3月7日もりや座撮像日。その2 - そのとき守谷市一帯では?!の巻
こんにちは、石井です。新学期が始まりGWも過ぎて、新緑の台風日和(?!)となりました。
現在開催中のドキュメント展(4/18~5/23)が、よりリアルにわかるような、3月7日撮像日の守谷市の様子を。
2ヶ月前のあのとき、だいち2号がネパールの地震や箱根の状況を観測するのに大忙しで活躍せざるをえない状況だなんて誰も予想していなかったでしょう。いかに地球が生きている星かということがわかります。そして「だいちの星座」プロジェクトが無事実施できたことが今となっては奇跡とさえ感じます。

もりや座の撮像日当日、もりや学びの里の上空はどんよりと冷たい雨雲が広がっていました。しかし、ほかの11カ所での各チームはそれぞれに準備して撮像に取り組んでいました。離れていても、撮像日当時のことを話すと皆が共有できるこの寒さと雨の強さとポンチョの有り難さ。そんな人間にとっては悪条件な日でも、悪天候もへっちゃらな衛星・だいち2号なら地球を撮れてしまうため、中止になれないプログラム(苦笑)。よほど大きな震災がおきない限り実行される撮像に写ろうと寒い中、声をかけて集まったチームリーダーの皆さんに頭が下がります。そんな各チームをご紹介。
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ここがどこかというと....
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守谷駅東口にある空き地、ここは@タウン守谷チームが大勢の人間リフレクタを募って撮像に参加してくれました。もっと引いてみるとこんな感じ!
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そして市の西側、「常総運動公園」エリアで撮像したのはmorismチーム。
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リフレクタを先頭に、流星のようにアルミポンチョの皆さんが並びます。
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ちょうどその撮像時間11:36にだいち2号が通過しているのがわかります。
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大山公園でだいち2号を待つコモン・ニジェールチームはこちら。
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その大山公園の背後にあるのは松前台小学校。ここは3器のリフレクタを児童みんなで作りました。なんだか悪天候なのに、楽しそう。
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一旦降り出した雨にここも待機したのでしょう。11:35に近づいてきました、皆ポジションへ移動!
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松前台小学校の11:36。
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同時刻、守谷とは一瞬見えない森のようなところ。東山魁夷の白い馬でもでてきそうな場所が守谷にもありました。
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ここはどこかというと...ズーーーーーームアウト!
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なんと!こんなところに守谷市役所チームが。見えますか?とても雰囲気のある場所にひっそりきらめく職員さんたち。
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自然の多い守谷とはいえ、市役所回りは駐車場が多く、なかなかよいポイントがみつからなかったところ、JAXAの大木さんや鈴木先生が提案してくれたのが、市役所敷地内の端っこだったのです。ニコ生で話題だったミニリフレクタもここに。無事写っているでしょうか。この日入籍されたカップルも急遽撮像に参加されたのだとか!
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同じ頃、場所は変わってこちらはなにやらヘルメットでフル装備なお父さんたちがオプショナルな簡易電波反射器も設置。
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ここは関東最大で最後の開発分譲地といわれている松並開発地区です。土地整理組合の皆さんが新しい街を作っている真っ最中。そのシンボリックな街のポイントにリフレクタを置くと、どのように光るのかな?
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周囲はご覧の通り。新築の家々に囲まれつつも、まだこれからできていく開発途中の広大な土地なので遮るものがなく衛星も反射しやすいはずです。新しくできた街の住民の皆様も集まってきました。ここの結果は作品をみるとよくわかります。
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大井沢小学校。ここはみんなしゃがんでみたようですね。
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愛宕中学校。下のテニスコートから急遽、校庭を優先して撮像場所にポイント替えすることができたようです。先生方もご一緒に。
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御所ケ丘中学校は2つのリフレクタで挑戦。
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撮像時間直前直後の雨の強さを物語る一枚がここに。市内全域、この強さの雨が降っていたにもかかわらず。がわかる貴重な証拠写真です。
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守谷市産業協力会の皆さんが撮像場所に選んだのは、みずき野の郷州小学校校庭。郷州小学校のエントリーはなかったものの、撮像日だけ児童が集まりました。
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これも私たちが予想していなかった展開です。各チームの皆さんがまた多くの方々に参加を呼びかけて下さり守谷だけでもこの日300名近くが同じ空を見上げていました。こういう自発性こそ、今回のプログラムで生み出したかった成果です。さすが守谷市民の皆さんは柔軟。そういえば、市内の100均ショップ・Dソーさんのアルミポンチョは買い占められて売り切れになったそうな?!
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ほかにも守谷高校での撮像ポイントもありました。
これら全てのチームが同時に同じ方角へ向かって撮像に挑んだ成果は、鈴木先生と大木さんの手によってついにその名の通り、大地の星座として完成しました。なんと総勢約640名の参加者で創り上げた「つくば座」と「もりや座」は現在、アーカススタジオでお披露目されています。ぜひ全てのプロセスを経て、人工衛星だいち2号が撮像してくれた世界にひとつしかない星座を皆さんの目で確かめてください。
今回、鈴木先生によって創りだされた星座の図にはもう一つのストーリーがあります。街の変化を示すもの、その差分を比較する為に使用された元画像は、「だいち2号」の前の衛星「だいち」が東日本大震災の前に撮像した、つくば市と守谷市の様子だったことも書き添えておきます。2011年の4月まで東北の被災地を観測し運用を終えた衛星「だいち」は、今もぐるぐると地球の周りを回っています。今回のプロジェクトで完成した画像が、日本で開発された2代にわたる人工衛星が撮像した、震災前(2011年)と震災後(2015年)の画像によって創りだされた作品であること、当たり前のように地球の中でうごめく私たちの環境で、当たり前の日常の一部のように思える活動を、一瞬だけ同じ方向に向かって同時に動いて変化を起こしたことで表出されたものであることを、そしてそれがずっとこれからも画像の中で痕跡として残されるものを皆さんが作った、ということを記しておきたいと思います。この体験を通して、参加者の皆さんにも少しでも地球環境や衛星のこと、科学やアートの面白さを知るきっかけになればと思います。

4月18日からスタートして現在開催中のドキュメント展。展示時間は18時までとなっていますが事前にご連絡くだされば19時まで公開できる場合もあります。初日のワークショップの様子はこちら。
5月16日(土)の関連企画「春の星座と人工衛星だいちの観測会」もどうぞお楽しみに!
(台風一過のあと、晴れますように〜!!!!)
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(ちなみにこのチラシの星はトリミングされた守谷の撮像ポイントであって、実際の作品はまた違ったものです。しつこく言いますがぜひ実物をご覧あれ!!)
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by arcus4moriya | 2015-05-08 19:10 | だいちの星座 | Comments(0)
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