スタジオプログラム/日本人ゲストアーティストのご紹介
アーカスプロジェクトでは、日本人アーティストのキャリア構築に「国際」という新しい視点を持ち込むことを目的とし、茨城県取手市を拠点に活動するTAPとの連携によるプログラムを運営しています。TAPの推薦を受ける日本人アーティスト1名にスタジオ、制作支援費、オープンスタジオへの参加等、海外からの招聘アーティストとのスタジオメイトになる機会を提供しています。茨城県南芸術の門創造会議事業の一環として、2010年度より継続実施しています。

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アーティスト(木村泰平) 
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1986年埼玉県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。爆発のエネルギーやモーターの遠心力によって造形した彫刻作品や、落下や衝突を実際に起こすパフォーマンスやインスタレーションなど、素材や空間を破壊的なアプローチによって変形、変容させる作品を制作する。あらゆる物質の表層を内圧と外圧との境界として捉え、その両者のバランスを暴力的に歪めることで、身体と外界との間にある不可視的な摩擦を顕在化させる。主な展覧会に、「10年代の終戦」( eitoeiko、東京、2012)。現在、墨東まち見世2012ネットワークプロジェクト特別企画「どこにいるかわからない」展に出展中。

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滞在制作にあたって 
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今年度のアーカススタジオには、日本人である僕の他に、トルコ、パキスタン、韓国というそれぞれ全く異なる文化背景を持つ国々の作家の方々が滞在します。日本人であり、アトリエを茨城に構える僕にとって守谷は日頃の活動圏なため、海外作家の方々とは環境に対する意識が根本的に異なります。しかしそのホームであることにぶら下がっていては、アーカスに参加する意味がありません。幸いにも(不幸なことに)僕は英語力がほぼ皆無です。その情けなさを存分に発揮し、アーカスではなるべく“そわそわ”していたいと思います。これまでの活動で築いてきた方法論を持ち込まずに、最後の最後まで“そわそわ”しながら“あたふた”することで、海外作家の方々、アーカスのスタッフ、そしてそこに訪れる人々とのコミュニケーションが常に予測不可能なものになることを願っています。

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推薦コメント(TAP)
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TAPでは今年度の日本人アーティスト支援枠として木村泰平を推薦します。彼は東京藝術大学を卒業した後も大学付近に共同アトリエを構え、制作活動を続けています。在学中から今もこの地で制作活動を行っている彼にとって、アーカスプロジェクトでの経験は、これまで自身が活動してきたフィールドや制作する上での思考回路を拡張させる機会になるでしょう。彼の作品には、作家自身も予測しえない部分があり、その偶発的な要素を作品に昇華させる点が評価されます。爆発させる、衝突させる、引っ張るといったそれらの現象に直接立ち会わずとも、作品を見た人はその衝撃をリアルに体感するでしょう。アーカスでの活動を経て、彼が経験値として得るものは何か、違った環境に身を置くことで、常に変化する若いアーティストのこれからの生き方に期待をしています。
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by arcus4moriya | 2012-08-29 10:00 | 地域とアート | Comments(0)
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