芸大@取手での出張講義
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暑い日が続きますね。梅雨、明けたのでしょうか?

守谷のお隣、取手市には芸大の取手校舎があります。ジョイフル本田のある守谷からも芸大生が何人か卒業しています。芸大生にアーカスプロジェクトのようなレジデンス施設があることはなかなか知られていません。
アーカスプロジェクトと取手校舎との関係は、芸大が取手に校舎を設置することになった1990年代初頭から由来しています。
先週、東京芸術大学の取手校舎にて、油科・全科対象に授業をおこなってきました。その名も。
「アーティストと社会の依存関係 − アーティスト・イン・レジデンスから考える−」
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この日、チーフ朝重(ともしげ)と、ゲストにアーカスプロジェクトの2000年度レジデントアーティストであった、眞島竜男さんをお招きして、芸大入り立ての一年生、もしくは開催中の「ATLAS展」に出品中であろう先端芸術表現科の学生を対象に、講義を行いました。晴れて芸大に入学してきてそうそうなんですが、
「芸大卒業したらアーティストになりたい人」
「アーティストとしてどうやって食っていくの?」
「アーティストに要求されることってどんなこと?」
「アーティストとして有用な活動、社会に関わること、どんな表現活動ができる世界があるかetc...」

などと、現実的な話をしました。
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ざっとアーティスト・イン・レジデンスのしくみを例にしたり、海外ではどういうことが起こっているのか、社会ではどういうアーティストとの関わり方があるのか、眞島さんが20年間アーティストとして活動されてきて、どんな時代を生きてきたのか、遠慮なくいろいろと聞かせていただきました。
留学されていた頃からさかのぼり、90年代、現在のアートフェア東京の前にあった、NICAFでのプレゼン、水戸芸術館でのクリテリウムでの展示、スタジオ食堂での活動やアーカスでのレジデンス、そしてBEPPU PROJECTの清島アパートでの滞在制作、、、などなどを例にして、幅広くお話しいただきました。学生をさしおいて、スタッフも助手さんも「うわー!」と驚くような当時の話しも聞けたり。
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こんな貴重な機会に聴講できた学生さんは、きっと将来サバイバルできる方法を一つ覚えられてラッキーだったと思います。
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眞島さんのレクチャーは近現代美術の歴史をたどりながら、わかりやすく今の現代芸術表現の実践につながるような経験や必要なことを教えてくださいました。ヒントは「出口」です。「パッサパサのサンドウィッチ」もキーワードですね。
朝重からは、「アーカススタジオには外国人招聘キュレーターに、自分の作品を見せたくて説明したくてポートフォリオを持参して英語で説明する中学生がいます。」てな話題もでました。
なんのことかというと、自分の作品を自分の言葉で、もしくは英語で説明できるようにすること。です。
今年も8月26日から12月3日までの100日間、アーカススタジオに海外からのアーティストがやってきます。学生さん達もぜひ、様々な機会を得に、訪れてみてください。

最後に、
来年、京都のPARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015にも参加されることが決定した、眞島さん。
清島で一日5回レクチャーされたというものすごいプログラムもさながら、京都でも連続レクチャーが行われます。
オープンリサーチプログラム。「全体タイトルは思案中」第1回「開いて閉じる、閉じて開く、開いて折りたたむ、折りたたんで開く:日本の近現代美術について(の2時間のレクチャー)」だそうです。興味のある方はぜひに!

眞島さん、貴重なお時間をありがとうございました。
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by arcus4moriya | 2014-07-11 18:50 | AIR | Comments(0)
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