10/22 オープンスタジオのお知らせの準備
こんにちは、もう11月ですね。お昼と夜の気温差が厳しいです。
オープンスタジオが近づいてきていますね。

はじめまして。
アルバイトの篠倉といいます。よろしくお願いします。

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....忙しそうですね。

先月の22日にサポーターさんといっしょにオープンスタジオのお知らせを封入しました。
5名のサポーターさんと約4000枚ものお知らせを封入しました。約3時間余りで全部終わるとは!
分厚いお知らせの束をきれいに封入するのは意外にコツが必要でした。
私は何百枚と紙を数を数えていると集中力が切れて段々とミスも増えてきました。すみません・・・
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大勢でやるにはチームワークが試されます。ですがみなさんとっても手際がよく予定時刻よりもずっと早く終えることができました。オープンスタジオ前の一番大変な作業が終わった!ありがとうございます!

それにくわえてポスターを守谷市内にはってきました。
シルバーに蛍光イエローが遠くからでも目立ちます。大きなポスターなのですぐ見つかりますよ。
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守谷駅のタリーズの前に4枚、もりやすたいるさん、コーヒーファクトリー守谷店さん、インド料理アイキッチンさん、
守谷市役所 中央公民館さんに大判サイズのポスターを掲示させていただきました。
もし掲示してくださる方がいたらお知らせください!

アーティストの動きも慌ただしくなってきました。
ガンさんはゴザを探してたり
イェンちゃんはおびただしい数の本探してたり
エルネストは青木ヶ原から帰還したり・・・・あ、取材ですよ!
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オープンスタジオの準備は着々とすすんでいます。
ぜひお越し下さい!


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オープンスタジオ 開催|11月11日(金)-27日(日)

今年度のアーティスト・イン・レジデンス プログラムの成果発表、
オープンスタジオを開催します。

日時|11月11日 (金)〜27日 (日) 13:00 -19:00
※金・土・日曜日、23日祝日開催|左記を除く平日は予約制・月曜日休館
会場|アーカススタジオ
入場料|無料
アーティスト|
エルネスト・バウティスタ [エルサルバドル]
ガン・シオン・キン [マレーシア]
イェン・ノー [韓国]

関連プログラム|
1. キッズツアー:11月12日 (土)・19日 (土) 14:00 -15:00 ※要予約
2. アーティストトーク×服部浩之:11月13日 (日) 15:00 -18:00
3. アーティストによるガイドツアー:11月23日 (水・祝) 14:00 -15:30
4. オープンディスカッション:11月23日 (水・祝) 17:00 -19:00
5. スタジオガイドツアー:会期中 (平日火・水・木曜日) 14:00 -18:00 約1時間 ※要予約










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# by arcus4moriya | 2016-10-22 14:00 | AIR | Comments(0)
10/20 知事表敬と記者会見@茨城県庁へ
こんにちは、石井です。本日は茨城県庁へ、橋本県知事を表敬訪問しました。
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まずは今瀬部長にご挨拶。今年のオープンスタジオのポスターとともに、レジデントアーティストの滞在経過をご報告。初めての水戸、そして茨城県庁で、3人ともちょっと緊張気味。
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その後の知事表敬は終始和やかでした。今年は現在開催中の茨城県北芸術祭もあり、過去招聘したレジデントアーティストたちの参加や、今年のレジデントの滞在・活動報告を。守谷の生活、茨城県で何を食べたか、どこへ行ったか、など。美味しくないものを探す方が難しい、とガンさん。
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ガンは現在制作しているインスタグラム、yarimoriya を知事に見せて説明しました。
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イェンは在住地のウィーンからのお土産と土地柄を説明しながらSECESSIONの『時代にはその芸術を、芸術にはその自由を』 “To every time its art. To art its freedom.” というメッセージを贈りました。
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その後、記者会見に出てインタビューに応える3人。(実はこの日、来年始まるNHK朝の連続ドラマの記者会見もあったようで某女優さんが来ており、外はにぎやかでした。)
アーティスト達の訪問の様子は、10月21日の茨城新聞に掲載いただきました。ありがとうございます。
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また、後日11月8日に朝日新聞さんにも掲載されました。
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アーティスト達も来日してほぼ1ヶ月以上が経ち、だいぶ生活にも慣れて来て、いよいよ制作に本腰を入れ始めたようです。





おまけ。2014年度のセイット・バタル・クルト(トルコ)のお土産の器(!!)が知事室前室にありました。
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# by arcus4moriya | 2016-10-20 13:28 | AIR | Comments(0)
10/18 ガンの守谷そば打ち倶楽部見学
ガンは以前に守谷商工祭で出会った蕎麦を作る方々に会いたい、と守谷市役所に問い合わせて、ついに近所の公民館で活動していることをつきとめました。今日は特別に許可をもらってそば打ちのサークルさんを見学させてもらうことに。
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ここでは、AチームとBチームが隔週で蕎麦打ちの練習を行っているとのこと。
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それぞれに時間内にさらさらのそば粉から麺にする行程を実践しています。
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師匠の笠川さん。生地の延ばし方も美しい。
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それにならって新人さんが延ばし方を学ぶ様子も、ガンは所狭しと動き回って撮影。
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均一に延ばす延べ棒も、まな板も、麺を切るナタも、全て皆さん自前のものだそうです。
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麺を等間隔に切っていく様はまさに芸術。ガンのしょっぱい顔も撮影に集中すれば集中するほどいい意味で険しくなっていきます(笑)。このあと、完成したそばを器にいれ、打ち粉として使い、残ったそば粉も余すことなくきれいに刷毛で集め、備品を丁寧に扱い片付けていく様子は、蕎麦ひとつ打つための動作としては極めてパフォーマティヴな一連の動きに見えてくるのもうなづけます。
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およそ1時間半ほどの見学でしたが、様式美をみるような、「蕎麦道」のひとつを見せてもらったような気がしました。守谷そば打ち倶楽部の皆様、ありがとうございました!

こちらが完成したyarimoriya の守谷そば打ち倶楽部の動画です。ぜひご覧下さい。
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# by arcus4moriya | 2016-10-18 15:24 | AIR | Comments(0)
10/15 ガンのJAXAでの見学と撮影
こんにちは、石井です。オープンスタジオをご覧になった方はご存知かもしれませんが、ガンのスタジオでは彼の使用する様々な機材ひとつひとつに説明や道具にまつわるストーリーがほどこされており、それらのキャプションの中の一節に、
「他の国へ来た時は必ず図書館、博物館、DIYショップ、雑貨屋、美術館を訪れる..」とありました。連日、守谷市内外で気になる人やモノに出会い、コンスタントに活動し続けているガン。
今日はJAXAの特別公開日、ということでつくば市の筑波宇宙センターへ。
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彼の撮影機材バッグもいつも通り搭載。このカーキのバッグの中には、ドラエもんのようにあらゆる撮影に必要な道具が入っています。真っ先に向かうのはやはり、モニター。ISSからこうのとりをキャプチャーする様子がループで上映しているのを見逃さないガン。普段、滅多に入ることのできない施設にも、自由に見学できるこの日は、まさにJAXAのオープンスタジオのようなもの。ほぼ同サイズのISS(国際宇宙ステーション)きぼうの中や、様々な宇宙開発の資料、ロケットのエンジンや衛星そのもの、実験コーナーや音響を体験するコーナーやミニロケット発射イベント会場など、じつに様々な体験ができる日です。
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ガンのガン見。よほど「撮影禁止」の表示がない限り、どこにいっても終始撮影しているガンさん。宇宙で働く人、または宇宙で働いているものに興味があるらしく、ほぼ全箇所を見て回りました。
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そうそうたる日本の宇宙飛行士。
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模擬管制室や宇宙飛行士になる人の為の養成棟なども。
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ガンの撮影の邪魔にならぬよう背後にいると、模擬管制室前にはこんな名言も。
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物知りなガン、既に知っていたというこの10か条。なんだかどこかレジデンスにも相通ずる名言....
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マレーシアでははやぶさが有名なのだそうです。映像や映画にも詳しいガンは映画ではやぶさのストーリーを知ったそうな。本物(にちかい)はやぶさ2の模型をみられて喜んでいた模様。
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こちらは先日ISSに届けられた「HTV/こうのとり」とほぼ同じ模型。水や電池などをはじめ、宇宙飛行士の滞在に必要な物資をISSに運びます。日本のロケットに搭載され届けられる「こうのとり」は世界でも最も活躍しているのですが、帰りは不要な荷物を蓄えてISSから離れ、可燃ゴミのように大気圏で燃えてなくなってしまいます。この展示ドームに展示されているものだけでも、ひとつひとつの衛星が地球上の人類の生活に役立てる為のものなので、行っただけで色々学べます。
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外へ出ると別棟にて爆音が。映像にとって重要なのは「音響」というガン。いかにその画にあった音の効果を用いるかによって、映像の印象は全く異なると力説します。なのでここでもH-ⅡAやH-ⅡBロケット、イプシロンロケットの音響に興味津々だった模様。(回りは子どもだらけの会場に真剣に音を聞くアーティスト...)この展示ドーム以外にも様々な実験棟が広い敷地内にあるのですが、本当に広く広く...テーマパークのよう。日本の宇宙開発の中枢を担う場所が近所にある、とはいえ、施設内だけでも相当な移動距離でした。
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歩いていたらこういう驚きもあったり。まるで自分たちも微弱重力空間にいる錯覚さえしてきました。ガンは背後であいかわらず何かを撮っています。
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ガンはどの場所へ行ってもカメラを欠かさず、歩いている時も常に何かを捉えているようでした。終日いろんなカメラを駆使して撮影をしていましたが、それを1分の動画にまとめるのですから撮影・編集筋トレは日に日に鍛えられているようです。
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日々、綴られていく短編動画は彼のyarimoriya で観ることができます。

あとから追記しますが....奇しくもこんな動画に。どうぞこちらをご覧下さい。
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# by arcus4moriya | 2016-10-15 12:32 | AIR | Comments(0)
10/14 服部さんとのミーティング その2
アーティストが来日してから、51日目。もうすぐレジデンスの滞在期間も折り返しとなった今日は、ゲストキュレーターの服部さんとの2回目のミーティングでした。今回は、スタジオスタッフも一緒に各アーティストのスタジオをまわっていきました。

それぞれのスタジオでプロジェクトの進捗や今後の進め方の話をしようと伝えていたのですが、サロンで服部さんがスタジオに着いたとたん、すぐに話しはじめるガン。結局、まずはサロンでガンさんとのミーティングが始まりました。
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ガンは、すでに何本ものマイクロビデオシリーズ”yarimoriya”の撮影、編集、アップロードを始めており順調に進んでいます。事務所には撮影したい人や、場所などのリストが溜まってきています。
服部さんとのミーティングでは、この1分以内のマイクロビデオをどのように展開し、制作として発展させていくのか、どのように観せるのか。映像と音を分離する、または編集過程をも観せることは出来るのではないかといった相談や。再度、なぜ1分以内でないといけないのか。また、この集積をまとめる必要があるのか、などなど制作のコンセプトなどについても話は尽きませんでした。
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続いて、エルネストとのミーティング。
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エルネストはやりたいことがとても多く、壮大なプロジェクトの構想が3つあります。3つとも、近接するテーマのなかで、ゆるやかに関連しながら繋がっているのですが、全てをレジデンス期間内に行うのは難しいのではないかと、皆で相談し、まずは1つのプロジェクトに集中して取り組むことを決めていきました。この時点で、エルネストとしては今まで、本格的には取り組んだことのなかった、映像制作を進めることに決めたようです。
”死”や”記憶”、”超越”などをキーワードとして、撮影したい場所や、インタビューの構想など、プロジェクトの方向性がはっきりしてきたミーティングでした。
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引き続き、イェンとのミーティング。
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イェンはプロジェクトとして、MAVOの活動を中心に日本の1920-30年代のアヴァンギャルドとその周辺領域のリサーチを進めていて、白川さんをはじめ、たくさんの人に会ったり、書籍を集めたりなど着々とプロジェクトを進めていました。今後も、このリサーチを継続していくことで、更に踏み込んだ調査を進めると共に、次の展開として、このリサーチをどのように自身の表現として、パフォーマンスや、インスタレーション、またはwebでのプロジェクトなど、体現していくかについての相談が進められていきました。
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3人とも、それぞれのプロジェクトが軌道に乗り出し、次の展開を見据えることの出来たミーティングとなりました。各アーティストはそれぞれ長くても2時間程度のミーティングでしたが、アーティストたちの様々アイデアや観ているビジョンを共有した1日はあっと言う間でした。





















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# by arcus4moriya | 2016-10-14 12:00 | AIR | Comments(0)
10/11 イェンのリサーチ 前橋へ
今日は、上野から電車にゆられること、約3時間。
アーティスト、イェン・ノーのリサーチにて群馬の前橋にやってきました。

イェン・ノーは現在、日本で1920年代から30年代におこったダダイズムの活動、とりわけMAVOの活動について調査していますが、日本でダダイズムの活動を研究されているアーティスト、白川昌生さんにお会いしに来ました。

白川さんには、2007年にアーカススタジオにて毛利嘉孝さんとトークイベントを行って頂いたこともあります。
http://www.arcus-project.com/jp/event/2007/ev_jp071006190000.html

前橋駅前で、白川さんにお会いした後、車で白川さんのアトリエまで連れていって頂きました。
白川さんにはイェンの今回の訪問目的については事前にお伝えしていたため、アトリエに向かう車中にて既に筑波大学の五十殿教授や、またその生徒さんのお話など、いろいろとお話が進んでいきます。

車で30分ほど走った白川さんのアトリエについてからも、一息する間もなく、二人の話はどんどん進んでいきました。

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まずは白川さんにMAVOの活動についてお聞きし、特に村山知義の活動についてお話を伺います。
そのなかで、白川さんからは、村山がいかに中国や朝鮮に関わりを持つこととなったのか、1920年代から30年代の演劇活動と政治活動のつながりや流れ、またまたバラック装飾社についてなど、関東大震災以降の演劇活動やプロレタリアート活動にまで展開していきます。

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その他にも、イェンの調査にあたり、神奈川近代美術館での村山知義の展示や、日本文学館にある雑誌MAVOについて、またご自身の著書をお貸しくださるなど、大変有意義な面会でした。

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当初、1時間程度とお願いしていた時間も、気づいてみればアトリエにお邪魔してから、3時間以上もたっており、
周りもすっかり薄暗くなっていました。

また、帰りに白川さんに駅までお送り頂き、次の再会をお願いしてお別れしました。
白川さん、ありがとうございました。
そして、一日通訳をお願いした池田さんもありがとうございました。

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# by arcus4moriya | 2016-10-11 20:42 | AIR | Comments(0)
10/6 プレゼンテーション@武蔵野美術大学 / Presentation at Musashino Art University
English is coming soon.

皆さん、こんにちは。藤本です。
本日、アーティストたちは武蔵野美術大学にお招きいただき講義を行いました。
始まる前にガンが学部生さんたちと積極的に会話をしており、教室は和やかムードでした。
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まずは私からアーカスプロジェクトの紹介、アーティスト・イン・レジデンスの仕組みについて簡単に紹介させていただき、
エルネスト・バウティスタ[エルサルバドル出身、在住]のプレゼンテーションが始まりました。
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自身の過去作品を手短に紹介しました。エルサルバドルの社会状況やそれが影響を与えたであろう彼の死生観が色濃く反映された作品たちです。
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先ほど“手短に”と書きましたが、実際にそれらの作品はテーマが明快でメッセージ性の強いものが多く、詳細な説明がなくても鑑賞者は意図を察することができたり、感情移入しやすいように思います。
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続いてガン・シオン・キン[マレーシア出身、在住]。
最初のチャーミングな画像からはプレゼンを聞く相手への彼の思いやりが感じられますね。
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彼は絵画とビデオに取り組んでいますが、今回の滞在でビデオを扱うこともあり、過去作の中でもビデオを中心に紹介しました。
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サイクリストであり、アクティヴィストである人物を追ったビデオ作品の一部を流しました。マレーシアで初めてサイクリングマップを作成した人だそうです。
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最後に現在取り組んでいるショートビデオシリーズの紹介です。彼が経験した、出会ったあらゆる物事を記録しており、それらがインスタグラム上で公開されています。yarimoriyaというプロジェクトです。
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最後はイェン・ノー[韓国出身、オーストリア在住]のプレゼンテーションです。
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イェンのプレゼンだけは、本人のたっての希望で通訳を介さずに進行されました。
まずはさながらスピーチのように、自身が準備していたテキストをゆっくりと慎重に読み上げます。
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その後は、他者の作品への考察を経て、最後に自身の作品紹介を紹介しました。
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作品は彼女のウェブサイト When A Form Withdraws Itself からご覧いただけます。
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講義は質疑応答が含まれている構成です。英語で直接質問する学生さんや、作品の具体的なポイントに関する質問をする学生さんがいて積極的な態度に感心しました。
(私が1年生のときに果たしてこんな学生だったでしょうか…。)
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今回、このような機会を与えてくださった池田哲さんに心より感謝申し上げます。
                                                                                                                          
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# by arcus4moriya | 2016-10-06 14:00 | AIR | Comments(0)
10/5 ガンの筑波大訪問
先週末出会った美大生に、自己紹介のプレゼンテーションをしたガン。自分の制作のことや、自分自身の置かれている環境について紹介し、相手とコミュニケーションをはかります。
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そして今日は美大生の学んでいるアトリエ(スタジオ)を訪問しました。
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ここは筑波大学。筑波大は本当に広くて敷地内に公共バスが走るほど多くの学部があり様々な分野の棟が。。目指すは体芸食堂へ。
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早速、ガンは学生の工房にお邪魔して、その学生が行っている「work」を中心に取材撮影を始めました。
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彼女がてがけているのは立体作品。マスクをして蝋を溶かしながら制作しています。
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ガンのこの表情にわたしたちも慣れてきましたが(笑)、いつも液晶画面越しの彼の(しかめっ面に見える)表情は真剣そのもの。
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そして学生に聞きます。「なぜこの作品を作ろうと思ったのか?」 篠倉さんは日本語で答えたバージョンと、一生懸命英語で応えたバージョンとでインタビューに答えました。
一通りインタビューし撮影したあと、編集して完成したガンの短編動画・インスタグラム「yarimoriya」はこちら
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彼女の肢体に対する真摯な考えが制作に反映されていることがわかります。ガンがそこから理解して作った動画がその人となりを象徴するかのように短い尺の中で紹介されます。
ガンの出会う人たちによる「仕事・遊び・家」をテーマにした動画はこれからどんどん増えていきます。どうぞお楽しみに。

『インスタグラム ガン・シオン・キン』で検索しても彼の yarimoriyaシリーズが見つかりますので是非、ご覧になってみて下さい。








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# by arcus4moriya | 2016-10-05 15:10 | AIR | Comments(0)
9/29 ゲストキュレーター服部さんとの対話
9月末になってもまだまだ夏の暑さが抜けないアーカススタジオです。
今日は、今年度のゲストキュレーター、服部浩之さんがスタジオに来て、3人のアーティストの活動の進捗について聞き、お互いに意見交換をしています。

前回のプレゼンテーションから約2週間。来日し守谷についてからは約1ヶ月が経ちました。3人のアーティストはすでに守谷での生活にも慣れたでしょうが、それぞれのプロジェクトの方向性については、まだまだ思考錯誤しているようです。

動き出した自分たちの制作・プロジェクトについて、ゲストキュレーターの方とアーティストとがゆっくり時間をとって、対話することで、より幅広い視点で見つめ直していくことは、大変有意義なことで、こういう時間をしっかり持てることもレジデンスの醍醐味ではないでしょうか。

今日は、落ち着いて話をしてもらうために、1対1の対話を、服部さんとアーティストにお願いしました。

まずはイェンのスタジオから。
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続いてエルネスト。
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最後にガンさん。
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ときたま、様子を伺い、写真をとりながらでしたが、 それぞれのアーティストと服部さんの対話を邪魔しないように、二人が集中して話せるように、私たちは事務所で作業。ガンさんは結局事務所で服部さんと話をしていましたが、ガンさんはすでにあちこち出かけながら、撮影しているので、どこでも彼のスタジオになってしまうのでしょう。

服部さんとアーティストたちはたっぷりじっくり話が出来たようで、あっと言う間に、暗くなり、気温も午前中にくらべてぐんと下がりました。
さて、次の服部さんの訪問までに、アーティストたちはどのように活動し、なにを考えプロジェクトを進めていくのか楽しみです。










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# by arcus4moriya | 2016-09-29 12:49 | AIR | Comments(0)
9/25 守谷市商工祭り/ Moriya Commerce and industry association Festival
こんばんは、石井です。
先月9月25日に開催された商工会のお祭り「きらめき守谷夢彩都フェスタ」でのステージにアーカスのレジデントアーティストが登場。このオーディエンス!!!(こんなに守谷市民が集まるのも、八坂神社以外でめったにないのではないかと)。
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バックステージではなにやらイェンが習いたての日本語を練習中。
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フラダンスチームの前にちょっと緊張気味な面持ちで待つ人たち。
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守谷市内にフラダンスチームは多数あります。思えば2010年に滞在したオーストラリアのアーティストユニット、デビッド&ケルダもこのステージにでたことがきっかけでインスパイアされて、守谷市内のフラダンスチームとプロジェクトをおこなったこともありました。
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ついに彼らの出番です。
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アーカスプロジェクトのご紹介。
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実は私は駅側デッキの向こうにいたので、視線に気づいたのはガンだけでした。カメラ目線。
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それぞれご挨拶。ポツンとしているように見えますが、実際の回りはこんなにひとだかり。人、人、ひと。
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それでは一人ずつ自己紹介。
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エルネスト(最も緊張していたらしい)。
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イェンはカタコトの日本語で挨拶していましたが、拍手をたくさんもらっていたようです。....カンペ見てますけどね。
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ガンはというと、挨拶もそこそこに、さっそく出店中の屋台の中でも、そばを作っているブースで制作・撮影を開始しておりました。
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この真剣な眼差しは、どうなったかというと。
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                     (photo/video by Gan Siong King)
こちらをご覧下さい。
現在彼は、日々出会う人々に自分の作品を個々にじっくりプレゼンテーションし(1時間程度、と本人は言っていますがだいたいいつも約2時間)、その上で相手とコミュニケーションをはかったのち、コンスタントにその1人ひとりを追う、という制作活動をしています。KLでは油絵を描いている画家(ビジュアルアーティストと本人は名乗っており)のガンは、日本に滞在中はじっくり映像と向き合うことを主に活動しています。短い動画ですが、滞在中に彼のInstagram/インスタグラムの中の『yarimoriya/ヤリモリヤ』にどんどんUPされています。
(※ちなみに、守谷のゆるキャラ「もりやもり」とはなんの関係もありません)
それらは、何を形作るのか、楽しみでもあります。ガンのプロジェクトに参加したい人を随時募集中です。気になった方はアーカススタジオへご連絡下さい。









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# by arcus4moriya | 2016-09-25 16:00 | AIR | Comments(0)
9/17 県北芸術祭へ。テアの鯨探訪と、海側へ。
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いよいよ始まった茨城県北芸術祭。9月17日の朝は快晴でした。
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早朝からナニしに行ったかというと....
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昨晩、ちょっと先日聞いたニュースを、動物を愛するテア・マキパー(2006年度招聘アーティスト)に伝えたところ...
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日立の海に打上げられた鯨がみたい。と。
もしいたら、というちょっとした期待と、暴発が危険なので既にもういないかも、という半々の気持ちでたどりついたところ、この結果でした。「確かにそこにいたのね!」とテアはちょっとだけ鯨のいた場所を確かめるかのように浜辺を散策していました。
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早朝から、OBと現役レジデントアーティスト連れ立って、存在していた不在の鯨を...インビジブルなものをみにいくような散歩となりました。イェンも海を観られてちょっと嬉しそう。
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さて、そんなテアの作品、「ノアのバス」からはじまり。(日立駅前)
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エルネストやガンが観ているのは...
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これをご覧になるとどんな動物たちがいるのかがわかります。
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山行きのバスをみた後は海へ行き...
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高戸海岸のイリヤ・エミリア・カバコフの「落ちてきた空」
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小浜へ行くと素敵な渚が広がり、ガンは早速撮影を始めており...
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風光明媚な渚です。ガンは...
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やはり撮影していますね。
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偶然居合わせたOB作家達に遭遇し。スッシリー、ティファニー、テア、ハル、デビーなどなど。
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ここにはスッシリー・プイオックの作品「ソウル・シェルター」が。藤本さんと比べると、こんなに大きい貝が、タイからやってきました。
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夏のような日差しの県北ツアーはまだ始まったばかりです。(つづく)








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# by arcus4moriya | 2016-09-17 18:59 | AIR | Comments(0)
9/16 KENPOKU ART 2016 OPENING! 茨城県北芸術祭開幕。
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こんにちは。石井です。現在12月初旬です。2016年・秋を振り返るブログとなりますがご容赦を。3ヶ月も前のことになりますが、9月17日、茨城県で初めての芸術祭が開幕しました。(もう既に懐かしい...) ちょっと上の写真が斜めなのは、ひっそりチーフ朝重さんに撮影を頼んだからです。こんな機会は二度とないかもということで祝福すべき日に立ち会えました。
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アーカス発足時(1994年)からのアドヴァイザーであり、南條史生・茨城県北芸術祭総合ディレクターを囲んで記念の(貴重な)一枚。この芸術祭には、茨城県南のアーカスプロジェクトも協力団体として参加しており、開幕までの準備も陰ながら応援していました。
アーカスプロジェクト関係者もこの日のスタートを祝って大集合。茨城県北エリアという広大な土地での初の芸術祭、まだこの頃はどんなものになるのか県南のわたしたちも想像できませんでした。まさか茨城で芸術祭が起ころうとは。ケンポクでの芸術による地域振興を軸に、国内外から100もの作品が展開されました。過去23年築いて来たアーカスプロジェクトの芸術文化活動の成果も、11名の過去招聘作家の参加作品を通じてご覧いただけるような機会ということで、この65日間がどんな芸術祭になるのか、楽しみです(と書くはずでした..)。
既に11月20日閉幕したKENPOKU ART 2016は大盛況のうちに終わったようですね。茨城県南はいつも通りのAIR(アーティスト・イン・レジデンス)事業をしながら、守谷から県北芸術祭を楽しむ中学生バスツアーや市民バスツアーを催行したりと、守谷とゆかりあるOBアーティスト達の作品、そして大自然と多彩な作品群に会いに行きました。(それも追って報告します。)
というわけで、今年のレジデントアーティスト達がオープニングに行った時の様子を。出展作家との関係やちょっとした思い出なども含め、記憶を取り戻しながらダイジェストで紹介します。
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↑左) 藤 浩志さんは実は2001年に水海道(現在の常総市)と石岡市でワークショップ「かえっこバザール」を実施していただいたアーティスト。当時、アーカスが最初にディレクター主導のプロジェクトとして発足した年でした。その年に滞在していたピウス・シギットがとても影響を受けた作家さんだったそうです。キュレーターの金澤さん(中央下段)、お疲れさまでした。OB作家が本当にお世話になりました!右隣には、あの最後の最後に公式HPのサーバーがダウンしたというきっかけのツィートに掲載されていた作品「ブラック・フィールド」のザドック・ベンさん。
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↑(中央) ワン・テユ(台湾)は2000年度にアーカスへやってきました。常陸大宮市・家和楽青少年の家での「No.85」と名付けられた巨大なバルーン作品も記憶にあるかと思います。
今回、テユの作品をテーマに作られた出展作家の 佐藤悠さんのKENPOKU SONGSの中の「やわらかいくうかん」を聞きたくなります。テユはまさに16年前の滞在時に西ノ内の和紙を紙すき体験したり、大子でリンゴ狩りをしたりと、県北経験がありました。そのときには同期の眞島竜男さん(今年、糸島国際芸術祭や岡山芸術交流に出展)も一緒だったのも懐かしいです。
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オレンジのニットをまとっているのはハイパーニットクリエイターの力石咲さん。2012年度に地域プログラムでアーカスに招きひょうたんを編むワークショップを実施。常陸多賀では街中がニット・インベーダーに包み込まれていました。そしてお隣の中崎透さんは2007年度にNadegata Instant Partyとして実施した アーカススタジオでは伝説の「パラレルスクール」のアーティスト。県北の舞台・6市町となる前の旧町村名を「看板屋なかざき」で表現。この地名を知っている人には特に実にグっとくる看板です。
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山側のキュレーター、四方さんにも大変お世話になりました。(中央)
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こちらは2006年組。後ろでカメラを構えているのは高戸海岸で指の生えた貝の作品で存在感のあったスッシリー・プイオック(タイ)、前列は、日立市郷土博物館のワンフロアを使い、日立市の歴史に寄り添い緻密にリサーチした作品を展示したティファニー・チュン(ベトナム/米)。テア・マキパーも含め、この3人は茨城で10年ぶりの再会。
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2人の後ろの中央に見えるのは2008年度招聘のデビー・ハン(韓国/米国)。
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そのデビーがアーカスにいたときにディレクター(3代目)だったのは、インディペンデント・キュレーターの遠藤水城さん(左)。当時大学生だった志村さん(右)は現在石巻のReborn Art Festivalに。懐かしい面々はどんどん増え。。。
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手前左から日立の日鉱記念館で展示したタクシナー・ピピトゥクル(2001年/タイ)、スッシリー(2006)、中央左から常陸大宮市で展示したレ・トゥア・ティエン(2003/ベトナム)、大子町の上岡小学校で展示したピウス・シギット・クンチョロー(2000/インドネシア)、会田守谷市長、ティファニー・チュン、そして一番背後に朝重さんと、テア・マキパー(2006/フィンランド)。...と集合すると更に...
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左に日比野さん(1999年から現在まで継続中のHHでおなじみ)、右に2代目ディレクターの帆足さんと。歴代の顔ぶれが集合。今回HIBINO HOSPITALの17年を振り返るアーカイブ資料を展示とのことで、アーカスでのWSの歴史を日比野さんと恊働させていただきました。
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久々に茨城へ帰って来たアーティスト達は県北で会田市長とも再会を果たし、ご挨拶。
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日立駅前で「ノアのバス」を発表したテア(左)、高萩の穂積家にて「ウェブ・オブ・ライフ」を展示したデビー・ハン(右後ろ)。そして中央には今年のレジデント、エルネストも。エルネストはあまりにもアーカス出身の先輩OBアーティストらがあちこちにいるので混乱していたご様子。
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デビーは8年前の守谷では日本食材を用いて女性のアクセサリーを作り、それらをモデルにまとわせた写真作品を作っていました。そのモデルも当時の守谷市民です。
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現在NYを拠点に活躍するデビーは、当時と変わらぬその特徴的なヘアスタイルとは裏腹に、とてもフレンドリーに現役アーカススタッフとも話してくれました。
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こちらはなんと!1996年に招聘した日本人アーティストの山出淳也さん。現在ではBEPPU PROJECTの...として知られる誇るべきOBです。そして野口さん(右)はその当時のアーカス担当。山出さんと同期のタワッシャイ・プンサワッ(タイ)はあいにくオープニングに来れなかったのですが、茨城県で20年ぶりに制作をしたことになります。ここには映り込まずにどこかに潜んでいたヴェンザ・クリスト(インドネシア)は2002年度のレジデント。彼は日立市の小貝ケ浜緑地で「虚ろ舟ミニ博物館」を展示。そして、オープニングには来れなかったソンミン・アン(2010年度/シンガポール) は大子町で「大子ロストアンドファウンド」というサウンドインスタレーション作品を展示しました。そして2014-15年と地域プログラムで宇宙芸術分野のプロジェクトを実施した「つくば座・もりや座」の鈴木浩之+大木真人さんも今回「いばらきけんぽく座」を展示。6市町の一カ所一カ所に各地域の人が集って電波反射器をそろえ、同時多発に人工衛星を用いて県北の地上を宇宙に見立て、過去最大の巨大な星座を作りました。実は茨城県北芸術祭は県北エリアのみならず、県南の科学都市、つくばとのつながりも外せません。サイエンスとアート、ハッカソン、書や陶芸、われわれAIRの活動も含め様々な分野のアーティストやクリエイターが集まっていました。
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ここには全て掲載しきれませんでしたが、それぞれOBアーティストたちがお世話になった県北チームのアシスタントの皆様、有難うございました。2000年組のシギットとタクシナー(通称ハルちゃん)は15年ぶりの再会。茨城県北芸術祭でリユニオンすることができました。
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それから知る人ぞ知る、2000年頃から「アーカスの父」として歴代アーティストの面倒を見て下さっている要さんも駆けつけてテユは嬉しそうでした。
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最後に、これまで23年間、守谷市で世界各国からレジデントアーティストを迎え入れ、送り出して来た会田市長も、この日は本当に嬉しかったことと思います。この日はなんとなく、アーカスに関わりのあった人々にとっても、ちょっと特別な日だったように感じました。これを機に、初めて茨城を知って頂いた参加作家の皆さんにも会えて、これから観てまわれる作品に期待が膨らみます。(と書く予定でした。) 会田市長もこの11月末をもってご勇退され、アーカスプロジェクトとしてはひとつの時代の転換期を迎える2016年・秋となりました。後日談にはなりますがこれから少しずつ、歴代招聘アーティスト達の作品も紹介していきたいと思います。
無事開催、おめでとうございました!










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# by arcus4moriya | 2016-09-17 17:17 | AIR | Comments(0)
9/6 プレゼンテーション / First Presentation
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English is coming soon.
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日は9月6日、アーティストが来日して2週間弱です。今年度ゲストキュレーターの服部浩之さんをお迎えしての最初のプレゼンテーションの日です。アーティストが各20分で自身の過去作品や活動の紹介をする、という会です。服部さんはあいちトリエンナーレ2016のキュレーターであり、本日もご自身の活動拠点の名古屋からお越しくださいました。
アーティスト同士にとっては、互いの制作の詳細について知る初めての機会です。

ガン・シオン・キン[マレーシア出身、在住]のプレゼンテーションは自国の情報から始まりました。
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マレーシアを中心に作品制作と発表を続けるガンは、作品において「遊び」の感覚を大切にし、笑いやユーモア、喜びを探求しています。しかし、その作品は感覚的というより、むしろコンセプチュアルで絵画の根源的構造などを探求するものです。近作では、展覧会制作そのものをひとつの作品と定義し、ひとりの人物をモデルにした12枚の同じポートレイトを描き、各絵に異なったタイトルを添えることで、人のアイデンティティと文脈の関係やその不確実さを思考するセルフキュレーションによるプロジェクトを実施しました。
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気になったことを質問しながら、ディスカッション形式で進みます。
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イェン・ノー[韓国出身、オーストリア在住]
韓国人として欧州に暮らすノーは、言語や翻訳を主題に、同一空間において互いに関連するインスタレーションとスピーチ・パフォーマンスを発表します。西欧世界で編まれるテキストがアジアなど非西欧圏へと輸入される際に、翻訳・通訳を通じて、ときに誤読や誤解なども生じるなかで、如何に解釈され、近代化にどのような影響を与えたかを考察しており、近年はヴァルター・ベンヤミンによる『翻訳者の使命』というドイツ語のテキストをモチーフにして、翻訳することを介して、ポストコロニアルの諸問題の再考を試みています。
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彼女の過去の展覧会の様子や展覧会でのスピーチパフォーマンス、平面作品とそのパフォーマンスの関係性などについて、掘り下げてディスカッションしました。
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エルネスト・バウティスタ[Ernesto エルサルバドル出身、在住]
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彼は、治安が不安定なエルサルバドルに暮らす彼自身の背景に呼応するかたちで、身近にある暴力や死、争いなどを強く意識し、人間の存在や生の本質的意味を探求します。血や銃弾、炎、人骨、刃物など、死や暴力を直接想起させるものを素材とし、社会や政治の諸問題を主題に、彫刻やインスタレーション、映像作品を制作しています。
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エルサルバドルの国内の状況や、彼の人骨(頭部)を使った作品について、鑑賞者のリアクションについて話しました。日本人の私にとっては、人骨を見るということだけれも大きなインパクトだったりもしますが、エルサルバドル人の鑑賞者は私とは違う捉え方をするはずです。
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これから本格的にスタートする、ここでのリサーチ、制作活動がどう転がっていくのか大変楽しみです。そして、レジデンスの醍醐味のひとつは、互いのバックグラウンドの違い、そこからくる考え方の違いを知っていくことでもあります。それはアーティスト同士でももちろんそうですし、スタッフ、キュレーター、サポーターさんたちとでもそうです。その経験がどのように制作活動に反映されるか、どのような変化をもたらすかというところが楽しみなのです。

…ちなみに、当初予定していた1人20分という設定はもちろん変更をやむなくされ、結局1人1時間以上のプレゼンテーションとなりました!
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
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# by arcus4moriya | 2016-09-06 11:00 | AIR | Comments(0)
9/2 Opening Reception オープニングレセプション
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こんにちは、石井です。遅ればせながら、ご報告です。9月2日に今年のレジデントアーティストを迎えお披露目するオープニングレセプションを開催しました。この日は日頃お世話になっているサポーターさんやアーティストの皆さん、関係者の皆様へ、今年度の招聘作家のご紹介をする日です。大勢の方々にお集りいただきました。(ダイジェストでお送りします)
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最初に守谷市の会田真一市長よりお言葉を。
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エルサルバドルからやってきた、エルネスト・バウティスタ(通称:ネスト)から皆様へ、抱負をスピーチ。
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ガン・シオン・キン(通称:ガン)はマレーシアのKLからやってきました。
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イェン・ノー(通称:イェン)はオーストリア在住で韓国出身。
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皆さん、この3人を宜しくお願いいたします。

アーカスプロジェクトのアドヴァイザー、南條史生さんからもお言葉をいただきました。
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今年は茨城県北芸術祭のディレクターとしても茨城県に関わられ、その経緯やアーカスとの20年以上に渡る由縁もお話しくださいました。
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エルサルバドル大使も御参席くださいました。以前に守谷へもいらしたことがあるとのこと。アーカスにとっては初めてのエルサルバドル作家招聘でもあるので、また別のご縁を感じました。
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このプログラムは、県内の様々な企業の皆様からの協賛によって成り立っています。地域のいろいろな団体の皆様にも助けていただき、協力いただきながら23年目を迎えられました。本日も多くの御来賓の皆様にお越しいただきました。有り難うございました。
途中、OB作家のご紹介もさせていただき....今年のKENPOKU ART2016茨城県北芸術祭に出展する、2003年度招聘のレ・トゥア=ティエン(ベトナム)が会場に来てくれました。
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そして、続くOB紹介では1996年の招聘作家、タワッシャイ・プンサワッ(タイ)からの彼らしいビデオメッセージ。ちょうど常陸大宮市で県北芸術祭に出品する作品の制作中だったとのこと。20年前の守谷での思い出も重なりつつ、県北の皆さんにおもてなししてもらい、県南の皆さんにもぜひ県北芸術祭に来てくださいとアピール。
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多くの御来賓の皆様に歓迎の言葉をいただき、見守られながら、乾杯!
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今年もサポーターさんが事前に様々なお手伝いをしてくださいました。フードはハンス・ホールベックさんのアウフシュニット盛り合わせとレバーパテ、寿し屋の小平治さんからは色とりどりの巻物盛り合わせ、茨城をたべよう!推進協議会さんは常陸牛のローストビーフとシャインマスカット、アサヒビールさん、デザートは桜坂ビバーチェさんからほうじ茶のミルクプリン・水ようかんと抹茶のムースのご提供でした。
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しばし、談笑。きっと緊張していたんでしょうね。南條さんと話してやっとリラックスできたような3人。
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この日は、マレーシア次席大使にも御参席いただきました。
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日頃スタジオで大変お世話になっているサポーターの皆さんやご招待した市民の皆様も。
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松戸からP-AIR、東京からTWSなど、近隣のAIR団体さんも集まってくださいました。
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橋本知事からのスピーチのあとの...。
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歓談は続きます。
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今瀬部長さんからは、まるで水戸黄門の印籠のような(?!)県北芸術祭の公式ガイドブックを片手に、スピーチいただきました。今年はアーカスプロジェクトからも関連作家らが15人ほど県北芸術祭に参加します。県南から県北へぜひ多くの方に出向いていただきたいです。
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本日のMCは課長。ありがとうございました。
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通訳の池田さん。今年も、アーカスプロジェクトにとって重要な役割を担ってくださいます。いつも有り難うございます。
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あわせて、この日クラウドファンディングサイト、READYFORでのアーカスが挑戦しているプロジェクトにもご協力を募る機会にも恵まれました。そちらの報告ブログはこちらです。 まるでファンドレイジングパーティーのようなお披露目パーティーとなり、皆様にご支援いただきましたことをスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
大変和やかな、そしてにぎやかなお披露目の会となりました。ご協力いただいた関係者の皆様に重ねて感謝申し上げます。最後に主催者、来賓の皆様とアーティストで記念撮影。
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これから12月12日までの110日間、お世話になります。今回のレセプション会場の全運営を担ってくださった、茨城県の地域計画課の皆さんと守谷市企画課のみなさんと。(初めての集合写真かもしれません...!)
今年も老舗アーカスプロジェクトのレジデンスプログラムを、宜しくお願いいたします!!!
関係者の皆様、ありがとうございました!
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(写真:加藤甫)


この様子は毎日新聞茨城新聞でも取り上げていただきました。

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# by arcus4moriya | 2016-09-02 05:38 | AIR | Comments(0)
8/31 市長表敬・オリエンテーション/Visit the mayor・Orientation
“To every time its art. To art its freedom.”
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皆さん、こんにちは。藤本です。本日、アーティストたちは予定がびっちりの1日でした。
市長表敬訪問では、守谷市長の会田真一氏にレジデンスプログラム開始のご挨拶をしました。
Hello, Fujimoto is writing. Today the artists had a lot of appointment all the day. The main occasion was a visit to the Mayor Mr.Shinichi Aida to greet and report our residence program began on 25th of August.
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市長とは、それぞれの国の話で盛り上がりました。
During the meeting, they had a good conversation about their countries.
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アーティスト3人は、市長へ自国のお土産を渡しました。
And artists gave souvenirs from their countries to the mayor.
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こちらは、韓国出身オーストリア在住のイェンからのお土産のうちのひとつ。SECESSIONというオーストリアのウィーンにある大変歴史のあるアートスペースで購入したしおりです。この言葉は、建物の外壁にも記されている彼らのモットーの日本語訳だそうです。
短い言葉ですが、非常に適確でメッセージ性が強く、全員感動していました。
市長が、「とても素晴らしい言葉だから、アーカススタジオに飾って訪れる人に見てもらった方がいいんじゃないか。」とおっしゃったので、スタジオに持って帰りました。
This is the one of souvenirs from Yen who is Korean Lives and works in Vienna, Austria. The bookmark is from the Secession which is the historic art house in Vienna(Association of Visual Artists Vienna Secession). The sentence on it, is in keeping with the motto that adorns its facade—“To every time its art. To art its freedom.”
We all loved the sentence, then Mr. Aida return it back to us because of its very impressive message. So he said “Better to display it in the ARCUS Studio for visitors”. After all we decided to bring it back with happy feeling.
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この日実は表敬訪問前に、茨城県庁国際課の職員さんによるオリエンテーションがあり、生活基本情報、日本・茨城県についての情報などを教えていただき、
Before the meeting, artists actually had a orientation by staff of International Affairs Division, Ibaraki prefectural office. She gave a general information about Japan, Ibaraki for artists.
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表敬訪問後には、プレスインタビューもあり、
After the visit to the Mayor artists had a interview by press,
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その後、守谷市役所の国際交流員さんによるオリエンテーションで、守谷の生活基本情報を学びました。
And then they had another orientation by staff of Moriya city hall. It was detailed information of living in Moriya.
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ちなみにその後、守谷市役所にて転入の手続きを行い…
アーティストの3人には、「本当にお疲れさま。」という気持ちでした。  
At last they took some steps for moving-in notification at the counter in the city hall. It took quite long time, we felt sorry about a tight schedule, and said to them“Great job.”                                                                                                                                                                                                     
                                                                                                                                                         
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# by arcus4moriya | 2016-08-31 10:00 | AIR | Comments(0)
8/25 招聘アーティスト来日/Arrival day
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皆さん、こんにちは。藤本です。
8/25(木)に今年度の招聘アーティストが無事来日し、アーティスト・イン・レジンデンスプログラムが開始しました。今年度応募総数656件のなかから選ばれた3人のアーティストです。
Hello, Fujimoto is writing. Our artist-in-residence program began with the arrival of three artists. They were selected from 656 applicants.

エルネスト・バウティスタ [エルサルバドル]
Ernesto Bautista (El Salvador)
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ガン・シオン・キン [マレーシア]
Gan Siong King (Malaysia)
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イェン・ノー [韓国]
Yen Noh (South Korea)
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アーカスプロジェクトでは恒例ですが、アーティストを成田空港まで車で迎えに行きます。
空港でアーティストを迎える瞬間はいつも少し緊張するもので、到着口でアーティストに出会えた瞬間には、お互いに顔がほころびます。
We ARCUS Project drives the artists from Narita International Airport to ARCUS Studio in Moriya. It is our one of established custom, but I tend to be tense when I wait for them at the airport. So artists and us break into a smile when we find each other finally.

守谷に到着して休憩をはさんだあとは、自転車を貸し出したり、
After having a rest, artists got bicycles,
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スーパーマーケットに買い出しに行ったりと…
went to the supermarket to buy some stuff for living.
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まずは、ここでの生活の準備をスタートさせました。これから始まる滞在制作、どうぞ皆様あたたかく見守って、もしくはぜひご協力をお願い致します!
We are looking forward to work and support with them, and hope you enjoy any exchange during 110 days till 12th of December!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
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# by arcus4moriya | 2016-08-25 06:00 | AIR | Comments(0)
8/20 サポーター's ミーティング
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さぁ、いよいよ来週アーティストが来日しますよ!
...ということで、藤本さん、頑張ってスタジオを整えましょう!!!
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こんにちは、石井です。
本日はアーカスのサポーターさんに大勢集まって頂き、来週25日に来日し、いよいよはじまるアーティスト・イン・レジデンスプログラムに向けて、スタジオのお手伝いをお願いしました。

サポーターさんは皆、守谷近隣の皆様。常総市や坂東市など、ご近所の町からも集まってくれました。

本日のサポート内容は、3人が使う各スタジオの掃除、アーティストを歓迎し、お世話になる皆様へご挨拶する会=来たる9月2日のオープニングレセプションの下準備、アーティストを紹介するリーフレットの折込作業などなど、さまざまなお手伝いをしていただき、スタッフも大変たすかりました。

アーティストの皆は幸せ者ですね。

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背面のランドセル棚もきれいに。
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去年のエドゥアルドが書き残していった「ビバ!ブラジル!」も、今年のアーティストへ引き渡す為、黒板もきれいに。
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けっこうしんどいんですよ、この床の雑巾がけ。小学生時代を思い出しました。
去年のアーティストがどこかしらに残していった痕跡も、片付けていきました。
ルールは「現状復帰」。今年のアーティストたちにもきれいに使ってもらおうと思います。
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レセプションの準備もリーフレットの折込もあっという間に。廊下の去年の活動写真も外し、すっきり綺麗な窓に。さすがスーパーサポーターさん。これからアーティスト達が守谷で繰り広げる活動に、期待していただきたいと思います。サポーターさんは常時募集中です。詳しくは、ぜひ、アーカススタジオへお問い合わせ下さいね。

本日、お手伝いいただいたサポーターの皆様、有難うございました!










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# by arcus4moriya | 2016-08-20 20:10 | AIR | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その7:ダンス練習
皆さん、こんにちは。藤本です。
現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ も8/10(水)をもって終了しました。
その最終日も含めた2日間、スタジオ02では、ダンサー/パフォーマーの暁月さんがダンスの個人練習をしていました。
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汗で濡れた練習着を乾かしています。この日は良く晴れた気持ちの良い日でした。
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# by arcus4moriya | 2016-08-10 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その6:自主企画「転次元原稿用紙空間布陣」
皆さん、こんにちは。藤本です。
8/9(火)に、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画「転次元原稿用紙空間布陣」を開催しました。企画者の中山開さんは、現在東京を拠点にしているアーティストです。

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原稿用紙は、日本、近隣のアジア独特の文章を書く為に作られた用紙と聞きます。調べてみると文章の量を計る際に、文字数でカウントするということも実は独特な捉え方のようです。
グリッドに合わせ文字を書くことに慣れ親しんだその意識を歪んだ原稿用紙により改めて意識することは、なにか違った次元の言葉を持てるきっかけとなるのかもしれないと思いました。
異なる言語空間の宇宙を広げてみようと思います。

中山開

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予約不要。開催時間14:00-16:00のあいだ、好きな時間に訪れて体験することができます。
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用意された数種類の歪んだ原稿用紙の中から1つを選び、その形から想像して文章を作成し、書きこみます。難しい場合は、フィクションの日記や未来日記をつけるような気持ちで書いてもよい、とのことでした。
原稿用紙を全て埋めてもよいし、そうでなくてもよい。

ちゃっかり参加していた私は円形のものを選びました。
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選んだ理由は何となく、でしたが、その原稿用紙を目の前にすると書く文章が自然とその「円形」に引きずられ、地球が丸いこととか地面が平らであることについて書き始めることになりました。
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最初は、「いきなり文章を作るのは難しいな。」と構えていましたが、中山さんが準備した変形の原稿用紙の形とそのときに目に映った景色だけで意外と筆は進み、他の参加者さんと話したことについて考えてみたりしているうちに完成しました。案外ヒントは少ない方がよいのかもしれません。むしろ、指示こそ少ないですが、ヒントは多かったと言えるかもしれません。
最終的に原稿用紙を全て埋めて、始まりと終わりの箇所がわからない文章になりました。

書き終わったら原稿用紙の形を切りとって
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グリッドの中を歩きながら、場所を選んで配置します。
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縦書きではなく横書きという選択肢もあるとは…!
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他の人の文章がとても気になるのです。
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改めて見ると、このスタジオはグリッドに溢れています。
今回だけではなく、さらに他の機会にこの文章たちが増えていく展開もあるかもしれません。どういった布陣になるのか楽しみな作品です。 
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言語についての疑問を言語だけを用いて解決していくのも素敵ですが、言語以外の方法を交えて自分たちの言葉にアプローチするのは非常に興味深い行為です。

…言葉が持っている言葉そのものの「意味」を無化した時に、そこには言葉の「形状(文字)」が残されるのでしょうか?はたまた形状(文字)だけのそれは「言葉」とはいえないのでしょうか?
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色んなことを考えた時間でした。                                      

                                                                                                           
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# by arcus4moriya | 2016-08-09 14:00 | 地域とアート | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その5:自主企画「カメラの眼」
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「カメラの眼」を開催しました。企画/講師の豊田朝美さんは守谷市在住のアーティストで、アーカスプロジェクトのサポーターでもあります。豊田さん企画のワークショップは前回の「みっけ!私の色(ブログはこちらから)に続く第2弾です。
対象は5歳以上。2人1組で参加してもらいました。
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ワークショップでは、野外に出てまずはじっくりと自然を観察します。「カメラの眼」といってもカメラを使うわけではありません。交互に2人のうちの1人がカメラマン、そしてもう1人がカメラ役になり、カメラマンが撮りたい光景をカメラ役の人はしっかりその眼(レンズ)で記憶し(撮影し)、絵にします(現像します)。

自然に親しむことを通して、観察力と集中力を高め、普段とは違うコミュニケーションのとり方で互いのことを考えることも目的の1つです。
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今回のサポートメンバーも紹介させていただきます。
左から野口さん(サポート)、奥村さん(撮影)、坂口さん[自然観察指導員](サポート)
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それではスタートです。
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ゲーム①ここから見えるものなーに?
まずは頭と体の準備体操です。ベランダに出て自分のいる場所から見えるものの名前を声に出し、数えます。
近くに見える植物や遊具、空。遠くに見える建物など、名前のわかるものはなるべく声に出しながらたくさん発見していきます。見えていても言葉にすることが難しいものも含め、わたしたちの周りは実に多くのもので構成されています。
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次はゲーム②フレーム遊び
の説明です。2人1組になって配られたフレームを使うゲームです。まずは、2人で風景のどの部分を切りとるか決め、その景色をよーく覚えます。
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続いて、1人は見ていた景色に背を向け、相手に投げかけられた質問に答えます。例えば「見えていた範囲に車は何台停まっていましたか?」などです。
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覚えるとなると、普段何気なく見ている景色も随分と情報量が多いということに気付きます。
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説明の後、屋外に出てゲーム②:フレーム遊びをやってみます。まずは2人で話して切りとる景色を決め、記憶します。
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その後は交互に質問を投げかけます。私も試しにやってみましたが、これがなかなか難しい。
「体育館の扉がまさか水色だったなんて…(外壁はあんなにもエメラルドグリーンなのに…)。」なぞとぼやきながら。
といった感じで皆さん少し苦労しながら取り組んでいるようでしたが、記憶する視点のスイッチが入り、ここから集中力が高まっていきます。
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いよいよ、ここから本番です。一旦集まって改めて「カメラの眼」の説明をし、
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ここからは、交互にカメラマン役とカメラ役にわかれて[撮影]→[現像]に挑みます。

まずは[撮影]。
カメラマン役の人は自分の撮りたい景色をフレームを使ってカメラ役の人に伝えます。
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カメラ役の人はその景色を眼に焼き付けます。
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カメラ役の人がしっかり記憶できたな、と思うところでカメラマンはカメラの肩をとんとん、とたたきます。これがシャッターを切る瞬間。

続いて、スタジオに戻って[現像]の作業に入ります。皆さん、一言もしゃべらずに黙々と描いています。記憶を辿りながら、そして忘れてしまう前に描き進めたいという緊張感が少しだけ感じられました。
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記憶を基に描くと、対象を見ながら描く時とは違う画面になります。
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例えば、フレームの中心にあったものや、集中して見ていた部分/覚えている部分が細かく描かれていて、その周りを構成しているものや風景など記憶が曖昧な部分はぼんやり描かれています。もしくはほとんど描かれていない場合もあります。
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私が豊田さんに「覚えていない部分はどうやって描けばいいの?勘で埋めていってしまってもいいのですか?」と質問すると、あくまで“記憶に基づいて描く”ということを大切にして、後からその記憶を歪めて描き込んでいく必要はない、という答えが返ってきました。ぼんやりした部分はそのままぼんやりしていてもよいのだそう。
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そうすることで、その人の視線(今回はカメラマンの撮りたかったもの)が画面に反映されるのが面白く、これがカメラのフォーカスの役割といったところでしょうか。ただカメラと違うところは、その焦点が縦横無尽に点在できるところです。

[現像]できたら、再び撮影ポイントに行って答え合わせしてみます。
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                                  (撮影:奥村昌平)


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大きな木が2本。小高い地面に丸く刈られた低木が4つ。鉄塔。赤白のコーンが3つ。青空の色。非常によく出来ています。
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そして、その結果をふまえて、スタジオへ。
他の人の作品を鑑賞した後に、皆さんに感想を述べてもらいました。
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「もやもやしている箇所も面白かった。普段使っていない目を使った気がした。」
「いかに、見ているようで見ていないか。」
「『覚えた。』と思っても線にしてみたら『あれ?』となってしまったり、そのギャップが面白かった。」
「自分が何に気をとられているか、とか、スパーンと抜けてしまっているところがあったり、自分のくせがよくわかった。」
など。最後に豊田さんから、
参加されている皆さんはおそらく絵を描くことが好きだという方が多いと思いますが、絵を描くためには、ものをみる力、観察力が大事。というお話がありました。
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自分の目・自分の頭、なのにどこまで意識が行き届いているかは時々他人のことのようにわからなくなります。そのわからなさをを時々思い出させてくれるこのような機会があるのは、とても有意義だと感じた2時間でした。
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# by arcus4moriya | 2016-08-06 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ利用風景その4:デッサンクラス
皆さん、こんにちは。藤本です。
学生さんたちは夏休み真っ只中ですね。いかがお過ごしでしょうか?
今回は、現在実施中のアーカス‖シェア‖スタジオより、デッサンクラスのご紹介です。
利用者の宮嶋さんは、娘さんとそのお友達を誘ってデッサンクラスを計4回実施しました。参加者さんの多くは、中学校の美術部や文芸部に所属しているそうです。
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連続で参加している人もおり、回ごとにモチーフが変わります。
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最終日のモチーフは、

・紙袋
・白いスニーカー
・ガラスの器に乗った松ぼっくり

表面の質感が大きく異なるそれぞれのモチーフの描き分けを想像しただけでも、なかなか難易度が高そう…。
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最初に手作りの「デッサンのちょっとしたコツ」という紙が配られたようです。要点をおさえたアドバイスがわかりやすく書かれています。絵は中学1年の娘さんによるもの(すごい!)。A5というサイズ感もとてもかわいいです。
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約2時間集中してデッサン。
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最後には講評会。
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後半の2回は講評に参加させていただきましたが、皆さんの集中力には脱帽でした。決まったマニュアルに沿って描くだけでなく、自分の目が捉えたポイントを大事にすることも必要だと思います。その実現のためにマニュアル的描き方を利用するというような姿勢くらいでも良いのかもしれません。
参加者の皆さん、残りの夏休みも頑張ってくださいね!

アーカス‖シェア‖スタジオ にはこんな利用方法もあるんだな、と嬉しくなった計4日間でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
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# by arcus4moriya | 2016-08-05 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
2016年のオープンラジオ夏の陣!
今年はPokémon GOが席巻する夏!夏らしい暑さになってきましたね。皆さんこの夏、いかがおすごしですか?石井です。今年もやってまいりました、微弱電波で放送するオープンラジオ。
(世相を表すお面も、アナ雪のアナは隅に追いやられてピカチュウが堂々のセンター!)
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夕方5時半で歩行者天国になる守谷の下町、旧294号街道は平将門の作った守谷城という"いわれ"で守谷城址の残る、古くからある通り。
また一方では、かの岡倉天心が藝大から排斥され、築いた日本美術院(いわゆる芸術家のマネージメント機関)を五浦に移し、天心は海外展開して茨城を後にしたのち、紆余曲折あって弟子の横山大観(水戸出身で茨城名誉県民)や下村観山らが廃れかけた美術院を再興させようと、五浦(いづら)にスタジオ移転の決意をする際に、助言を請うて立ち寄ったのが"守谷の斎藤さんち"だったらしい...というのは、五浦六角堂と守谷のつながりとして地元では知る人ぞ知る、な話。(興味深い研究資料(p.306)もぜひご参照を。日本美術院の五浦移転に関する一考察:岡倉覚三のネットワーク構築と野口勝一の役割/清水恵美子氏)
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"斎藤さん"とは、斎藤隆三さんという守谷の史学者・文学博士のこと。兄の斎藤斐とともに岡倉天心没後の日本美術院を再興支援・運営したという地域の芸術家支援の血統を知ると、アーカスプロジェクトよりも110年も前にあったその存在に、浅からぬ因縁を感じずにはいられません。そんな日本美術史の一端をになう、ゆかりある人物史もフラッシュバックするような、普段は静かな町並みの八坂神社界隈の商店街は、この日だけはたいへんにぎやかになります。

いつもお世話になっているリカレント☆ねっと事務所さんの軒先で、18時からお囃子をBGMに生放送。オープンラジオは誰でも発言参加できる即興ラジオ番組です。88.0MHzのFM微弱電波はおよそ周囲100m範囲以内の「発言・表現の自由」。さっそく男子に声をかける朝重(ともしげ)さん。
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去年も立ち寄ってくれた3人組は、もうオープンラジオの常連のようですね。ちょっと大人っぽくなったかな?男子は部活、勉強の話。
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守谷の八坂神社に集まる人の数は、一年で最も多いと毎年思います。続々と駅の方からあふれる人の波、波、波。そんな中でかわいらしい浴衣姿の子たちにインタビュー。次は女子学生。
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女子は恋バナ。藤本さんは女子から話を聞き出すのが上手なんです。そんなこと話しちゃうの?というような話も、微弱電波にのせて彼女たちがインタビューに答えていきます。夏休みの思い出や、この夏何をしたい?目標は、将来の夢は?など、彼女たちのハキハキとしたトーク。ここではお披露目できないような話も微弱電波の範囲内なら無礼講(笑)。
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守谷で子どもミュージカルを習っているという子には、その美声で一曲、歌ってもらいました。おもわずお囃子そっちのけで、鳥肌が立ちました。浴衣で即興ミュージカル。歌い終えると周りから拍手が!そんなこともできるのがオープンラジオ。8/8(月)に守谷市市民交流プラザで体験ワークショップがあるそうですよ!
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ふらっと先に訪れたこの方と藤本さんの科学的な話の伏線ができつつの...と、盛り上がると山車がやってきてお囃子にかき消されます(笑)。だんだん前の人通りがはげしくなってきました。後半、行き交う山車や御神輿の合いの手に持っていかれながらも、トークは続きます。
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日も沈み、この秋、KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭に参加される、鈴木浩之さん(右)と大木真人さん(左)の登場。
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2015年にアーカスの地域プログラムで「つくば座・もりや座」を作ったのも記憶に新しいと思います。いつもはつくばと金沢におられるお二人がこの守谷の下町にいるのは「もりや座」ぶり。最先端の科学技術と身近な道具でアナログな仕組みを用いて表現する=人工衛星で地上絵を描く「だいちの星座」プロジェクトの、初の海外(地球内)展開、モンゴルで実施した撮像実験で現地のテレビに生中継された話や、そしていよいよ来週8月11日(祝・山の日)に人工衛星「だいち2号」が観測・撮像する、茨城県の北部6市町(六角堂のある北茨城市はじめ高萩市、日立市、大子町、常陸大宮市、常陸太田市)「いばらきけんぽく座」についてもお話を伺いました。
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そんなサイエンスな話をしている間もにぎやかに山車が通過します。
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行き交う人は山車を見たり、祭りのさなかにラジオで科学番組やってる?と覗き込んできたり。電波繋がりで人工衛星の話を聞いていますが、そのギャップがまた楽しいのがオープンラジオ。もちろん、アーカスプロジェクトが今挑戦している、クラウドファンディングREADYFORのプロジェクト紹介『茨城県守谷市に芸術分野の資料書物が揃う図書サロンをオープン!』も忘れずにアピール。皆さんの芸術支援への支援が力になります!そしてこんな出で立ちで(手作り法被持参)放送しておりました。(お祭り女もまずはコスチュームから!ってことで某芸術大学の藝祭ハッピを引っ張り出してくるのも、“表現の自由”。)
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お囃子にあわせて踊るこの踊り子さんたち、私にとってはキレッキレの和製マイケル・ジャクソンにさえ見えてきます。お面の表情とその繊細で滑稽な舞いに、ついこちらも笑顔になります。
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この八坂神社例大祭祇園際は、北総三大祇園祭としてその名を知られており、昨年、守谷市指定の無形民俗文化財に認定されました。毎年、連綿と引き継がれて各町内会の山車が旧道を行き来し、地元の無病息災を祈る祭りは、新しく守谷に越してきた市民にも新天地での初めての夏祭りとして新鮮に映るのではないでしょうか。八坂神社に祀られている「素戔鳴尊」の、『蘇民将来子孫也』のいわれについても、旅人を迎え入れる守谷の”人となり”、ではなく”街となり”がわかります。(詳しくは八坂神社のHPをご覧下さい)

ラジオ番組を終え、八坂神社の境内に向います。山車が順番に境内に向って舞い、そして勢い良くぐるぐると回ります。そのスピードは圧巻です。提灯のGのかかりっぷりをご覧下さい。
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原宿の竹下通りを超える人ごみの中で、一番盛り上がるクライマックスの瞬間でもありました。この伝統を守っていきたいですね。アーカスプロジェクトの活動もいつか無形の文化財になる日がくるでしょうか。また来年のオープンラジオ夏の陣も楽しみにしたいと思います。












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# by arcus4moriya | 2016-07-30 15:57 | オープンラジオ | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ利用風景その3:自主企画「書アート体験」
皆さん、こんにちは。藤本です。
7月29日(金)・30(土)、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「書アート体験」を開催しました。企画/講師の熊谷雲炎さんは守谷市在住の現代書家です。
ワークショップの対象は4歳以上。子どもから大人まで参加できます。
29日(金)は13:00と15:00の回、30日(土)はその2回に加えて11:00の回も実施しました。1回の体験時間は約1時間40分でした。
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最初に書にまつわる基本的なお話を聞き、その後は大きな毛氈に身体ごと乗って、まずは自由に筆を扱うための
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1. ひく
2. つく
3. ねじる
4. たたく

の練習です。例えば、「“ひく”線の場合、学校の書道の時間に習ったであろう“線を引くときは、ななめ45度から入る”というようなルールはあまり必要ありません。」や、「“たたく”では淡墨だと、美しい飛沫が生まれます。」というようなコツを教わりつつ、さまざまな表現に挑戦です。
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ちょっと変わったものを筆にしてみたり…これはフルーツなどの梱包によく使われているネット。
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同じ筆でも上の端を持つとコントロールしにくくなり、予想外のかたちが生まれます。
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私が見ていてハッとさせられたのは…
間違えて紙を2枚重ねて書いてしまった参加者がいて、下の紙にも墨が染み込んで滲みがついてしまっていました。この子に対して雲炎さんがしたアドバイスは、「その下の紙についた滲みを利用してさらに書き足してみても面白いかもね。」というものでした。
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1枚の紙の上に、異なる濃さの表情が同居している様子が何とも新鮮でした。
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今回使用している淡墨は雲炎さんがさまざまな材料を配合してつくったオリジナルのものです。写真一番右に見えるものは『黄山松雲』という古墨で大変古いものだそうです。非常に高価なもので、色が大変美しいとのこと。そういったことも聞いて初めて知りました。
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違う筆を3本まとめて使うという素敵な発想も生まれました。
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参加者は、たくさん制作した作品の中から気に入ったものを選んで落款(らっかん)を入れてもらいました。今回のために作った雲炎さん手製の「ARCUS」という落款です。
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押す場所によって作品が締まったり、より広がっていったりと、落款の妙。とでも言いましょうか…。見ていてとても面白いです。
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最後に全員の作品を並べての鑑賞会です。
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背後から入る自然光が、紙の透ける感じや、繊細な墨の表情を浮き上がらせ、床に置いてみていた時とは違った印象を与えてくれます。
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今回が初めての書道というお子さんもいらっしゃいました。こんなに本格的で自由な「書」を体験した参加者の皆さんの今後も楽しみです。
少し「書」に対するイメージも変化したのではないでしょうか?


ーーーーー
ちなみに、雲炎さんの前日までのご自身の制作風景もご紹介します。
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大きな筆を用いて書く場合は、ご自身の身体性、例えば身体の運びや呼吸などが作品の仕上がりに深く関わるそうです。
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# by arcus4moriya | 2016-07-29 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
もりや市民大学_オープンコース「Thursday night course in MORIYA Part3」トークセッション
皆さん、こんにちは。藤本です。
7月21日(木)は、もりや市民大学_オープンコース「Thursday night course in MORIYA Part3」
トークセッションに参加させていただきました。
登壇者は、西辻宏さん(自然素材西辻弥 代表、農環境コーディネーター)、末留崇充さん(医療法人慶友会 健康増進施設 K-FIT.)とわたくしの3人です。
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この3人は6月と7月に1人ずつ講座を行っており、今回は最終回となる4回目、3人揃ってのトークセッションです。
今回のThursday night course in MORIYAコースは、食・健康・アートがテーマです。何とも健康的なお二人に囲まれてなぜだかちょっとだけ後ろめたさを感じてしまうアート担当。
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まずは西辻さんからご自身の活動や、西辻弥の紹介。安全でおいしい野菜を食べたくなる、そして自分の身体の今後について考えさせられるお話でした。
(疲れていると、料理をする余裕がなくなってしまう自分を反省…。)
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続いて末留さんからK-FIT.の紹介。日々のストレッチの大切さを教えてくださいます。こちらも今後のこと、年齢を重ねた先のを考えさせてくださいました。
(あぁ、健康でいたい…。思いだけではだめですね、行動に移していこう…。)
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私からはアーカスプロジェクトの概要紹介。
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アーカスプロジェクトの歴史やアーティスト・イン・レジデンスの仕組みについてお伝えし、
レジデンスプログラムの事例としては昨年(2015年度)招聘したティモテウス・アンガワン・クスノ[インドネシア]の活動紹介もしました。
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アーティストによってもたらされる出来事が蓄積して、いかにしてその土地の文化になっていけるか、ということが大事です。それはアーティストだけの力ではなく、そこに住む、関わってくれる人々がアーティストに与える影響によるものでもあるという相互的な実例がたくさんあります。
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今年度のレジデンスプログラム招へいアーティストの紹介
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KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 についても。アーカスプロジェクトの過去招聘アーティスト11人、地域プログラムアーティスト3人が参加します。
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トークセッションでは守谷の話に。そして今後のヴィジョンについて。さらに、今回の機会を次の新しい挑戦に活かしていくことなど。
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そこで、Thursday night course in MORIYA Part1 の登壇者が突然司会の福田さんによってステージに呼ばれ、コメントしてくださいました。この3人はすでにコラボレーションイベントを果たした、とのことでした。
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(福田さんに1期生と呼ばれていたのが面白かったです。その後、我々は3期生ということに…◎)
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どんな活動においても「拠点をもつ」ということは、特定の場所で、そこにいる人たちと関係を結ぶということだと思います、当たり前のことですが。そして、関わってくれる人たちの人生の一部になっていくような活動には、誠実さとぶれないヴィジョン、変わる勇気など、実にさまざまな条件を満たし、さらに真摯に追求し続けていく根気が必要だと感じました。
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お招きいただいたもりや市民大学の皆様、ならびに関係者の皆様ありがとうございました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          
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# by arcus4moriya | 2016-07-21 19:00 | 地域とアート | Comments(0)
もりや市民大学総合コース講座
皆さん、こんにちは。朝重です。

先日の7月9日にもりや市民大学の「総合コース・守谷を知る」にてアーカスプロジェクトの活動紹介をさせて頂きました。
今回の会場は、市民大学のホーム守谷市民活動支援センターです。もりや市民大学では、受講生の皆さんにまず守谷市のなかでのさまざま取り組みを知ってもらう為の総合コースがありますが、そのうちの1回を守谷での芸術・文化の取り組み紹介として、担当させて頂きました。

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お世話になっているラジオでもおなじみの福田さんにご紹介頂き、皆さんにご挨拶。
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市民大学の講義を受講されている方々に、まずアーカスプロジェクトについてご存知かどうかお聞きしたところ、名前は聞いたことがあるけれど、何をしているところかは知らないといったご意見が多数でした。

そこで、まずはアーカスプロジェクトが茨城県と守谷市による文化事業であることや、事業の概要について、また1994年から続く活動であること、アーカスプロジェクトの歴史についてお話しました。
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つづいて、私たちのメインの事業となる「アーティスト・イン・レジデンス」について、どのような取り組みを行い、どのようなアーティストたちが活動してきたのかを2015年の3人に招聘アーティストの活動を例に紹介します。
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みなさん、普段はあまり触れることのないアーティストの活動について、たまにうんうんと頷きながら、または首をかしげながらも、真剣に聞いてくださっていました。
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レジデンスの説明、紹介に時間が思った以上にかかってしまいましたが、レジデンスプログラム以外の地域プログラムの取り組みや、また皆さんにどのように関わって頂きたいか、アートを通じて一緒に守谷を盛り上げていけるのかなどお話して、駆け足ではありましたが、アーカスプロジェクトの活動全体についてご紹介出来たのではないかと思います。
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最後の質疑応答では、講義を聞きに来てくださった受講生の皆様から、23年やっていて全然知らなかった、まだまだ周知が足りていない、敷居が高そうで近寄り難いなど、厳しい意見や突っ込みをたくさん頂きました。
確かに、まだまだこのアーカスプロエジェクトがどのような活動をしているのか、皆様にもっともっと知って頂く、そして参加して頂けるようにしていく努力が必要だと改めて感じさせて頂きました。

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今回は、講師というかたちでアーカスプロジェクトについて紹介させて頂く機会だったのですが、逆に私がいろいろと教わった市民大学となりました。

講義の後に、会場に残った受講生の皆様の「茶話会」にも参加させて頂き、お昼を一緒にとりながら、また皆様からのお話をたくさん聞かせて頂きました。皆様が、とても親切に今後私たちの活動を広めるために協力して頂けるとありがたい言葉をたくさん頂けたのは本当に嬉しく、たのしいお昼の時間となりました。

 アーカスプロジェクトの活動は今年で23年目となりますが、まだ23年。このような機会を今後もたくさん増やして、出来るだけ多くの方に知ってもらい、活動に参加頂けるように頑張っていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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# by arcus4moriya | 2016-07-09 12:25 | 地域とアート | Comments(0)
もりや市民大学講座_オープンコース「Thursday night course in MORIYA Part3」
皆さん、こんにちは。藤本です。
7月7日(木)、もりや市民大学の講座を担当させていただきました。もりや市民大学の講座の会場は通常、守谷市民活動支援センターですが、私が講義させていただいたのは、オープンコース「Thursday night course in MORIYA Part3」というもので、会場はイオンタウン内です。そして、時間も19:00-20:30と遅めで、仕事後にも立ち寄れる文字通り非常にオープンなコースでした。受講者の年齢層も幅広く、おそらく興味関心の度合いも幅広いと思われます。
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「芸術家支援という金色の沼」という講義をさせていただきました。(各関係者の方々に事前に「金色の沼」の読み方を何度か確認され、その都度やや照れながら「こんじきのぬま、でお願いします。」と言い続けたわたくしです。)前半7割は、美術/現代美術の話で、後半3割はアーカスプロジェクトの活動事例を紹介させていただきました。
幅広い層の受講者の方々と一番考えたかったのは、「美術/現代美術」という存在そのものの捉え方、でした。
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架空の絵画を頭の中で想像し、作り上げるところから始め、架空のキャプションで答え合わせし、その答え合わせの不毛さを実験したり、
長い美術の歴史を猛スピードで振り返り現代美術の生まれたて具合を確認してみたり、
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現代美術に興味のない私の祖母のリアル話を事例にしたりと、なるべく多くの方にとって親しみやすい内容になるよう心がけました。
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アーカスプロジェクトの活動事例は2014年度のアーティスト・イン・レジデンスで招聘したフロレンシア・ロドリゲス・ヒレス[アルゼンチン]の活動を紹介しました。
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大事なまとめが駆け足になってしまって、直後に猛省しましたが、
「金色の沼」という言葉の意図するものが皆さんに少しでも伝わっていたら嬉しいです。

質疑応答では、たくさんの興味深い質問をいただき面白いやりとりができ、ほっとしました。「質問がひとつもなかったらどうしよう…。」と内心どきどきしていたのです。自分がこういった講座やトークを聞いているときにも感じることですが、ときに登壇者が事前に準備してきた内容よりも、質疑応答でとっさに答えるその言葉の中に、登壇者個人の本音が表れる気がします。常日頃に本当に考えていることが反映された発言が生まれるんだろうと思います。

今回は、このような機会を与えていただき、大変勉強になり得るものも多かったです。ありがとうございました。
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7月21日(木)19:00- 「トークセッション」@イオンタウン守谷 もありますので、ぜひお越し下さい。
詳細はこちら。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    
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# by arcus4moriya | 2016-07-07 19:00 | 地域とアート | Comments(0)
ようこそ守谷へ2016に参加しました
皆さん、こんにちは。藤本です。
6月25日(土)に、アーカスプロジェクトは「ようこそ守谷へ2016」というイベントにブースで参加させていただきました。これは守谷に引っ越してこられた方を歓迎するイベントで、実行委員会は市民によって構成されています。
今年は、111の世帯(合計279名)が参加されたようです。つまりそれ以上の人数が昨年守谷に移住されたということですね。守谷ってすごい!

準備完了。
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今回、アーカスプロジェクトでは、アーティストユニットのNadegata Instant Party (中崎透+山城大督+野田智子)のご協力により、「Parallel School」(2008)を上映しました。この映画は、2008年(2007年度)にアーカススタジオにおいて行われたプログラムで、実際には行なわれていない「学校」をモチーフとした“架空のワークショップ”「ナデガタ・スクール」のドキュメンタリーです。
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来場者が来られる前のひととき。守谷市役所の国際交流員ルイーザさん(ドイツ出身)が映画のエンディングのシーンを観て、ものすごく笑っております。そうなんです、非常に巧妙に作られた作品なのですが、笑いを我慢出来ないポイントがたくさんあります。
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映画の中にはアーカススタジオのある、もりや学びの里をはじめ、8年前の守谷市内の様々な場所が映っており、その頃と現在を比べることで街の急激な変化がみてとれます。特に守谷駅前などは今とかなり違う姿をしていました。
作品によって残される「街の姿」について、関係者の方々とも話題になりました。来場者にもそういった芸術の側面が伝えられたことも収穫のひとつです。

ーーーーーーーーーー

守谷市長 会田真一氏のご挨拶。
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そして、私がひそかに好きなコーナー、守谷市役所 各部の部長さんたちが大きな声で順番に挨拶。
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こんなイベントって他の市ではなかなかないのでは…。
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今年は、アーカスプロジェクトのブースに立ち寄ってくださった方の中に、「前からアーカスプロジェクトを知っていて、気になっていたんです。」と言ってくださった方が多かったです。
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実行委員長の実好さん(写真右)、今回も突然マイクをくれます。ありがとうございました。しっかりアピールさせていただきました。
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皆様、どうぞアーカススタジオにお気軽にお立ち寄りください。


                                                                                                                                                                                




                                  
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# by arcus4moriya | 2016-06-25 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その2:自主企画「みっけ!わたしの色」
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日、現在実施しているアーカス‖シェア‖スタジオ を利用した、自主企画ワークショップ「みっけ!わたしの色」を開催しました。企画/講師の豊田朝美さんは守谷市在住のアーティストで、アーカスプロジェクトのサポーターでもあります。
ワークショップの対象は5歳以上。子どもも大人も参加できます。定員は10名、締め切りを待たずして予約はあっという間に埋まりました。
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ワークショップでは、野外に出てじっくりと自然を観察し、そこに溢れる色彩のなかから自分のお気に入りの色を探します。その色をさまざまな絵の具の混色により、紙の上に再現することに挑戦し、絵の具を掛け合わせた時に生まれる、自分だけの特別な色彩づくりを身につけることが目標です。
豊田さんが用意してきたゲームの様な方法を用いてすすめながら、観察力と集中力を高め、じっくり時間をかけて楽しみながら創作します。
つまり、創作の基本となる「ものを見る力をつける」という内容です。ものを作る前に、まずは“ものを見る”ことから!ということなんですね。
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今日のワークショップを実施するサポートメンバーのご紹介。
左から奥村さん(撮影)、八木さん(サポート)です。
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説明を終え、さっそくスタートです。

ゲーム①ここから見えるものなーに?
まずは頭と体の準備体操です。ベランダに出て自分のいる場所から見えるものの名前を声に出し、数えます。
近くに見える植物や遊具、空。(目の悪い私にはちょっとハードルが高い)かなり遠くに見える建物や電線。思い切って声に出しながらたくさん発見しました。わたしたちの周りは実にたくさんのもので構成されています。
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ゲーム②ここから見える色なんこ?
ゲーム①と場所を少し変えて、見える範囲の色を声に出しながら数を数えます。
参加者は、微妙に違う緑色を言葉で表現するのに苦労している様子。目で捉えられる膨大な色のなかで名前の付いている色は、ほんのごく一部だということに気付きます。
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頭と体がほぐれたところで、いよいよ色づくり開始です。
まずは豊田さんによる混色のデモンストレーションから。
(何も言われなくても、置かれた紫陽花を自然に観察し始める子どもたち。)
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目の前のパレットで、混ぜる絵の具の種類と量によりみるみるうちに変化していく色味。
皆さん、食い入るように見つめています。
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デモンストレーションが終わったら実践です。ゲーム①と②で見つけた色の中から気に入ったものの色を再現します。忘れたらまたベランダに見に行ったりしながら、パレットと紙の上を行き来し試行錯誤します。
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なかには、道具を持ってベランダに出て、なるべく近くで観察しながら色味をつめていく参加者も。
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休憩をはさみ、
次は対象物の近くに移動して、自分で決めたお気に入りの色をつくります。
教室内から見つけた色を基本に、再現する色を探しながら歩きます。対象物を目の前で観察しながら、色味をさらに近付けていきます。

…今日は梅雨の晴れ間で本当に暑い日。時々水分を取りながらの制作で大変ですが、その代わり、光が非常に美しい日でもあります。
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何の色をつくっているのかな、と思ったら…
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三角コーンの赤色!
でも実はこれがなかなか難しいのです。見る角度によって光の当たり方も変わり、そうすると色も違って見えます。目に見える色と光は密接な関係で繋がっています。一見、人工的なコーンの赤色も目で捉える時の条件によってその姿を変えます。先ほど、教室から見た時とは違うはず。よくよく観察するとわかります。
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こちらは、季節の紫陽花の真横に座って実践です。
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こちらは、制作の合間。
木漏れ日の中で時々吹く風が本当に気持ち良かったです。
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色づくりが完成したら、スタジオに戻って、互いの色を見る時間です。
今回参加してくれた皆さんは、絵を描くのが好きな人たち。やはり色を作りつつ、対象物を自然にスケッチしているものも見られました。
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全員の発表を受けて、最後に豊田さんからまとめです。
今回のワークショップで実践し、身につけた色づくりで大切なことは「続けていくこと」で、豊田さんが最後に「家に帰ってもできるだけやってみてください。」と言っていました。
絵の具で色をつくる作業はある程度は頭で理解できても、その先は非常に感覚的な世界です。対象物を見る繊細な視点と、その視点を持って読み解いた対象物の色味を再現するための絵の具の混色。ほんの少し絵の具の量が違うだけでも、大きく変化してしまい、思ったように色がつくり出せない瞬間を皆さんも味わったことがあるのではないでしょうか?
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きっと、この実験を繰り返すことによって、目と脳、指先が次第に結びつくような感覚を手にすることができるのだろうと改めて感じ、少し懐かしいような気持ちになりました。絵を描く人にとっては当たり前の感覚かもしれませんが、長い間絵を描いていないと忘れてしまうことかもしれません。
子どもたちにはぜひ次の図工の授業でも実践してみてほしいものです。

豊田さん、八木さん、奥村さん、参加してくれた皆さん。ありがとうございました!  

ーーーーー
そして、外での作業で疲れた様子だった子どもたちは、ワークショップ後の片付けが終了した途端、また絵が描きたくて仕方ないようで、黒板にも描き続けていました!
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# by arcus4moriya | 2016-06-18 13:00 | 地域とアート | Comments(0)
アーカス‖シェア‖スタジオ 利用風景その1:スタジオワーク
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
アーカスプロジェクトでは、現在「アーカス‖シェア‖スタジオ」を実施しています。
日本人アーティスト支援の一環として、レジデンスプログラム実施期間以外にアーティストに対してスタジオの開放を行っており、今年度は更に広く一般の方への貸出もスタートしています。(利用に関してご興味のある方はこちら!)今回ご紹介するのは、田中麻樹さんのスタジオワークの様子。
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絵画、デザインと多彩な活動をされている方で、アーカス‖シェア‖スタジオにおいては、植物をモチーフにした着物の模様を考案&制作しています。
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デスクに並べられた大量の花の写真も圧巻ですが、興味深いのは、壁に自由の女神の写真や、エンパイアステートビル、菩薩と思しき図像など、一見直接関係のなさそうなものも貼られていることです。
あ!クロード・モネのグランドデコレーションもありますね。睡蓮の池を描いたシリーズです。
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これらが直接的にか、間接的にか…いずれにせよどのように結びついていくのだろう?
と、勝手に妄想して楽しんでおります。

田中さんは連日スタジオで黙々と制作しています。創造的な活動を、こうやって場所を貸し出すというかたちだけでも協力できることが、やはり何だか嬉しいものです。制作している人が近くにいることで、良い空気が流れるような気がします。

田中さん、頑張ってください◎



6月18日(土)には、アーカス‖シェア‖スタジオを利用した、自主企画のワークショップ「みっけ!わたしの色」が実施されます。
企画者はアーティストでアーカスプロジェクトのサポーターでもある豊田朝美さん。
こちらの様子も次回のブログでご紹介します!どうぞお楽しみに。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          
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# by arcus4moriya | 2016-06-02 21:48 | 地域とアート | Comments(0)
5月も終わり。公募の経過報告
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みなさんこんにちは。
4月末にオンラインの締切をしてから、審査真っ最中のアーカススタジオです。
今年度のゲストキュレーターも決定しました。

今年度のアーティスト・イン・レジデンス(以下AIR)プログラムのゲストキュレーターとして参画いただくのは服部浩之さんです。
あいちトリエンナーレ2016(8月11日から10月23日開催)のキュレーターを務められるほか、これまでにも秋吉台国際芸術村(AIAV)国際芸術センター青森(ACAC)など、日本でも代表的なAIR機関での経験があり、かつアーカスプロジェクトでは2012年度からゲストキュレーター制度が始まって以来、初の男性ゲストキュレーターです。


そして今年度の応募状況はというと....

2003年度に公募制を導入して14年目を迎えた今年、世界からアーカススタジオでのAIRプログラムに参加したいと届いた応募者数は御陰様で、なんと!656組という数に達しました。
今回もユニット、または複数のメンバーでの応募(ひと組として換算)が増え、なおかつ過去最多数の応募件数を更新しました。

推移を見ますと、(*クリックすると当時の招聘アーティストが閲覧できます。)

2003年度:125名(37カ国・地域)のうち5名 
2004年度:180名(45カ国・地域)のうち5名
2005年度:246名(48カ国・地域)のうち5名
2006年度:281名(51カ国・地域)のうち5名
2007年度:304名(60カ国・地域)のうち5名
2008年度:350名(63カ国・地域)のうち4名
2009年度:401名(57カ国・地域)のうち3名
2010年度:426名(70カ国・地域)のうち3名
2011年度:174名(55カ国・地域)のうち3名
...東日本大震災の影響を多大にうけた年でした。
2012年度:337名(63カ国・地域)のうち3名
2013年度:344名(47カ国・地域)のうち3名
2014年度:640名(78カ国・地域)のうち3名
2015年度:599組(81カ国・地域)のうち3名 (個人公募からグループ応募も考慮し、組数で表示)
2016年度:656組(89カ国・地域)の中から、3名を選出予定。←今ココ。


今年度の3人を加えると、アーカススタジオで活動してきたアーティストは97人を数えます。決して大きな数ではありませんが、着実に世界の国際舞台で活躍していくであろうアーティストがこの登竜門(ラテン語でアーカスとは門の意。)をくぐっています。...来年度があればついに100人達成!

さらに、応募者の国・地域数が昨年の81カ国という記録を塗り替え、過去最大数の89カ国・地域に増加したことも特筆すべき点です。
世界にその情報が広まっているのは昨今のSNSの影響が多分にあります。
そして世界各国のOBアーティストが、後輩や教え子、次世代の若手作家にアーカスプロジェクトのAIRプログラムを推奨してくれていることが考えられ、実に嬉しく、有り難いです。

今年のレジデントアーティストの発表は、7月上旬を予定しています。
どうぞご期待ください。
次回のブログでは茨城県北芸術祭岡山芸術交流に参加するアーカスOBアーティストを紹介したいと思います。
Thanks for applying for ARCUS Project Artist in Residence Program! the result would be announced at the beginning of July.
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# by arcus4moriya | 2016-05-31 00:14 | AIR | Comments(0)


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