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9/29 ゲストキュレーター服部さんとの対話
9月末になってもまだまだ夏の暑さが抜けないアーカススタジオです。
今日は、今年度のゲストキュレーター、服部浩之さんがスタジオに来て、3人のアーティストの活動の進捗について聞き、お互いに意見交換をしています。

前回のプレゼンテーションから約2週間。来日し守谷についてからは約1ヶ月が経ちました。3人のアーティストはすでに守谷での生活にも慣れたでしょうが、それぞれのプロジェクトの方向性については、まだまだ思考錯誤しているようです。

動き出した自分たちの制作・プロジェクトについて、ゲストキュレーターの方とアーティストとがゆっくり時間をとって、対話することで、より幅広い視点で見つめ直していくことは、大変有意義なことで、こういう時間をしっかり持てることもレジデンスの醍醐味ではないでしょうか。

今日は、落ち着いて話をしてもらうために、1対1の対話を、服部さんとアーティストにお願いしました。

まずはイェンのスタジオから。
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続いてエルネスト。
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最後にガンさん。
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ときたま、様子を伺い、写真をとりながらでしたが、 それぞれのアーティストと服部さんの対話を邪魔しないように、二人が集中して話せるように、私たちは事務所で作業。ガンさんは結局事務所で服部さんと話をしていましたが、ガンさんはすでにあちこち出かけながら、撮影しているので、どこでも彼のスタジオになってしまうのでしょう。

服部さんとアーティストたちはたっぷりじっくり話が出来たようで、あっと言う間に、暗くなり、気温も午前中にくらべてぐんと下がりました。
さて、次の服部さんの訪問までに、アーティストたちはどのように活動し、なにを考えプロジェクトを進めていくのか楽しみです。










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by arcus4moriya | 2016-09-29 12:49 | AIR | Comments(0)
9/25 守谷市商工祭り/ Moriya Commerce and industry association Festival
こんばんは、石井です。
先月9月25日に開催された商工会のお祭り「きらめき夢彩都フェスタ」でのステージにアーカスのレジデントアーティストが登場。このオーディエンス!!!(こんなに守谷市民が集まるのも、八坂神社以外でめったにないのではないかと)。
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バックステージではなにやらイェンが習いたての日本語を練習中。
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フラダンスチームの前にちょっと緊張気味な面持ちで待つ人たち。
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守谷市内にフラダンスチームは多数あります。思えば2010年に滞在したオーストラリアのアーティストユニット、デビッド&ケルダもこのステージにでたことがきっかけでインスパイアされて、守谷市内のフラダンスチームとプロジェクトをおこなったこともありました。
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ついに彼らの出番です。
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アーカスプロジェクトのご紹介。
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実は私は駅側デッキの向こうにいたので、視線に気づいたのはガンだけでした。カメラ目線。
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それぞれご挨拶。ポツンとしているように見えますが、実際の回りはこんなにひとだかり。人、人、ひと。
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それでは一人ずつ自己紹介。
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エルネスト(最も緊張していたらしい)。
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イェンはカタコトの日本語で挨拶していましたが、拍手をたくさんもらっていたようです。....カンペ見てますけどね。
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ガンはというと、挨拶もそこそこに、さっそく出店中の屋台の中でも、そばを作っているブースで制作・撮影を開始しておりました。
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この真剣な眼差しは、どうなったかというと。
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                     (photo/video by Gan Siong King)
こちらをご覧下さい。
現在彼は、日々出会う人々に自分の作品を個々にじっくりプレゼンテーションし(1時間程度、と本人は言っていますがだいたいいつも約2時間)、その上で相手とコミュニケーションをはかったのち、コンスタントにその1人ひとりを追う、という制作活動をしています。KLでは油絵を描いている画家(ビジュアルアーティストと本人は名乗っており)のガンは、日本に滞在中はじっくり映像と向き合うことを主に活動しています。短い動画ですが、滞在中に彼のInstagram/インスタグラムの中の『yarimoriya/ヤリモリヤ』にどんどんUPされています。
(※ちなみに、守谷のゆるキャラ「もりやもり」とはなんの関係もありません)
それらは、何を形作るのか、楽しみでもあります。ガンのプロジェクトに参加したい人を随時募集中です。気になった方はアーカススタジオへご連絡下さい。









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by arcus4moriya | 2016-09-25 16:00 | AIR | Comments(0)
9/17 県北芸術祭へ。テアの鯨探訪と、海側へ。
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いよいよ始まった茨城県北芸術祭。9月17日の朝は快晴でした。
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早朝からナニしに行ったかというと....
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昨晩、ちょっと先日聞いたニュースを、動物を愛するテア・マキパー(2006年度招聘アーティスト)に伝えたところ...
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日立の海に打上げられた鯨がみたい。と。
もしいたら、というちょっとした期待と、暴発が危険なので既にもういないかも、という半々の気持ちでたどりついたところ、この結果でした。「確かにそこにいたのね!」とテアはちょっとだけ鯨のいた場所を確かめるかのように浜辺を散策していました。
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早朝から、OBと現役レジデントアーティスト連れ立って、存在していた不在の鯨を...インビジブルなものをみにいくような散歩となりました。イェンも海を観られてちょっと嬉しそう。
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さて、そんなテアの作品、「ノアのバス」からはじまり。(日立駅前)
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エルネストやガンが観ているのは...
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これをご覧になるとどんな動物たちがいるのかがわかります。
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山行きのバスをみた後は海へ行き...
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高戸海岸のイリヤ・エミリア・カバコフの「落ちてきた空」
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小浜へ行くと素敵な渚が広がり、ガンは早速撮影を始めており...
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風光明媚な渚です。ガンは...
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やはり撮影していますね。
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偶然居合わせたOB作家達に遭遇し。スッシリー、ティファニー、テア、ハル、デビーなどなど。
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ここにはスッシリー・プイオックの作品「ソウル・シェルター」が。藤本さんと比べると、こんなに大きい貝が、タイからやってきました。
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夏のような日差しの県北ツアーはまだ始まったばかりです。(つづく)








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by arcus4moriya | 2016-09-17 18:59 | AIR | Comments(0)
9/16 KENPOKU ART 2016 OPENING! 茨城県北芸術祭開幕。
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こんにちは。石井です。現在12月初旬です。2016年・秋を振り返るブログとなりますがご容赦を。3ヶ月も前のことになりますが、9月17日、茨城県で初めての芸術祭が開幕しました。(もう既に懐かしい...) ちょっと上の写真が斜めなのは、ひっそりチーフ朝重さんに撮影を頼んだからです。こんな機会は二度とないかもということで祝福すべき日に立ち会えました。
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アーカス発足時(1994年)からのアドヴァイザーであり、南條史生・茨城県北芸術祭総合ディレクターを囲んで記念の(貴重な)一枚。この芸術祭には、茨城県南のアーカスプロジェクトも協力団体として参加しており、開幕までの準備も陰ながら応援していました。
アーカスプロジェクト関係者もこの日のスタートを祝って大集合。茨城県北エリアという広大な土地での初の芸術祭、まだこの頃はどんなものになるのか県南のわたしたちも想像できませんでした。まさか茨城で芸術祭が起ころうとは。ケンポクでの芸術による地域振興を軸に、国内外から100もの作品が展開されました。過去23年築いて来たアーカスプロジェクトの芸術文化活動の成果も、11名の過去招聘作家の参加作品を通じてご覧いただけるような機会ということで、この65日間がどんな芸術祭になるのか、楽しみです(と書くはずでした..)。
既に11月20日閉幕したKENPOKU ART 2016は大盛況のうちに終わったようですね。茨城県南はいつも通りのAIR(アーティスト・イン・レジデンス)事業をしながら、守谷から県北芸術祭を楽しむ中学生バスツアーや市民バスツアーを催行したりと、守谷とゆかりあるOBアーティスト達の作品、そして大自然と多彩な作品群に会いに行きました。(それも追って報告します。)
というわけで、今年のレジデントアーティスト達がオープニングに行った時の様子を。出展作家との関係やちょっとした思い出なども含め、記憶を取り戻しながらダイジェストで紹介します。
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↑左) 藤 浩志さんは実は2001年に水海道(現在の常総市)と石岡市でワークショップ「かえっこバザール」を実施していただいたアーティスト。当時、アーカスが最初にディレクター主導のプロジェクトとして発足した年でした。その年に滞在していたピウス・シギットがとても影響を受けた作家さんだったそうです。キュレーターの金澤さん(中央下段)、お疲れさまでした。OB作家が本当にお世話になりました!右隣には、あの最後の最後に公式HPのサーバーがダウンしたというきっかけのツィートに掲載されていた作品「ブラック・フィールド」のザドック・ベンさん。
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↑(中央) ワン・テユ(台湾)は2000年度にアーカスへやってきました。常陸大宮市・家和楽青少年の家での「No.85」と名付けられた巨大なバルーン作品も記憶にあるかと思います。
今回、テユの作品をテーマに作られた出展作家の 佐藤悠さんのKENPOKU SONGSの中の「やわらかいくうかん」を聞きたくなります。テユはまさに16年前の滞在時に西ノ内の和紙を紙すき体験したり、大子でリンゴ狩りをしたりと、県北経験がありました。そのときには同期の眞島竜男さん(今年、糸島国際芸術祭や岡山芸術交流に出展)も一緒だったのも懐かしいです。
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オレンジのニットをまとっているのはハイパーニットクリエイターの力石咲さん。2012年度に地域プログラムでアーカスに招きひょうたんを編むワークショップを実施。常陸多賀では街中がニット・インベーダーに包み込まれていました。そしてお隣の中崎透さんは2007年度にNadegata Instant Partyとして実施した アーカススタジオでは伝説の「パラレルスクール」のアーティスト。県北の舞台・6市町となる前の旧町村名を「看板屋なかざき」で表現。この地名を知っている人には特に実にグっとくる看板です。
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山側のキュレーター、四方さんにも大変お世話になりました。(中央)
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こちらは2006年組。後ろでカメラを構えているのは高戸海岸で指の生えた貝の作品で存在感のあったスッシリー・プイオック(タイ)、前列は、日立市郷土博物館のワンフロアを使い、日立市の歴史に寄り添い緻密にリサーチした作品を展示したティファニー・チュン(ベトナム/米)。テア・マキパーも含め、この3人は茨城で10年ぶりの再会。
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2人の後ろの中央に見えるのは2008年度招聘のデビー・ハン(韓国/米国)。
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そのデビーがアーカスにいたときにディレクター(3代目)だったのは、インディペンデント・キュレーターの遠藤水城さん(左)。当時大学生だった志村さん(右)は現在石巻のReborn Art Festivalに。懐かしい面々はどんどん増え。。。
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手前左から日立の日鉱記念館で展示したタクシナー・ピピトゥクル(2001年/タイ)、スッシリー(2006)、中央左から常陸大宮市で展示したレ・トゥア・ティエン(2003/ベトナム)、大子町の上岡小学校で展示したピウス・シギット・クンチョロー(2000/インドネシア)、会田守谷市長、ティファニー・チュン、そして一番背後に朝重さんと、テア・マキパー(2006/フィンランド)。...と集合すると更に...
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左に日比野さん(1999年から現在まで継続中のHHでおなじみ)、右に2代目ディレクターの帆足さんと。歴代の顔ぶれが集合。今回HIBINO HOSPITALの17年を振り返るアーカイブ資料を展示とのことで、アーカスでのWSの歴史を日比野さんと恊働させていただきました。
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久々に茨城へ帰って来たアーティスト達は県北で会田市長とも再会を果たし、ご挨拶。
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日立駅前で「ノアのバス」を発表したテア(左)、高萩の穂積家にて「ウェブ・オブ・ライフ」を展示したデビー・ハン(右後ろ)。そして中央には今年のレジデント、エルネストも。エルネストはあまりにもアーカス出身の先輩OBアーティストらがあちこちにいるので混乱していたご様子。
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デビーは8年前の守谷では日本食材を用いて女性のアクセサリーを作り、それらをモデルにまとわせた写真作品を作っていました。そのモデルも当時の守谷市民です。
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現在NYを拠点に活躍するデビーは、当時と変わらぬその特徴的なヘアスタイルとは裏腹に、とてもフレンドリーに現役アーカススタッフとも話してくれました。
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こちらはなんと!1996年に招聘した日本人アーティストの山出淳也さん。現在ではBEPPU PROJECTの...として知られる誇るべきOBです。そして野口さん(右)はその当時のアーカス担当。山出さんと同期のタワッシャイ・プンサワッ(タイ)はあいにくオープニングに来れなかったのですが、茨城県で20年ぶりに制作をしたことになります。ここには映り込まずにどこかに潜んでいたヴェンザ・クリスト(インドネシア)は2002年度のレジデント。彼は日立市の小貝ケ浜緑地で「虚ろ舟ミニ博物館」を展示。そして、オープニングには来れなかったソンミン・アン(2010年度/シンガポール) は大子町で「大子ロストアンドファウンド」というサウンドインスタレーション作品を展示しました。そして2014-15年と地域プログラムで宇宙芸術分野のプロジェクトを実施した「つくば座・もりや座」の鈴木浩之+大木真人さんも今回「いばらきけんぽく座」を展示。6市町の一カ所一カ所に各地域の人が集って電波反射器をそろえ、同時多発に人工衛星を用いて県北の地上を宇宙に見立て、過去最大の巨大な星座を作りました。実は茨城県北芸術祭は県北エリアのみならず、県南の科学都市、つくばとのつながりも外せません。サイエンスとアート、ハッカソン、書や陶芸、われわれAIRの活動も含め様々な分野のアーティストやクリエイターが集まっていました。
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ここには全て掲載しきれませんでしたが、それぞれOBアーティストたちがお世話になった県北チームのアシスタントの皆様、有難うございました。2000年組のシギットとタクシナー(通称ハルちゃん)は15年ぶりの再会。茨城県北芸術祭でリユニオンすることができました。
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それから知る人ぞ知る、2000年頃から「アーカスの父」として歴代アーティストの面倒を見て下さっている要さんも駆けつけてテユは嬉しそうでした。
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最後に、これまで23年間、守谷市で世界各国からレジデントアーティストを迎え入れ、送り出して来た会田市長も、この日は本当に嬉しかったことと思います。この日はなんとなく、アーカスに関わりのあった人々にとっても、ちょっと特別な日だったように感じました。これを機に、初めて茨城を知って頂いた参加作家の皆さんにも会えて、これから観てまわれる作品に期待が膨らみます。(と書く予定でした。) 会田市長もこの11月末をもってご勇退され、アーカスプロジェクトとしてはひとつの時代の転換期を迎える2016年・秋となりました。後日談にはなりますがこれから少しずつ、歴代招聘アーティスト達の作品も紹介していきたいと思います。
無事開催、おめでとうございました!










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by arcus4moriya | 2016-09-17 17:17 | AIR | Comments(0)
9/6 プレゼンテーション / First Presentation
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English is coming soon.
皆さん、こんにちは。藤本です。
本日は9月6日、アーティストが来日して2週間弱です。今年度ゲストキュレーターの服部浩之さんをお迎えしての最初のプレゼンテーションの日です。アーティストが各20分で自身の過去作品や活動の紹介をする、という会です。服部さんはあいちトリエンナーレ2016のキュレーターであり、本日もご自身の活動拠点の名古屋からお越しくださいました。
アーティスト同士にとっては、互いの制作の詳細について知る初めての機会です。

ガン・シオン・キン[マレーシア出身、在住]のプレゼンテーションは自国の情報から始まりました。
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マレーシアを中心に作品制作と発表を続けるガンは、作品において「遊び」の感覚を大切にし、笑いやユーモア、喜びを探求しています。しかし、その作品は感覚的というより、むしろコンセプチュアルで絵画の根源的構造などを探求するものです。近作では、展覧会制作そのものをひとつの作品と定義し、ひとりの人物をモデルにした12枚の同じポートレイトを描き、各絵に異なったタイトルを添えることで、人のアイデンティティと文脈の関係やその不確実さを思考するセルフキュレーションによるプロジェクトを実施しました。
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気になったことを質問しながら、ディスカッション形式で進みます。
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イェン・ノー[韓国出身、オーストリア在住]
韓国人として欧州に暮らすノーは、言語や翻訳を主題に、同一空間において互いに関連するインスタレーションとスピーチ・パフォーマンスを発表します。西欧世界で編まれるテキストがアジアなど非西欧圏へと輸入される際に、翻訳・通訳を通じて、ときに誤読や誤解なども生じるなかで、如何に解釈され、近代化にどのような影響を与えたかを考察しており、近年はヴァルター・ベンヤミンによる『翻訳者の使命』というドイツ語のテキストをモチーフにして、翻訳することを介して、ポストコロニアルの諸問題の再考を試みています。
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彼女の過去の展覧会の様子や展覧会でのスピーチパフォーマンス、平面作品とそのパフォーマンスの関係性などについて、掘り下げてディスカッションしました。
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エルネスト・バウティスタ[Ernesto エルサルバドル出身、在住]
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彼は、治安が不安定なエルサルバドルに暮らす彼自身の背景に呼応するかたちで、身近にある暴力や死、争いなどを強く意識し、人間の存在や生の本質的意味を探求します。血や銃弾、炎、人骨、刃物など、死や暴力を直接想起させるものを素材とし、社会や政治の諸問題を主題に、彫刻やインスタレーション、映像作品を制作しています。
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エルサルバドルの国内の状況や、彼の人骨(頭部)を使った作品について、鑑賞者のリアクションについて話しました。日本人の私にとっては、人骨を見るということだけれも大きなインパクトだったりもしますが、エルサルバドル人の鑑賞者は私とは違う捉え方をするはずです。
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これから本格的にスタートする、ここでのリサーチ、制作活動がどう転がっていくのか大変楽しみです。そして、レジデンスの醍醐味のひとつは、互いのバックグラウンドの違い、そこからくる考え方の違いを知っていくことでもあります。それはアーティスト同士でももちろんそうですし、スタッフ、キュレーター、サポーターさんたちとでもそうです。その経験がどのように制作活動に反映されるか、どのような変化をもたらすかというところが楽しみなのです。

…ちなみに、当初予定していた1人20分という設定はもちろん変更をやむなくされ、結局1人1時間以上のプレゼンテーションとなりました!
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
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by arcus4moriya | 2016-09-06 11:00 | AIR | Comments(0)
9/2 Opening Reception オープニングレセプション
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こんにちは、石井です。遅ればせながら、ご報告です。9月2日に今年のレジデントアーティストを迎えお披露目するオープニングレセプションを開催しました。この日は日頃お世話になっているサポーターさんやアーティストの皆さん、関係者の皆様へ、今年度の招聘作家のご紹介をする日です。大勢の方々にお集りいただきました。(ダイジェストでお送りします)
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最初に守谷市の会田真一市長よりお言葉を。
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エルサルバドルからやってきた、エルネスト・バウティスタ(通称:ネスト)から皆様へ、抱負をスピーチ。
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ガン・シオン・キン(通称:ガン)はマレーシアのKLからやってきました。
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イェン・ノー(通称:イェン)はオーストリア在住で韓国出身。
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皆さん、この3人を宜しくお願いいたします。

アーカスプロジェクトのアドヴァイザー、南條史生さんからもお言葉をいただきました。
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今年は茨城県北芸術祭のディレクターとしても茨城県に関わられ、その経緯やアーカスとの20年以上に渡る由縁もお話しくださいました。
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エルサルバドル大使も御参席くださいました。以前に守谷へもいらしたことがあるとのこと。アーカスにとっては初めてのエルサルバドル作家招聘でもあるので、また別のご縁を感じました。
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このプログラムは、県内の様々な企業の皆様からの協賛によって成り立っています。地域のいろいろな団体の皆様にも助けていただき、協力いただきながら23年目を迎えられました。本日も多くの御来賓の皆様にお越しいただきました。有り難うございました。
途中、OB作家のご紹介もさせていただき....今年のKENPOKU ART2016茨城県北芸術祭に出展する、2003年度招聘のレ・トゥア=ティエン(ベトナム)が会場に来てくれました。
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そして、続くOB紹介では1996年の招聘作家、タワッシャイ・プンサワッ(タイ)からの彼らしいビデオメッセージ。ちょうど常陸大宮市で県北芸術祭に出品する作品の制作中だったとのこと。20年前の守谷での思い出も重なりつつ、県北の皆さんにおもてなししてもらい、県南の皆さんにもぜひ県北芸術祭に来てくださいとアピール。
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多くの御来賓の皆様に歓迎の言葉をいただき、見守られながら、乾杯!
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今年もサポーターさんが事前に様々なお手伝いをしてくださいました。フードはハンス・ホールベックさんのアウフシュニット盛り合わせとレバーパテ、寿し屋の小平治さんからは色とりどりの巻物盛り合わせ、茨城をたべよう!推進協議会さんは常陸牛のローストビーフとシャインマスカット、アサヒビールさん、デザートは桜坂ビバーチェさんからほうじ茶のミルクプリン・水ようかんと抹茶のムースのご提供でした。
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しばし、談笑。きっと緊張していたんでしょうね。南條さんと話してやっとリラックスできたような3人。
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この日は、マレーシア次席大使にも御参席いただきました。
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日頃スタジオで大変お世話になっているサポーターの皆さんやご招待した市民の皆様も。
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松戸からP-AIR、東京からTWSなど、近隣のAIR団体さんも集まってくださいました。
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橋本知事からのスピーチのあとの...。
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歓談は続きます。
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今瀬部長さんからは、まるで水戸黄門の印籠のような(?!)県北芸術祭の公式ガイドブックを片手に、スピーチいただきました。今年はアーカスプロジェクトからも関連作家らが15人ほど県北芸術祭に参加します。県南から県北へぜひ多くの方に出向いていただきたいです。
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本日のMCは課長。ありがとうございました。
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通訳の池田さん。今年も、アーカスプロジェクトにとって重要な役割を担ってくださいます。いつも有り難うございます。
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あわせて、この日クラウドファンディングサイト、READYFORでのアーカスが挑戦しているプロジェクトにもご協力を募る機会にも恵まれました。そちらの報告ブログはこちらです。 まるでファンドレイジングパーティーのようなお披露目パーティーとなり、皆様にご支援いただきましたことをスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
大変和やかな、そしてにぎやかなお披露目の会となりました。ご協力いただいた関係者の皆様に重ねて感謝申し上げます。最後に主催者、来賓の皆様とアーティストで記念撮影。
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これから12月12日までの110日間、お世話になります。今回のレセプション会場の全運営を担ってくださった、茨城県の地域計画課の皆さんと守谷市企画課のみなさんと。(初めての集合写真かもしれません...!)
今年も老舗アーカスプロジェクトのレジデンスプログラムを、宜しくお願いいたします!!!
関係者の皆様、ありがとうございました!
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(写真:加藤甫)


この様子は毎日新聞茨城新聞でも取り上げていただきました。

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by arcus4moriya | 2016-09-02 05:38 | AIR | Comments(0)


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