11/27 ARCUS+AIT アーティストミニ・トーク
今日は、今年のオープンスタジオの最終日です。

アーカスプロジェクトでは、東京で活動するアーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)さんと、お互いにレジデントアーティストが滞在している時期にあわせ、毎年共同でさまざまな人との交流を目的にトークイベントを実施してきました。これまで過去8回のトークイベントでは、私たちアーカスプロジェクトのレジデントアーティストがAITさんのスペースにお伺いしての実施でしたが、今回はちょうど時期がオープンスタジオ開催中とのこともあり、AITのレジデントアーティストをアーカススタジオ(もりや学びの里)に招いての実施となりました。

9回目となる今回は、「ピールド、ピール、ピーリング」と題して、AITがスウェーデンのレジデンス施設IASPISとの連携で招聘しているアーティスト、ジェニー・ユーシャンスキーとアーカスプロジェクトの3人のレジデントアーティストを加えた、4カ国からのアーティストによるミニ・トークでした。
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私、朝重からこの企画について、簡単に説明した後、今回のイベントを共同で企画しているAITの東海林さんにまず、AITの活動について紹介してもらいました。
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いつもAITさんの活動について聞く度に、プログラムの多さ、多様性には驚かされます。

4ヵ国のアーティストのトークは、まずAITのアーティスト、ジェニー・ユーシャンスキーさんから始まりました。
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ジェニーさんは、9月からの日本滞在で日本にある外来植物について調査しています。世界中どこでもそうですが、動物と同じように、紛れ込んできたものから意図的に持ち込まれたものも含め、もともと自生していた土地を離れ、移動を繰り返し、日本には本来なかったはずの植物が多々あるとのこと。
植物の移動を観察し、調査することで、移民や移動を強いられた人々と重ね合わせ、移動や移住が世界に与える影響について調査していました。
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ジェニーさんからのトークが終了した後に、今回アーカスプロジェクトのレジデンスプログラムに参加した3名のアーティストが順次、プロジェクトについて話をしていきます。
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ガンは、自分が滞在期間中に制作してきた、マイクロ・ビデオ・エッセイのシリーズ”yarimoriya”のなかで、今回撮影対象のテーマに掲げた「work」「home」「play」をもとに、3本の映像を紹介しました。また、自分の制作活動にたいする意識や、制作における態度について自身の経験から話をしました。
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続いて、イェンが今まで取り組んできたプロジェクト全体について話をします。1920年代から30年代に日本でおこったダダやアヴァンギャルドの運動のリサーチから始め、現在のアートまでの歴史認識や断絶について、あわせて今回、取り組んだ参加型のプロジェクトについて、彼女がウェブサイトにて提示したオープン・プロポーザルをもとに説明していきました。
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最後にエルネストが今回のプロジェクトにて、取り組んできたインタビューについて、また今後の展開について話をしました。
エルネストは、これまでに、インタビューを行った人々の話から得たものや、これから彼がインタビューを行いたい人から聞き出したいことなどを元に、人とストーリーの相関図をつくり、彼が取り組んでいるプロジェクト全体のマインドマップを作成していました。
死生観の調査から始まった今回のプロジェクトは、エルサルバドルでの自身の体験と比較しながら、日本での体験をもとに、生き甲斐や夢、記憶といったキーワードから、彼が捉えた日本の社会状況へとさまざま形でつながっていきます。
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エルネストは最後に、これまで撮影した映像をつかった、今回のプロジェクトのトレーラー映像を紹介しました。
今後、このプロジェクトは長時間のドキュメンタリーフィルムになるとのことです。どんな風に今後展開していくのかが楽しみです。


4人のトークがそれぞれ、終了した後、聞いていてくださった観客の質問がどんどん出てきましたが、ここで時間が来てしまい、一旦トークは終了となりました。その後に行われたクロージングパーティーで、アーティストも来てくださった皆様も交流し、話は続いていきました。

いつもの雰囲気とは少し異なった、ARCUS+AITミニ・トークでしたが、大変有意義な時間でした。
AITの皆様、そしてジェニーさんありがとうございました。


写真:加藤甫











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by arcus4moriya | 2016-11-27 16:30 | AIR | Comments(0)
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