい
ジャージノーヘル2人のりでバイク / 大木さんのスマホの充電ない
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→auショップ
動物のニオイ / 徒歩5分 / セルカ棒
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マラソン見に行こうということになる / 市役所のほうへ向かう
アサヒビール / 小学校 / おばさん(?)
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11時くらい
ランナー多い / 河合さん(※同じくこのプログラムの参加者。この日守谷ハーフマラソンの手伝いをしていた。)に会う あくび
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表彰式 市長 写真撮らされてる / みそ汁 私と大木さん ーランナーっぽい格好
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ランナー ショッカー2体とレッドとブラックとイエロー
そのあとブルー←「ブルーがんばってー!」って言ったら応えてくれた


そばかすし処で迷う 「すし処 鮓や」にする
私 揚物定食 アジフライ←おいしかった
大木さん うにかんぱち丼→何度も確認される スイカ
藤本さん 焼魚定食 サバ
ポートフォリオはみない
変なトイレ / かわいくてフレンドリーなおばさん おフロ上がり
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(※大木氏の本日の記録にアメ子ちゃんがイラストを加えている様子。)
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14時くらい
アーカス
管理人さん3人 / 金平糖 / 動物ヨーチの話


15時くらい
イオンタウン
ホール 演歌歌手女性 ギャラリー おじいさんおばあさんたくさん あくしゅ会
DEPOでタイツを買う大木さん すぐ着た
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ゲーセン プリクラ たのしい
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フードコート 90円のバニラソフト 大木さん
テラスで中学生に話しかける そのあと小学生
人にみられる 浮いている
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16時くらい
ココス
なぜか待たされる きつえんせき
大木さん カキのアヒージョ / 私 和風ミニぱるふぇ / 藤本さん ココッシュチョコレートソース←2回目
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大木さん荷物整理
実家のカギ 名刺 マックブックプロの説明書 / 喫茶店、艶嫉瑠(エンジェル)のマッチ
(※マッチの箱、ライター、レシート、ファミレスの割引券、フライヤー、名刺、その他諸々の生活に付随してくる物も、氏のインスタレーションに登場し、生々しい生の記録物として存在感を放っている。)
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ウェイトレスさん 守谷地元 高知の話
(※氏の拠点は東京と高知にあり、実はアメ子ちゃんのおじい様のお宅も高知にある。)


ピエール ブーレーズの曲 CDプレーヤー 大木さんぽい
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17時くらい
南守谷駅に行く?
せめて利根川わたる? 空きれい
イオン 取手の
いなとい駅に着く 無人駅
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近くに神社 ダルマ たくさん
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17時半くらい
子供たくさん
豆まきはじまる 2コひろう
(※偶然見つけた小さな神社で、大木氏が到着した途端に豆まきが始まる、という信じがたい奇跡。)
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大木さんとわかれる

18時くらい
家の近くまで送ってもらう ライオン丸の話
家まで走る


ホットコーヒー みそしる アジフライ定食 ミニ和風ぱるふぇ / たべすぎた

大木さんがカラフルだった
ランナーにまざってもバレなさそうだった
ココスで気付いたけどわりと派手なジャージを着ていた

マラソンが終わった直後にフラフラとゴール走り込んでくる そしてたおれる
なにも知らない周りの人がわりと本気で心配する よく見たら変なゼッケン
ということをあちこちのマラソン大会でやるというパフォーマンス 映像作品 を思いついた
いつかやりたいけど たぶんやらない

まなざし

大木さんの映画をはやくみたい

大木さんは変わった人、不思議な人だと思った.
今日あったことは夢の中での出来事のようだった.
それを起こしてる?ひきつける?のは大木さんだと思った.
あまりに現実感?実感?がなかったので
家まで走った. 息切れした. 20km走る人はすごい.
ずっと守谷に住んでいるけど、今日みた守谷はちがっていた. けどうまく説明できない.
とにかく、夢の中のようだったという表現がいちばん近い 的確
夢のように、記録しておかないとすっかり忘れそうだけど、この先ふと何度も思い出しそうな日だった.
すごく楽しかった.


アメ子
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「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第2回:河合さんにつづく。                                                                                              
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# by arcus4moriya | 2015-02-01 22:48 | 地域とアート | Comments(0)
「いちねんせいのさくひんてん-踊る人形 The Animation of Dancing Men」 特別上映
皆さん、こんにちは。藤本です。
年の瀬です。本日12/28(日)、アーカスプロジェクトでは「いちねんせいのさくひんてん -踊る人形 The Animation of Dancing Men」の特別上映の日でした。アーティストの松本 力さんと守谷市立大井沢小学校・高野小学校・御所ケ丘小学校の1年生全児童221名が共同制作したアニメーションを、守谷市中央公民館・ホールの大きなスクリーンで上映しました。
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同時開催でホワイエでの展示も開催中。
展示では、3校それぞれに作成したアニメーションとその原画を、松本さん手製の“絵巻物マシーン”とともにインストールしています。会場には、3つのモニターと絵巻物マシーンを展示しており、うち1つ(赤いスーツケース型)は9月に各小学校で実施した原画作成のワークショップ時に使用したもので、あとの2つは今回の展示用に新たに制作してもらったものです。スーツケース型(大)と、三脚型を使ったもので、中でも三脚のものは特にマシーン感が強く、個人的には触りたくてしょうがない作品でした。
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この展示の面白いところは、編集後のアニメーションの上映だけでなく、絵巻物マシーンを実際に操作できることです。
まずはテレビモニターに接続されたセレクターを変換し、絵巻物マシーン左右に1つずつ着いたハンドルをくるくると回すと、その上に固定されているカメラを通して、テレビモニターに原画が動く様子がライブで映されます。
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さて、そろそろホールでの特別上映が始まります。年の瀬にも関わらず足を運んでくださった方々に感動です。
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上映後のトークでは、小学校でのワークショップでの話から、松本さんの制作活動の話へと続きます。
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会場にいらしたプログラム参加校の1学年担任の先生から感想をいただきました。
(どうやら児童たちは、今回のワークショップの前までは、人の動きを見て絵に描くとい経験がなかったようです。そして、ワークショップ以後の図工の時間で、少しスキルが上がっていたようです。)
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共同制作のアニメーションの上映後には、松本さんご自身のアニメーション作品の上映も。
なんと、5本ものすばらしい作品を上映することができ、感激です。
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松本さんの作品を観ていつも感じることですが、
自分が年を重ねる事で、小学校の校庭や実家の引き出しのようなところに置いてきてしまった、大事なものの存在に思いを馳せるような心境になります。自己反省的というよりはもう少し憧れに近い感覚だと思います。
松本さんというアーティストは、我々が日々の現実的な出来事にかまけて、粗雑に犠牲にしてきた多くのことに丁寧に向き合い続けている稀な方だと思います。

大人なら、多くの人がジンとくるようなそんな作品たちを子どもたちは、どういう目で観ていたのでしょうか。
気になりつつも、子どもたちとそんな話がうまくできませんでした。
子どもたちと真剣に話せるようなプログラムをつくるというのも面白いかもしれません。
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# by arcus4moriya | 2014-12-28 22:51 | 地域とアート | Comments(0)


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