カテゴリ:地域とアート( 132 )
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第2回
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。9月19日(土)に〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。 の2015年第2回目を実施しました。
前回が6月4日で、今日までの3ヶ月間に、またここ数日間に実に様々なことが起こり、大木氏と参加者の3人にも変化があったようです。
鬼怒川下流が裏にあるアーカススタジオ集合でスタートしました。そして、アーカススタジオのある「もりや学びの里」の施設の一部が、現在常総市の方々の避難所になっています。
今回のワークショップについてはうまく書ける気がしませんが、あったことを記録します。長いですが、どうぞよろしくお願い致します。
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話は自然に9月10日、台風18日号がもたらした記録的大雨、洪水、鬼怒川上流の堤防決壊のことに。アーカススタジオのある守谷市は、被害の大変大きかった常総市の隣です。アーカスプロジェクトのサポーターさんにも常総市在住の方がいます。守谷市では被害がなく、すぐ隣の市で起こっている信じられないくらいの甚大な被害状況をテレビやネットを通して、まず知りました。
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西尾さんが制作に携わっていた「守谷さとやまマップ」や、地図を見ながら守谷市、常総市の地形や土地の高さを確認したり、守谷の歴史の本で過去の水害の記録をみたり…。
守谷市は3つの川に囲まれている緑豊かな地域です。

水位の下がった鬼怒川まで歩くことにしました。
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アーカススタジオの裏から鬼怒川までは歩いて10分ほどです。
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漂流物が木の幹にひっかかっており、ここまで水位があがっていたことがうかがえます。私の予想をはるかに超える高さ。
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近くにある商店へ。参加者の西尾さんが以前から店のポスターのチョイスが気になっていたようですが、なかなか入る勇気がなかったお店。アメ子ちゃんと私は無理言って、箱のあずきバーをバラ売りしてもらいました。(なぜならアイスクリームケースの中にある唯一のあずきバーの箱がすでに開いていたから。)
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鬼怒川にかかる滝下橋から眺めていると、かなり長い柱のようなものが流れてきました。
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スタジオに戻ってきてから、記録のドローイング。(正確には、喫煙所でレジデントアーティストのティモテウス[インドネシア]と会い、かなりの長話をしてからの記録制作。そこでの話題も組み込まれています。)
西尾さんとはここでお別れ。
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その後、再びティモテウスと彼のスタジオで、記憶と記録にまつわる込み入った話。
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そうこうしているうちにアメ子ちゃんの画塾の時間が近づいてきました。常総方面に向かいつつ、アメ子ちゃんがいつも使っている駅とは違う駅、関東鉄道常総線「小絹駅」へ。
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電車を待つ間に、アメ子ちゃん制作人生初の映像作品を鑑賞。アメ子ちゃんとはここでお別れ。
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そこからは、河合さんと3人で常総方面へ車を走らせます。時々通行止めがありました。塀や建物の外壁に泥が付着してラインができており、浸水した水位を示しています。道路の脇などにときどき尋常ではない量のゴミが積まれており、それを目撃し、ようやく我々にとって現実味を帯びてくる今回の災害。鬼怒川の決壊したエリアに近づくと、家は流され、車は畑に半分埋まっており、壮絶な光景が目の前に広がっています。窓を開けると砂埃であっという間に喉が痛くなりました。感情がよくわからなくなりながら、水海道駅まで戻ってきて、駅前のスーパーに。活気があって救われます。
その後、自分たちが先ほど通ったエリアを駅前の地図で確認。

その後、常総市の方々の避難所になっているアーカススタジオへ戻るわけですが。
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今回は、このような形の会でした。頭の中で、どこにも着地できない&何もまとめないまま翌日を迎え、大木さんが撮影した映像をチェックしました。色々な風景が映っていました。

この企画がどうなっていけるか、常に探っている状況は少し作品制作と似ており、しかし私はオーガナイザー側の立場なので、上映会に向けて構築的な運びを意識しがちな脳みそになっており、それを大木さんがいつもぬぐい去って行き、参加者の皆さんが楽しんでいるという事実に安堵させられています。


〈映像作品のための連続/断続的WS〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第3回・4回 につづく。


ーーーーーーーーーー
※これまでのワークショップの様子はこちらからご覧いただけます。
2014年度 第1回
2014年度 第2回
2014年度 第3回
2015年度 第1回
                                                                                                                                                                                                                                    
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by arcus4moriya | 2015-09-19 22:58 | 地域とアート | Comments(0)
ようこそ守谷へ2015に参加しました
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。

本日は、「ようこそ守谷へ2015」にアーカスプロジェクトもブース参加させていただきました。
小さなテントのようなブース内で、ドキュメント映像や、過去招聘アーティストの素晴らしい映像作品を上映しながら新住民の方々にアピールさせていただきました。
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今年度はなんと、ホスト側全員に特製ハットの支給がありました。
会場を訪れた新住民の方々と区別しやすいように、という目的を頭では理解しつつも、心はなかなか馴染めないこの帽子…。ちょっと恥ずかしいな…。
(チーフの朝重は頭で理解さえすれば即行動に移せる男です。)
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アーカスプロジェクトのブースが完成しました。(ポーズ…w)
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過去招聘アーティストたちの素晴らしい映像作品が御覧いただける、実は貴重な場です。
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守谷市内の様々な団体が活動紹介をする場とあって、面白い状況が入り乱れております。
(守谷市長の会田真一氏。本日のスピーチも素晴らしかったです。)
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アーティスト・イン・レジデンス事業や、現在実施しているアーティスト・イン・スクールについても参加者の方々にご紹介させていただくことができました。

「新住民の皆様、茨城県守谷市といったら、アーカスプロジェクトですよ。」
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by arcus4moriya | 2015-06-27 22:21 | 地域とアート | Comments(0)
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第1回
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。本日は2014年度から引き続き実施している
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
の今年度第1回目。これまでは大木さんと参加者個人というマンツーマンの内容でしたが、今年度は少し形が変わります。◎昨年の様子はこちらからご覧いただけます。▶第1回:アメ子 ▶第2回:河合さん ▶第3回:西尾さん


本日6月4日は、昨年度の活動で大木さんが撮りためた映像(未編集)を参加者同士で鑑賞する日です。
大木さんは、土足のスタジオでなぜか靴を脱ぎ、用意しておいた椅子にはかけず、
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フロアに座り、導入が始まりました。これから始まる事は一体何なのか。エアコンを切って、窓を少し開けます。

そもそも、この企画の長いタイトルについて。
「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」
大木裕之氏の生活/制作態度を表した「日常的妙」という造語と、
プログラム内容のエッセンスを表した「過ごす」が特徴なわけです。

「妙」という言葉は、ポジティブな意味にもネガティブな意味にも捉えられるよね、と言う大木さん。
-「妙な人、っていう場合、変な人っていうかさぁ。」
確かに大木さんは妙な人かもしれません。辞書によると「妙」とはまず“巧みであること”、“非常に/不思議なほどすぐれているさま”という意味です。鈴木大拙が著書「東洋的な見方」でその言葉について述べていたりもします。
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それに対して、「ネガティブな意味で使う場合でも、ただ変なというよりはもっと含蓄のある印象だから、言われてもそれほど嫌な気がしない。」と言う参加者の西尾さん。
「妙」の意味をその場でググるアメ子ちゃん。デジタルネイティブです。
その状況に身を置く河合さん。何を考えているのでしょうか。

(そういえば、2014年度 第4回:出田さん を実施した際、直前に、偶然大木さんも藤本も観返していた黒澤明監督の「白痴」。登場する原節子の役名が「妙子」だという偶然も、出田さんとの会話の中に挿入されていました。)
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ここからは前提となる部分。映像を流す準備は出来ているにもかかわらず、なぜパッと映像鑑賞を始めないのか、という理由を大木さんが話し始めます。

記憶 - 記録 - 映像

についての考察。大木さんの口から今回挑戦しようとしていること、参加者と一緒に辿り着きたい地点が丁寧に語られます。
抽象的な表現も含まれる難しい話だったと思います。大木さんらしさが凝縮されると、時々話が込み入ることがありますが、参加者の皆さんは高い感受性をもってそれに応え、急ぐことなく会話形式で意思疎通を図ります。会うのは3回目だというのに、この関係性は一体全体どう構築されたのでしょうか。大木さんの妙であり、参加者の皆さんが非常に優れた人でもあり…
両方でしょう。
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話をどうも再現できないので、トピックの一部を以下に記します。

・映像という媒体の変化、フィルム、MiniDV、SDカード etc.
・取り込まれたデータのショットの連なりをパソコンの画面で見ると、事象の重なりを強引に分断しているとしか思えない
・映像撮影の時に加工しながら撮れるアプリのこと byアメ子
・出来事がスローモーションに見える瞬間のこと by西尾さん
・視覚と脳のかかわり
・目の使い方
・大木さんの11日からのNY行きの飛行機の予約もこのプログラムと関わりがないわけではない



・今この部屋の窓から何気なく見ている「風に揺れている木」の記憶
その記憶が一生掘り起こされない可能性もあるし、でも日々はそんな膨大な情報の取捨選択の繰り返し
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・記憶障害
・お金に集約されていく
・写真を撮るかわりに、記憶から消えていく情景、情報の話
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・ある記憶を言葉に置き換えた際に、それが変化する
・リマインドすることで元の記憶が変化する恐れ
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それをふまえて、昨年度の活動で撮りためた未編集の映像をようやく観ます。
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でも、大木さんはそれらの全てを観せることはできず、ほぼスキップしながらの再生、結局私たちは断片のさらに断片しか観なかったわけです。

このプログラムでたどり着きたい地点はとんでもないところだということはわかっています。少し恐ろしいですが、それが「作品」として表れたら、という期待で胃が締め付けられますね。参加者全員がその挑戦を共有していることは確かですが、さて、その方法やいかに。


次のステップへ踏み込むのです…。
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これは、大木氏の制作活動を通して、「人間の記憶の編纂」について考察するためのプログラムです。世の中に溢れる様々なメディアから我々が日々無意識に得ている画像・映像・ストーリー、それらは他者の体験に基づくものであり、自身の実体験ではないにもかかわらず、人々の記憶に色濃く介入し、ひっそりと人格形成に影響を与えます。我々はその事実を否定せず、果たしてどう認識し、主体的な記憶と思考力を築いていけるでしょうか。これは、多種多様なメディアが支配する新たな時代へむけた挑戦・考察なのです。


P.S.
今日大木さんが履いていたスパッツは2月1日、アメ子ちゃんとのアクションの際に、イオンタウン守谷で購入したものでした。



〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第2回につづく。                                                                                                                                                                                                                                
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
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by arcus4moriya | 2015-06-04 15:28 | 地域とアート | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第3回:西尾さん
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
第3回目が、2015年3月9日参加者西尾さん(守谷市在住)アテンドで実施されました。
第1回:アメ子第2回:河合さんのブログもぜひご覧ください。

天気は小雨、気温は低め。町全体がしっとりと雨に包まれていました。
ここからは、西尾さんが事後に記述したメモで活動をご紹介します。


西尾さん記述:
- 弱い雨が降り始める中、散策開始。谷津田(※谷津とは谷にある湿地を意味し、主に関東地方に多く見られる小規模な谷にある。)の方に降りて行く。小貝川まで続く湿地帯脇の小道をテクテク歩く。葦や藪の中に柳やニセアカシアが自生する地域で、守谷で一番好きな場所。
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- 細い車道に出て、みずき野方面に歩く。途中、小さな鳥の資料館で保護または飼われている猛禽類の鳥を見る。一羽ずつ金網で覆われた小屋の中に居たのだが、不意にやってきた我々が怖かったのか大きな鳴き声をあげ警戒していた。
「逃げ場がないから怖いんだね。」
と大木さんが言ったことに少し驚いた。失礼ながらそんな風に思う方には見えなかったから。
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- 榎の大木のところまで来た。古い木で、たしか市内でも有名な木だったと思う。その風景なのか、家の佇まいなのか周辺を見渡して大木さんが、「インドを彷彿させる」と言った。
私はインドを訪れたことがないのでよく分からなかったが、街中や住宅街、農村といったネーミングで表せないものなのかな、と理解した。私にとっての暮らしの風景はまさにそういったものだと思う。
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- 数年前に開通した郷州沼崎線(一般道)にたどり着き、そこから 駅方面を確認する。ずい分歩いてきたようだが意外とそうでもない。近くのコンビニで買い物。雨が降っていたので軒下でちょっと休憩、皆それぞれ飲んだり食べたり。普段は車での移動が多いため、そんなふうにすることはない。なんだか旅先にいるようで楽しかった。
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- 城址公園裏にある谷津田の葦原に向かう。途中、小さな祠がある神社に立ち寄る。天蓋を作るスダジイの葉の間からこぼれる光が不思議な空間を作り出している。雨が心地よい。
庭に烏骨鶏を飼うお宅の横を通り葦原に。烏骨鶏は真っ白でとてもかわいらしい鳥、小さな卵を生む。
谷津田を見渡すとかなり広がっている。もうすぐ小貝川にあたる。ここは守谷の地形を代表する場所だと思う。
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- 守谷城址にはいる。詳しいことは知らないが、かつては入り組んだ地形を生かし出城(※本城のほかに国境などの要害の地に築いた城。枝城。)として使われていたらしい。大木さんが、その場にある樫の木の木肌に興味を引かれたようだった。これまた見慣れたものだったので、私には、そのこと自体が興味深く思えた。
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(日本酒をまく大木氏。)
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- 公園を抜け、一途帰り道に。雨が強くなってくる中、家に向かって黙々と歩く。ふいに大木さんが、見えてくるお店を指して、なにを売っているのかと聞いてくる。よくよく聞いてみると何かを買いたいようだ。地域と消費について興味がある(正確な表現ではありません、ごめんなさい) のだという。私がそう思うのは旅している時。古くからあるお店に入り、それぞれ買い物をする。入ってみようとすら思っていなかった店で買い物をするのは新鮮だった。
その後も近くのスーパーで買い食い。ふふっ、と思わず笑ってしまう。
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- その後はまた黙々と歩き終点へ。大木さんが途中の横道に興味を示したので、行きますか?と尋ねたら、いやいやいやいや…と。それはそうよね。私だけが土地勘があり距離を理解しながら歩いていたのだから、一体どこまで歩くのやらと思っていたことでしょう。大木さん、藤本さん、お疲れ様でした。


[感想]
詩のように暮らしたい、といつも考えている。でもなかなかそれができないのが日常で、なんだかバタバタと過ごしている。大木さんと歩いていると、日常は、(私が思う)詩のようなものに満たされていて、そのひとときを感じる瞬間が自分にあるかどうかだと改めて気づかされる。よき日でした。





藤本による追加:
最後に、西尾さん宅で西尾さんのこれまでの話や、ここ守谷での話。
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西尾さんに別れを告げ、教えていただいた近くの沖縄料理屋でプログラム全体の話を膨らませる。今日は守谷・インド・沖縄が大木さんの中で絶妙に繋がっていく瞬間を共有出来たように感じ、私にとっても大変興味深い1日だった。
我々も大木さんのように、過去の出来事(大きな事から些末なことまで)と現在起こっていることを、たゆまぬ努力により日々関係づけ、普遍的なテーマのもとに「日常」を過ごすことができたらどんなに素晴らしいか…。それが徹底していれば我々も “アーティスト” と名乗ってもいいのかもしれません。でも、それを作品に昇華できないと “アーティスト” とは認められないでしょう。
あらためて、アーティストで居続けることは、限られた人々に与えられた特殊技能と努力に依るものだと感じました。

…というわけで
2015年度も映像作品の完成に向けて活動は続きます。よろしくお願い致します!

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〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。2015第1回につづく。                                                                                                                                                                                                                                                                                


                                              
                                                                    
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by arcus4moriya | 2015-03-09 22:19 | 地域とアート | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第2回:河合さん
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」
第2回目が、参加者河合さん(守谷市在住・24歳)アテンドで実施されました。
2015年2月28日の出来事です。この日、大木氏は福島での撮影を終えてからの来守谷でした。
今回も前回に引き続き、河合さんが事後に記録した文章に沿ってご紹介します。
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(※この日わたくしは、主に移動中、車でお2人のあとをつけるというスタイル。車のガラス越しに動向をうかがっておりましたので、移動中の記録がストーカー的目線の写真で構成されていることを予めご了承ください。)

河合さん記述:
①ARCUS→守谷SA→四季の里公園
自転車で移動、守谷SAで昼食、茨城大勝軒、つけめん、大木さんの事前の話により決定。
2014年3月リニューアルオープン。2014年3月以来。
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昼を食べる。前回、兄と来た時の会話を思い出す。
守谷やさい村、キティちゃんの自販機、前のSAのなんでもある食堂のイメージと今のSAのどこにでもありそうなフードコートなイメージの違い。
昔、鉄の扉。今、オープンな入り口。家族構成。妹。
大木さん、レンコンの入ったパン、300円。
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四季の里公園。イバライガーの自販機を通過。日本通運(元コダック)ビル脇の道。
鯉、アヤメのない池、あまり奥まではいかず。よく晴れた。雲がない。
餌をやらなくても集まる鯉。なんとなく鳥を撮ってみる。
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梅の木、あまり咲いておらず。
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②四季の里公園→家→レストランテ・ジェノ
家に歩いて向かうことに。
一人暮らしの話、水戸にいた話、大学やめたとか。
ここまで何度かARCUSの方向など確認。
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家到着、自転車を片付ける、家の中までは入れず。犬の名前。冷蔵庫の中チェックは許さず。
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歩いてレストランテ・ジェノへ。
高橋・飯塚・海老原など旧家を話す。
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やたら大きな音で閉まるとトビラ。ジェノ、大木さんハンバーグ、ケーキセット500円。外税。
メニュー壊れてる、味はまあ、そとの荒れ具合が気になる、店長のことが心配。
コーヒーマシンのセルフ。山椒が化学調味料だ毒だと間違われたという張り紙。説得感。
大木さんの話、なぜかあまり覚えていない。
LLENO?ジェノ?
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③レストランテ・ジェノ→車両基地脇を通過→守谷駅
閉店した100円ローソン。新守谷駅。開智学園。
時間があれば歩きたかったところ。
守谷駅東口、常総線越える、いばしん裏、知り合いとニアミス、気づかず。
守谷駅、ロバ?ロマ?来るまでに通過してきた乗馬クラブ。入会金高し。
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歩道わき、欄干、座る、しゃべる、西日が印象的。
なんとなく守谷は西日が良く見える気がする。
今年の抱負、「記録を多く残す」
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コーヒーファクトリー、大木さんPC取り出す。
店のそとのPC眺める、音声なし、音声が気になる。
福島とアフリカあたりの交錯が興味ぶかい。
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(※大木さんのパソコンを外に放置して盗まれないか、ヒヤヒヤする藤本。)
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(※しかしガラスをはさんでみると、なぜか客観的な態度で鑑賞することができる。)
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大木さん、次の予定へ。
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・感想
当初、守谷の行く場所の説明なり行く理由などが必要なのかと考えており、プランを立てる際にも自分の中にテーマをもって構成していた。その分、当日の個人の考えを抜きにして、普段から散歩なりしている場所をただ歩くというのは意外に感じた。予定通りいくことはないだろうと考えていたので、困惑することもなく、その場に応じて行く先を変えていくのは日頃からやっていることでごく自然であり、常に意識している「流れ」とか「素の部分」が見えるようでもあった。行った場所に意味をもたせるとすれば「人の集まる場所」「開発の進んで行く様子」「点在する大型施設」などさまざまな意味をもたせられるが、今回はそのような意味は必要なく、表題のとおりの日常的な部分を見せることが多かった。


河合 幹貴


「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第3回:西尾さんにつづく。                                                                                                                                                                                         
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by arcus4moriya | 2015-02-28 23:19 | 地域とアート | Comments(0)
いばらきアートプロジェクト円卓会議 シンポジウム「地域×アート」
皆さん、どうもこんにちは!藤本です。

2月14日(土)に、
いばらきアートプロジェクト円卓会議2014
「地域×アート」茨城のアートプロジェクトのこれから

というシンポジウムに、ARCUS Project チーフコーディネーター朝重がパネリストとして参加させていただきました。(主催:茨城県水戸生涯学習センター 共催:MeToo推進室、水戸商工会議所)

パネリストの皆様。左手から順に、
取手アートプロジェクト、奥村圭二郎さん。
アーカスプロジェクト、朝重龍太。
水戸のキワマリ荘、松本美枝子さん (田中マイティさんの代わりに登壇)
常陸太田アーティスト・イン・レジデンス、ミヤタユキさん。
そして、本日のモデレーター、中崎透さん。
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(今、気付きましたが、アーカスプロジェクト以外は団体名に拠点の地名が入っているのですね。「団体名」のみから受け取る事ができる情報量の違いも興味深いです。今のところ、情報量が最も少ないのは、断トツでアーカスプロジェクトと言えるでしょう。)

ちなみに、中崎さんはアーティストであり、MeToo推進室のメンバーであり、水戸のキワマリ荘の中にある「遊戯室」を運営しており、2008年にアーカスプロジェクトで「Parallel School/パラレルスクール」を実施したNadegata Instant Partyのメンバーであります。
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今回参加した全ての団体の拠点が茨城県内ですが、お互いの活動は知っているが、度々訪れるのがなかなかに難しい、という関係の4団体でした。こういう機会に集まれることは貴重です。

会場も人でいっぱいになってきました。そろそろ開始です。
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中崎さんの軽快なトークが、会場に一体感を生みます。
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4団体はこのシンポジウムの前に、それぞれの回でトークを実施しておりました。しかし、中崎さんの「その4回のトークを全部聞いたよ、という人ー?」の問いかけに手を挙げた方は0人だったので、「そりゃそうですよね。」ということで、各団体の紹介タイムが設けられました。
そこから、話が少しずつ広げられてゆき、具体的なトピックになる。そのように話が進んでいきました。

トピックは流動的でした。
アーティスト、作品、オーガナイザー、鑑賞者
の理想の関係について考えさせられる会でした。
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by arcus4moriya | 2015-02-14 22:01 | 地域とアート | Comments(0)
いばらきアートプロジェクト円卓会議 04 | ARCUS Project
皆さん、こんにちは!どうも、藤本です。
本日、2月11日(水・祝)は、
いばらきアートプロジェクト円卓会議2014のプログラム04 | アーカスプロジェクト の回。
チーフコーディネーターの朝重龍太がアーカスプロジェクトの活動をプレゼンさせていただきました。ごく一部ですが、紹介させていただきます。

主催は、水戸を拠点に活動されているMeToo推進室です。
会場は水戸駅からほど近い cafe zakka gallery MINERVA。ガラス張りの素敵な空間でした。

お客さんも集まり、そろそろ始まる模様です。
聞き手はMeeToo推進室の寺門義典さん。
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プレゼンがスタートしました。
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プレ事業スタートから数えるとアーカスプロジェクトは今年度で20周年を迎えました。一言で20周年と言うのは簡単ですが、こういったアートプロジェクトが20年続くというのは大変稀な事です。複数の奇跡と、大勢の人の情熱が積み重なって歴史は形成されております。
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今年度の招聘アーティストの活動事例の紹介。
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続いて、アートと地域をつなぐプログラムの事例紹介も。
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プレゼン後は、質疑応答タイムです。会場にいる方々から様々な質問があり、その熱気に押され
わたくしからもやや鋭利な質問をさせていただき、
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真剣に答えるチーフです。
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茨城県庁 地域計画課内のアーカスプロジェクト担当者もマイクを持ち、
答えは出ないが答えを探しながら向上すべくアートプロジェクトを継続していくことと、目に見える形としての結果や成果を求められる立場ならではの難しさについて話します。
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気付けば、外は真っ暗に。
今回はたくさんの方にアーカスプロジェクトの活動をアピールさせていただきました。お客さんの中にもアートプロジェクトに関わりたい、もしくは関わっているという方がおそらくいらっしゃったと思います。アーカスプロジェクトの事例が何かのお役にたてば幸いです。
加えて、内部の人間が自身の活動を客観的に捉え、功績と課題にフラットに向き合うことの必要性を改めて気付かせていただきました。
このような機会を与えてくださったMeToo推進室の皆様に感謝申し上げます。そして、長時間お付き合いいただいた皆様にも感謝致します!

3日後に控えた、同企画のシンポジウム「地域×アート」茨城のアートプロジェクトのこれから
も楽しみです。
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by arcus4moriya | 2015-02-11 22:54 | 地域とアート | Comments(0)
「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第1回:アメ子
皆さん、どうもこんにちは。藤本です。
〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。
第1回目が、参加者アメ子ちゃん(守谷市在住・17歳)アテンドで実施されました。
2015年2月1日の出来事です。

これは、アメ子ちゃんが、大木氏を見習って書いたというメモです。
(※氏は日常的に、その日した事、起こった事、考えた事などを、文字と独自のリズム感を持つ記号の様なものでクロッキー帳に記録しており、そのメモは自身の映像作品やインスタレーションにしばしば登場する。)

読んでみると、その日のハイライトが主観・客観を交えて小気味好く綴られており、ドキュメントとしてとても面白い仕上がりになっています。
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                                        ©アメ子

ということで…
上の画像↑のアメ子ちゃんのメモで、2人のアクションをご紹介します。ただ、図式のものを、便宜上順番に文章だけで並べることになってしまい、相関図としての機能が損なわれてしまうことを予めご了承ください。


アメ子記述:
2015.2.1(日) くもがほとんどない晴天 マラソン日和 / 守谷ハーフマラソン 風つよい つめたい
新守谷駅→近くのマック  
店員おじさん / 私と大木さん コーヒー 藤本さん マックグリドル
茨城のヤンキーというかんじのカップル ディズニーのおそろいのストラップ まゆげほそい
ジャージノーヘル2人のりでバイク / 大木さんのスマホの充電ない
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→auショップ
動物のニオイ / 徒歩5分 / セルカ棒
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マラソン見に行こうということになる / 市役所のほうへ向かう
アサヒビール / 小学校 / おばさん(?)
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11時くらい
ランナー多い / 河合さん(※同じくこのプログラムの参加者。この日守谷ハーフマラソンの手伝いをしていた。)に会う あくび
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表彰式 市長 写真撮らされてる / みそ汁 私と大木さん ーランナーっぽい格好
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ランナー ショッカー2体とレッドとブラックとイエロー
そのあとブルー←「ブルーがんばってー!」って言ったら応えてくれた


そばかすし処で迷う 「すし処 鮓や」にする
私 揚物定食 アジフライ←おいしかった
大木さん うにかんぱち丼→何度も確認される スイカ
藤本さん 焼魚定食 サバ
ポートフォリオはみない
変なトイレ / かわいくてフレンドリーなおばさん おフロ上がり
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(※大木氏の本日の記録にアメ子ちゃんがイラストを加えている様子。)
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14時くらい
アーカス
管理人さん3人 / 金平糖 / 動物ヨーチの話


15時くらい
イオンタウン
ホール 演歌歌手女性 ギャラリー おじいさんおばあさんたくさん あくしゅ会
DEPOでタイツを買う大木さん すぐ着た
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ゲーセン プリクラ たのしい
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フードコート 90円のバニラソフト 大木さん
テラスで中学生に話しかける そのあと小学生
人にみられる 浮いている
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16時くらい
ココス
なぜか待たされる きつえんせき
大木さん カキのアヒージョ / 私 和風ミニぱるふぇ / 藤本さん ココッシュチョコレートソース←2回目
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大木さん荷物整理
実家のカギ 名刺 マックブックプロの説明書 / 喫茶店、艶嫉瑠(エンジェル)のマッチ
(※マッチの箱、ライター、レシート、ファミレスの割引券、フライヤー、名刺、その他諸々の生活に付随してくる物も、氏のインスタレーションに登場し、生々しい生の記録物として存在感を放っている。)
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ウェイトレスさん 守谷地元 高知の話
(※氏の拠点は東京と高知にあり、実はアメ子ちゃんのおじい様のお宅も高知にある。)


ピエール ブーレーズの曲 CDプレーヤー 大木さんぽい
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17時くらい
南守谷駅に行く?
せめて利根川わたる? 空きれい
イオン 取手の
いなとい駅に着く 無人駅
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近くに神社 ダルマ たくさん
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17時半くらい
子供たくさん
豆まきはじまる 2コひろう
(※偶然見つけた小さな神社で、大木氏が到着した途端に豆まきが始まる、という信じがたい奇跡。)
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大木さんとわかれる

18時くらい
家の近くまで送ってもらう ライオン丸の話
家まで走る


ホットコーヒー みそしる アジフライ定食 ミニ和風ぱるふぇ / たべすぎた

大木さんがカラフルだった
ランナーにまざってもバレなさそうだった
ココスで気付いたけどわりと派手なジャージを着ていた

マラソンが終わった直後にフラフラとゴール走り込んでくる そしてたおれる
なにも知らない周りの人がわりと本気で心配する よく見たら変なゼッケン
ということをあちこちのマラソン大会でやるというパフォーマンス 映像作品 を思いついた
いつかやりたいけど たぶんやらない

まなざし

大木さんの映画をはやくみたい

大木さんは変わった人、不思議な人だと思った.
今日あったことは夢の中での出来事のようだった.
それを起こしてる?ひきつける?のは大木さんだと思った.
あまりに現実感?実感?がなかったので
家まで走った. 息切れした. 20km走る人はすごい.
ずっと守谷に住んでいるけど、今日みた守谷はちがっていた. けどうまく説明できない.
とにかく、夢の中のようだったという表現がいちばん近い 的確
夢のように、記録しておかないとすっかり忘れそうだけど、この先ふと何度も思い出しそうな日だった.
すごく楽しかった.


アメ子
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「大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」第2回:河合さんにつづく。                                                                                              
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by arcus4moriya | 2015-02-01 22:48 | 地域とアート | Comments(0)
「いちねんせいのさくひんてん-踊る人形 The Animation of Dancing Men」 特別上映
皆さん、こんにちは。藤本です。
年の瀬です。本日12/28(日)、アーカスプロジェクトでは「いちねんせいのさくひんてん -踊る人形 The Animation of Dancing Men」の特別上映の日でした。アーティストの松本 力さんと守谷市立大井沢小学校・高野小学校・御所ケ丘小学校の1年生全児童221名が共同制作したアニメーションを、守谷市中央公民館・ホールの大きなスクリーンで上映しました。
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同時開催でホワイエでの展示も開催中。
展示では、3校それぞれに作成したアニメーションとその原画を、松本さん手製の“絵巻物マシーン”とともにインストールしています。会場には、3つのモニターと絵巻物マシーンを展示しており、うち1つ(赤いスーツケース型)は9月に各小学校で実施した原画作成のワークショップ時に使用したもので、あとの2つは今回の展示用に新たに制作してもらったものです。スーツケース型(大)と、三脚型を使ったもので、中でも三脚のものは特にマシーン感が強く、個人的には触りたくてしょうがない作品でした。
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この展示の面白いところは、編集後のアニメーションの上映だけでなく、絵巻物マシーンを実際に操作できることです。
まずはテレビモニターに接続されたセレクターを変換し、絵巻物マシーン左右に1つずつ着いたハンドルをくるくると回すと、その上に固定されているカメラを通して、テレビモニターに原画が動く様子がライブで映されます。
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さて、そろそろホールでの特別上映が始まります。年の瀬にも関わらず足を運んでくださった方々に感動です。
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上映後のトークでは、小学校でのワークショップでの話から、松本さんの制作活動の話へと続きます。
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会場にいらしたプログラム参加校の1学年担任の先生から感想をいただきました。
(どうやら児童たちは、今回のワークショップの前までは、人の動きを見て絵に描くとい経験がなかったようです。そして、ワークショップ以後の図工の時間で、少しスキルが上がっていたようです。)
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共同制作のアニメーションの上映後には、松本さんご自身のアニメーション作品の上映も。
なんと、5本ものすばらしい作品を上映することができ、感激です。
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松本さんの作品を観ていつも感じることですが、
自分が年を重ねる事で、小学校の校庭や実家の引き出しのようなところに置いてきてしまった、大事なものの存在に思いを馳せるような心境になります。自己反省的というよりはもう少し憧れに近い感覚だと思います。
松本さんというアーティストは、我々が日々の現実的な出来事にかまけて、粗雑に犠牲にしてきた多くのことに丁寧に向き合い続けている稀な方だと思います。

大人なら、多くの人がジンとくるようなそんな作品たちを子どもたちは、どういう目で観ていたのでしょうか。
気になりつつも、子どもたちとそんな話がうまくできませんでした。
子どもたちと真剣に話せるようなプログラムをつくるというのも面白いかもしれません。
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by arcus4moriya | 2014-12-28 22:51 | 地域とアート | Comments(0)
「いちねんせいのさくひんてん-踊る人形 The Animation of Dancing Men」
こんにちは、高倉です。
本日は守谷市中央公民館にて開催しました「いちねんせいのさくひんてん-踊る人形 The Animation of Dancing Men」の様子をご紹介します。
この展覧会は、今年の9月にアーティスト松本力(まつもと ちから)さんのワークショップを通して
守谷市内にある3つの小学校(大井沢小学校、高野小学校、御所ケ丘小学校)にかよう1年生に
描いてもらった絵をアニメーションにする過程を展示したものです。

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見慣れない絵巻物マシーンは松本 力さんの手作りによるものです。

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1つ1つ描かれた絵はこのように一枚一枚記録されていきます。

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取り貯められた写真は、後に連続して再生することでアニメーションとなり、
時間、作者、モチーフ、等々様々な境界を飛び越えた映像作品になります。

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市役所から応援に駆けつけていただきました高橋さんの協力もあり、たくさんの方が来てくれました。

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実際に絵を描いてくれた1年生、またその作品を見に来てくれた方々を取込んで、くるくると
絵巻物マシーンは周り続けていました。
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by arcus4moriya | 2014-12-28 17:00 | 地域とアート | Comments(0)


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